なんと言ってもカラーの口絵。ショートカットの読子ぉ、読子ぉ、読子ぉーーーーっ!!
そゆわけで、……いつの間に捕まってたんでしたっけ?<すでに、前巻の内容、忘れてる(汗;。って、前巻、外伝だったけか。
で、この巻は、口絵の読子が全てと言う気もするのですが<をい、あとは、強いてあげれば、五鎮姉妹とジェントルメンですかー。特に、ジェントルメンには、大爆笑っ!! というか、P221 の一文のセンスの素晴らしいこと、素晴らしいこと。ほんとに、も〜〜、大笑い。しかし、ほんと、まさかこういう展開とは(^^;。や、倉田英之は、筆力的にも安心して読めるし、ほんと面白いや〜〜。……でも、6巻のあとがきの予定だと、次巻辺りで、終わりなのかしらん?<確かに、展開的にも、クライマックスだしなー
参考:既刊の感想 → R.O.D
第二部完。ここまで読みきった自分を褒めてあげたい。<をい
そゆわけで、私的にぶち殺したい小説家No.1。この読者を舐めた創作意識が腹立つ、デビュー当初は大絶賛していたので なおさら、という鷹見一幸。……って、それはともかく、あー、やっぱしラストは、下手な上に舐めた構成。ぷじゃけるなー。あー、第三部はどうしやう。
そもそも、鷹見一幸は、裏表のない素直なキャラのべたべたな感動モノを得意とする作家であって、逆に、弱点としては、深みのある人物を描く力量はないし、構成力も下手。無駄に工夫すると、突っ込みどころ満載で粗が目立つので、変に頭使うな、そもそも、最悪なことに、頭使うとろくなことを思いつかないので止めてくれ、という評価なのだけど、あー、ラストがタコなのは、鷹見一幸だから仕方ないとして、青天霹靂篇がつまらないのは、2巻程度で纏められなかったのが、敗因だと思う。……ちゅうか、単に、ラストの展開に持って行きたかっただけなら、この再興録自体、いらんだろー。
参考:既刊の感想 → でたまか
あああぁ、つまんない〜〜。このシリーズ、バカで くだらないのが売りだと思うのだけど、単に、くだらないだけ〜〜。
や、こういうタイプの小説は、もうストーリー性や整合性は無視して、ひたすらバカやる方が面白いと思うのだけど、やっぱり、ミステリの枠の中でしかなく、しかも、短編のためか、中途半端。まるで、出来の悪いライトノベルのよう。それでいて、ミステリとして面白いかというと、それも疑問で、結局、清涼院流水の作品で魅力に思ってた部分が、まったく悪い方向に作用してる予感。
あと、もともと、清涼院流水の弱点だと思うのだけど、一見、キャラクター小説に見えなくもないのに、キャラの魅力が弱いんだよなー。キャラの作りは、ライトノベルの文法、つまり、巻末の解説の言葉を借りれば、“「ここは究極ということにしてください」という読者への指示だけ”という書き方なのだけど、そんな書き方は小学生でも可能なわけで、そこからが腕の見せ所だろっ、と思うのだけど、それこそ、単なる記号化だけで終わっちゃってるんだよなー。
とりあえず、まあ、続編も期待。って、残り、分厚いよ。
参考:既刊の感想 → JDCシリーズ
うわ〜、『龍と魔法使い』を知ってると、すげー感傷に浸れるんですけどー。逆に、『リダーロイス』を知らないので、凄く損している気が。いや、予想以上に、過去作品とリンクさせてるので、やぱし、『リダーロイス』は読んどかないとダメかなー。
そゆわけで、守龍を求めて旅をする、シリーズ第三弾。『龍と魔法使い』から千年後の世界で、「千年の隠者」というサブタイトルからわかる通り、『龍と魔法使い』のネタを絡めた内容。逆に、『緑のアルダ』オリジナル部分に関しては、「その程度で…、なんだかなー」という、いまいちな感想しか抱けなかったり。過去ネタに頼らずに、もうちょっと、効果的なイベントを配置したり、伏線をはっとかないと、今つまらないだけじゃなくて、後々もつらいと思うんだけどなー。<あとがきを読むと、過去作品を読んでない人も考慮してる風ではあるけど、確かに、知らなくても意味はわかるかもしれないけど、面白さは半減以下だよなぁん
参考:既刊の感想 → 緑のアルダ
痛い、痛すぎ。凄すぎるぅ〜〜。
そゆわけで、『流血女神伝』の外伝で、若かりしラクリゼとサルベーンを描いたもの。まだ純粋だった頃の二人の、初心なすれ違いラブだったりするのだけど、恋愛が成就した先には、不幸が待ち構えているのがわかっているので、痛い、めちゃくちゃ痛い。この二人が、本編とは全く別人にしか見えないので、なおさら痛い。もう、次巻を読むのが、めちゃ怖いよ〜〜。
単に読んで面白い外伝というだけでなく、いや〜、こういう外伝の使い方、凄く上手いよな〜〜。この外伝を読んだあと、本編を読み直すと、良い意味で、印象ががらっと変わるよ、多分。前編を読んだときには、「外伝書いてる暇があったら、本編を書け〜」という感想だったのだけど、前言撤回、これはいいものだ〜。
参考:既刊の感想 → 流血女神伝
いまいち。はやく解決篇が読みたい。
「出来の悪いライトノベル」という印象。これ、ミステリとして読むと奇抜なので、いろいろ反響があるんだろうけど、でも、例えば、ファミ通文庫辺りで出ていたとしたら、割と普通に消費されてたんじゃないかしらん? スケールがでかくて凄いのだけど、じゃあ、質的に高いのか?というと、そうでもない気がするんだよなぁん。あくまで、単なるインパクト勝負だよなー。……できればインパクトだけじゃなく、ライトノベルのように、キャラを中心に書くか、構成ももっと凝って欲しかったなり。<『二輪の草』から始まるはじめの数週は、インパクトあったけど、さすがに似たような話が続くし、展開もわかりやすく予想の範囲内に納まってるので、結局、「無駄に長いだけ」という感じ。
まあ、今までは準備段階で、ほんとうに面白くなるのは、これからの後半だと思う。というか、せっかく、ここまで読んで、後半もつまらなかったら、怒るぞ(^^;。
参考:既刊の感想 → JDCシリーズ
感動の最終巻。本当に、素晴らしい話をありがとう、という気持ちです。
好みという点で言えば、この巻の展開&決着の付け方は、不満もあるのだけど、その不満な部分も含めて、これでこそ『イリヤの空、UFOの夏』だし、秋山瑞人だよなぁ。客観的に見れば、これしかないという落とし所。文句なく素晴らしい。ライトノベルでは、稀に見る最高傑作。
参考:既刊の感想 → イリヤの空、UFOの夏
上手い、おもしろい、素晴らしい〜〜。
昔は、下手とか稚拙とか人を選ぶとか、そんな印象だった うえお久光なのだけど、もう最近は、めちゃくちゃ上手くて素晴らしいという感触。や、描くべきポイントをきちんと描いて、萌え的なサービス要素もきちんと入れて、ストーリー構成もきちんと考えてあって、そしてともかく、きちんとおもしろい。綾x小鳥遊も最高だし、菜々那の短編もいいし、ジィのエピソードも、イハナも、もうもうくらくら。あぁ、特にやっぱり『多分、出会ってなかったね』が、や〜、とにかく、素晴らしい〜〜。
参考:既刊の感想 → 悪魔のミカタ
本のタイトルは、「肉人形恥辱の体育倉庫」にした方が良かったのでは。<をい
短編 4篇からなる外伝。それぞれの短編は、賀茂メインの「肉人形恥辱の体育倉庫」、菜間父娘とゲストキャラ華夢理をメインとした「ふんどし汁繁盛記」、律子メインの「誇りの代償」、葉子メインの「五十年恋歌念仏〜お梅狂乱」。
『天国〜』シリーズは、アブデルの萌え薀蓄がすべてという説もあるのだけど、外伝という性格上、そのアブデルがほとんど出ないという時点で、やっぱり、いまいちとしか言えない。いやまあ、どれもそこそこ面白いし、特に、「きれいな話」を狙って書かれた「五十年恋歌念仏〜お梅狂乱」は、わりと良いのだけど、やっぱし、物足りないよねぇ〜。
参考:既刊の感想 → 天国に涙はいらない
え〜〜っと、なおさらつまらなくなった(T-T)。
あう、1巻の頃は面白かったし、『コズミック』『ジョーカー』も、わりかし面白かったのだけど、これは、ちょっと酷すぎ。2巻、3巻と比べても、なおさら酷くなった。や、清涼院流水の面白さって、荒唐無稽なエンターテイメント指向のバカ小説、ということだと思うのだけど、そういう部分は影を潜めて、なんというか、こじんまりとまとまっちって、単にだらだら長いだけ。や、事件のスケールは大きいのだけど、所詮、予想の範囲内で、似たような事件の繰り返しなので、新鮮さも驚きもないのんね。ミステリ的要素もほとんどなくなって、これって、どこがおもしろいんでしょ?作者の自己満足だけの小説か?
まえがきで、“質・量ともに最高の、これまでの人生と創作活動すべてを総決算する内容”とか書いてるけど、正直、こんな陳腐で質的に劣ると思う内容で、作者の「最高傑作」なのかいっ、という気が。読者の好みの問題に逃げるのもなんだかなー。……次巻の最終巻は、多少は、まともになるのでしょうか?
参考:既刊の感想 → JDCシリーズ
……ゴミ。さすがにこれは、酷すぎる。
作中の言葉を借りれば、「駄作だ!時間を返せ!」という内容。って、作中では、「どんな本にも、傑作も駄作もない」とか書いてたり、駄作=読者が理解してないだけ、とも読めるようなことが書かれてるけど、ふつー、「駄作」と言うときは、それなりに作品を理解した上でだし、下手なものは、やっぱ下手だろ。<そう考えないとやってられないほど、非難轟々だったんだろうか(苦笑
「小説」を超えた「流水大説」だとでも言いたいんだろうけど、結局、作者の独りよがりの作品でしかないと思うんですけど。確かに、ミステリの枠は壊してるけど、やってることは、単に、出来の悪いライトノベル。ライトノベルは読んでないのかしらん、この作者? や、ミステリの枠を壊してまで、スケールの大きいイベントを多発させてるのに、まったく驚きも意外性もなくつまらないのは、構成と演出に問題があるせいだと思うし、ミステリの枠を壊しちゃってるので、ミステリ的な面白さは微塵もないし、解決篇も、無駄にページはとってるけど、結局、そのまんまかいっ、ちょっとは工夫しろー、という、いや〜、良いトコ、全くないと思うんですけど(^^;。あ、最後の勝負だけは、面白かったかしらん。
参考:既刊の感想 → JDCシリーズ
『ブギーポップ』シリーズの魅力は、6割が織機、3割がイナズマ、残り1割を、末間と炎の魔女が分けるという感じだと思うのだけど、この巻は、おぉ、イナズマ〜〜〜っ!! <って、期待したよりは、あまり活躍してない気もするけど(^^;。
まあ、それでも、イナズマがカッコイイのは当然として、しかし、この巻の見所は、やはり、ミンサーっっっ!! もう、べたべたに分かりやすい構成なのだけど、うわ〜、切ない〜〜〜。もう、くらくら、うきゅ〜〜〜。
……それにしても、ほんとに、オールスター勢ぞろいだよな。話的にも、かなり踏み込んでるのだけど、や、こっちのシリーズで、『ブギーポップ』を終わらせるつもりかいな。
参考:既刊の感想 → ビートのディシプリン
エロエロだー。すげー、凄い、凄いです〜〜。
清涼院流水『JDC』シリーズに登場する、探偵神九十九十九をネタにした二次創作。いや、もう、凄いよ、コレ。舞城王太郎の作品を読むのは初めてなのだけど、このセンスと感性、とにかくキレまくってるよ〜。ただの二次創作の域を完全に超えてるのは当然、この作品があるなら、駄作『カーニバル』を読んだことも、十分価値があったと思えるぐらい。もうもう、このキチガイじみて魅力あふれた内容は、ほんと凄すぎるよ〜〜。
とにかく引き込まれる文章で面白かった〜。各ヒロインと寛大誠実正直の使い方が上手いよね〜。途中までの構成は、なかなか。後半の構成は、ちとおかしい部分もあるように思うけど、ラストは、それなりにキレイで、ぐぅ。ほんと、面白かった〜。
“誰かれ構わずメガネをかけさせるなど、真のメガネっ娘萌えではない”。
あはははははーーー、バカだー、おもしろいーーーっ!!
そゆわけで、今回は、眼鏡っ娘ネタと姉萌え。まあ、葛西伸哉の萌えに関する論は、いかにも「ネットで簡単に検索して調べました」という程度の、浅いレベルでしかないのだけど、それでも今回は、なかなか、かなり面白かった。やはり、眼鏡っ娘は偉大ということカーーっ!! <というより、姉萌えをはじめとして、わりと考えなしに楽しい要素をぶち込んだところが、いい方向で作用した結果だと思うのだけど。ほんと、面白かった〜〜。
ちなみに、作者のページ によると、次巻で最終話かー。……って、このシリーズ、変に終わらせずに、売れなくなったら、そのままフェードアウトでいいような話だと思ってたのだけど、そうか、きちんと終わらせるのかー。
参考:既刊の感想 → アニレオン!
1巻に比べて、かなり良くなってる予感。内容ないけど(^^;。
しかし、一応、睦美は復活してはいるけど、しかし、うきぃ〜〜、新井 輝は、眼鏡っ娘萌えじゃないのかーーーー。あー、あと、眼鏡っ娘じゃないけど、律子ちゃんも出てこないしーーー。
や、とにもかくにも、おもしろかったけど、あまりに内容ないので、書くことなかったり(汗;。<こういう、面白い要素をぶち込んだだけの、内容なくて、くだらない作品は、好きなのよ。
参考:既刊の感想 → 恋愛極刑ハイスクール
バカでごめんなさい。や、量子論ネタって、どうにも知識が足りないせいか、嘘にしか見れなくて、ダメなのよねー。
そゆわけで、バーチャル・リアリティで、ノイマンだったり、非ノイマンだったりする近未来SFモノ。あと、主人公は、「お兄ちゃん」っ娘で、お兄ちゃんに唆されて、ネットで危ない体験をしたりする、そんな感じのお話です。コンピュータ系の専門用語ががしがし出てくるけど、正しく丁寧に説明されてて好印象。ただ、いまいち盛り上がりにかけるというか、全体に説明的で、ストーリーがいまいち面白くないのが残念なんだよなー。そもそも、ああいう設定&シチュエーションで、サービスシーンが少なすぎっ。もっと、萌え萌えな話になっても良いと思うのだけど、どうよ?(^^;<菅浩江の 作風考えれば、まあ、ああなんだろうけど
あ〜、なんでこんなにつまらない文庫を買ってるんだろ。<さすがに、もう切るつもり
そゆわけで、酷すぎ。キャラ萌え系の小説をやろうとしてるんだろうけど、結局、ラブコメとして成立できてないし、キャラもぜんぜん描けてないしで、微塵も面白くないんだよなー。まあ、この作者、こういう類の話は苦手なのかもしれないけど、プロなら、もうちっと上手くやろうよ。
しかし、コミック化かー。や、この作品、ネット上でいろいろ感想を漁っても、私に限らず酷い評価ばかりだし、絵だけで売れてるとしか思えないのだけど、このイラストを描いている BLADE さんが漫画を描いてしまったら、本気でこの文庫に価値がなくなってしまうと思うのですけどー。<っていうか、はじめから、漫画でやれ、って気が
参考:既刊の感想 → まじしゃんず・あかでみい
普通に無難な出来で、トータルでは、1巻より良いと思うのだけど、う〜〜ん。
そゆわけで、2巻は、いきなり登場人物も舞台も変わって、別に、続編として出さなくても良かったのでは? という内容。全体に悪くはないのだけど、いまいちコレといったものがないのと、ラブコメ的には、バランスが悪いのが、よろしくない。あと、キャラを中心に描いてないのもちょっとなー。……や、1巻と比べてマシになってるとは思うのだけど、やっぱ、物足りないよなー。<とりあえず、まだまだ、今後に期待ということで
参考:既刊の感想 → 学校を出よう!