うわ〜、いかにも神野オキナらしい内容で、めちゃくちゃおもしろいわぁ〜〜。
そゆわけで、男勝りで年上属性な九龍と、線の細い美少女風なハルカが、巨大ロボットで共に闘うという内容。神野オキナらしいエッセンスを詰め込んだ、キャラの魅力を生かしたオーソドックスな巨大ロボットモノで、やっぱ、ヒロイン役の九龍が素晴らしすぎるわぁ〜〜。……ただ、読了感が多少弱いのと、梓を上手く使いきれてない、という感じで、そこはちと残念。まあ、今後に期待ですなぁん。<って、続くのか(^^;
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あずみん、
adramineさん、
狩田さん、
高森さん
十分に面白いんだけど、ただ、全体的に冗長で本筋とはあまり関係ないことまで書いてあるくせに、その一方で、「それ説明になってねーよ」みたいな部分もあって、もちっと整理されてても良いと思ったり。あと、どうせ書くなら、谷山、志村の愛と友情の日々を書けーーーっ!! <をい
そゆわけで、友人に無理やり薦められたり(^^;。タイトル通りの内容で、もともと BBC のドキュメンタリー番組だったらしいけど、これ、NHK教育辺りでもやったよね。多分、観てます。いや〜、とにかく、主役のワイルズが、猜疑心の塊な人に見えて、ちょっとねー。策略を練って秘密裏に研究を進めるてみたり、どうしようもなくなったら、同僚や教え子の中で自分の意の通りになる人に協力させたり。特に、TV で観た時には、あまり良い印象は抱けなかったりして。まあ、改めて本で読むと、そんなに酷い人には見えないんだけど(^^;。……それにしても、やっぱり日本人としては、むしろ、谷山=志村予想と、その周辺の逸話の方が興味深いよね。
ラストは綺麗で良かったけれど、う〜〜ん、全体的には、いまいちでがっくし。
お嬢様と執事の恋を描いたシリーズ第三弾。正直、中盤にかけてそういうネタを持ってきたのは、今更だし、説得力がないし、なによりそれを、シリーズのクライマックスに絡めてしまっているのが、私的には大きくマイナス。っていうか、クライマックスが、いまいち弱いしっ!! 所詮、竹岡葉月に恋愛ストーリーは期待できないということでしょうか……。ただ、ラストはなかなか良かった。『不思議の国のアリス』と絡めた内容も、なかなかにグッド。まあ、この話で、ああいうネタを持ってくるとは、冒険だと思うんだけど(^^;。
あっ、そういえば、このシリーズ。ストーリーうんぬんというより、とにかくなにより、菊池久美子のイラストがとにかく素晴らしいっ!! と書いておかなくちゃならなかったんだっ。このイラストは、ほんとに素晴らしい。この表紙画像を見るだけでも、ほんとに、凄く良いですよ、このイラストっ!!
参考:
既刊の感想 → なかないでストレイシープ
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永山さん、
一歩さん
「第55回日本推理作家協会賞受賞作」みたいに、ミステリーとして売ってはいるけれど、ミステリー要素はほとんどなし。というか、ほんのわずかなミステリー的な要素が、物語の本来持つ魅力を、むしろ邪魔してると思うんですけど。あくまで、“花”をモチーフに恋愛の愛憎を描いた連作短編。
ただ、恋愛モノとしても、私的にはわりと微妙。まあ、「出来が悪い」というより、「好みじゃない」という感じなのだけど。……4つの短編のうち、まともに面白いと思ったのは、「ささやかな奇跡」ぐらいかなぁ。や、描写は綺麗なんだけど、もちっとキャラの内面を描いてくれた方が好みなんだよなぁー。
いやぁ、面白かったっ!! とにかく見どころの 山本さんxサクラも素晴らしければ、ストーリーの締め方は秀逸で、コウの扱いもグッドっ!! ……一連のザ・ワンの話は、『悪魔のミカタ』でやるには、無駄なサイドストーリーが多くて冗長でバランスが悪いという印象が否めないと思うんだけど、まあ、面白ければ、それで良いや。500ページ超でも、いっきに読ませる内容は、ほんとに素晴らしいわ。
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既刊の感想 → 悪魔のミカタ
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けんじょさん、
あずみん、
NOGさん、
adramineさん、
CAXさん、
INNさん、
びっとさん、
さくらぃさん、
永山さん
バカ小説。や、バカで熱くてくだらなくて、いい意味で荒唐無稽な漫画的な内容。ちょっとセンスが古すぎる感はするけど、非常に面白かった。ただまあ、正直、「Jコレクション」から出す内容じゃないとは思うんだけど(^^;。
そゆわけで、未来っぽい世界で、ある女性を救うために、「七本の手部隊」という化け物軍団と一人づつ闘っていく、という内容。いやぁ、とにかくバカでくだらなくて、めちゃくちゃ面白かったよ〜〜。……まあ、メインテーマの「生物と機械」の議論は、子供だまし以下内容でツッコミどころも多くしょーもないし、農学部卒という作者の肩書きのわりには、生物絡みの薀蓄も間違いとは言いきれないけど どうにも微妙だし、あくまで、バカになってくだらない部分を楽しむ内容だと思う。「あっ! 眼鏡っ子だ」<素晴らしすぎる〜〜
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adramineさん、
yama-gatさん、
sasashinさん
綺麗な文章で女子大生の一人称な内容と、かなり好みの方向なので、期待して手を伸ばしてみたのだけど、……う〜〜、ミステリ要素が強くて、なにより恋愛色がねぇ。私的には、ちと微妙だ。
そゆわけで、女子大生の「私」が日常で感じた疑問を、探偵役の円紫師匠が鮮やかに解き明かす、という形式の連作短編。円紫と「私」が恋仲になるのかと思ったら、ぜんぜんぞういう気配がねぇ(T-T)。で、文章や描写が、なかなか綺麗で魅力的なんだけど、あくまでミステリとしての構成が強くて、私的にはちとがっくし。あと、ミステリとしても、あんまりし凄いとは思わなかったりして(^^;。……もちっと、ミステリ色が弱い方が好みなんだけどなぁ。<をい
収録されてる作品の中では、表題の「空飛ぶ馬」が、いちばん面白かった。素直に気持ちの温かくなるストーリーがいいねぇ。
ダメ。キャラは魅力に欠けていて、ストーリーも表面的で、演出もちぐはぐ。……すみません、どこがどうおもしろいのか、さっぱり解らないんですけど。
[雑誌]『ファウスト』連載中?の魔女っ娘モノ。『ファウスト』のは読んでないので、私は、今回が初読。基本線は、実力があると勘違いした小学生の微笑ましくもイタい話なのだけど、なんちゅーか、変身魔法少女の設定だけを考えて他は勢いのみで書きました、という感じで、すごく場当たり的で非常にちぐはぐ。あ〜、根本的に、主人公が気に入らないというのがあるんだけど、それ以上に、非常に薄っぺらい内容で、『戯言シリーズ』で感じる西尾維新の巧さも見えない。ついでに、イラストを挿入するセンスも最悪で、下手にライトノベルの真似をするなよ。>編集 ……とにかく、読んでてひたすらつまらんかった。
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永山さん、
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yama-gatさん、
びっとさん、
JoshuaTreeさん、
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野村美月の『卓球場シリーズ』と比べて大きく劣る本作だけど、この最終巻はなかなか綺麗な大団円。まあ、駆け足な印象は否めないんだけど(^^;。あと、表紙の小鳥が素晴らしい〜〜。
そゆわけで、正義の味方な美夢と悪の大幹部なパパのご家族コメディの最終巻。結局、野村美月は、萌え系、ヲタ系の内容はダメだし、いまひとつ野村美月らしい持ち味も生かしきれてない風だったので、そこそこ綺麗に、4巻で終わったことは、正直、良かったと思う。次回作は、純粋に野村美月のセンスを生かすような作品を書いてくれないかなー。
参考:
既刊の感想 → Bad! Daddy
めちゃくちゃおもしろいっ!! けどっ、いいのか? こんな舐めた内容で許されるのか? 無料ならこれで大絶賛なのだけど、値段つけて売るものとしたら、これはやっぱダメだろ。あぁぁぁ、でも、読子さん、素晴らしいですよ、読子さんっ!! はう〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。……オレは許すっ!!
そゆわけで、第10巻は外伝。〆切に追い詰められてハイな状態で勢いのみで無理やりページを埋めただけだけ、という内容。追い詰められたら、やりたくなるけど、それでも自制するような内容を、ほんとにやってしまってるのはある意味凄いし、それをきちんと面白く仕上げるのは、それもある意味、プロの仕事なんだけど、やっぱ、プロとして失格な内容だろ(^^;。いや、最高に面白いし、私は好きなんだけど。非常にバカで、素晴らしい〜〜〜。
参考:
既刊の感想 → R.O.D
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あずみん、
永山さん、
高森さん、
NOGさん、
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keimieさん、
adramineさん、
ゆーいちさん、
一歩さん、
INNさん
つまらない、もうダメだ。これ以上付き合いきれない。や、もともと、作者が自分のために書いた二次創作&同人小説と揶揄されていたこのシリーズだけど、それでも本編は、なかなか面白かったんだけどなー。……外伝は、ほんとにつまらない。新シリーズも、多分、こういうノリなんでしょ? あぁぁ、私はもう、これ以上は買いません。多分。
そゆわけで今回は、『デルフィニア戦記』&『スカーレット・ウィザード』のキャラ総出演で学園生活を描くと言う、……あああぁ、ほんとに、二次創作の世界だよ。や、実際的には、そんなにつまらなくはないんだけど、それ以前に、作者のイタさが前面に出た作りなので、読んでて非常にツライ。私的には、もうダメだーーー。
参考:
既刊の感想 → 暁の天使たち
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kateさん、
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一歩さん、
がるさん
奇数巻と偶数巻で主人公の変わるこのシリーズ。今回はミズー側の最終巻だったのだけど、……結局、盛りあがらないまま終了。や、構成は非常に悪いし、読者を物語に没入させる気配りもないし、なにより、表面的に飾って書いてるわりには、中身はスカスカなんだよねぇ。
そゆわけで、次巻で、ほんとうのラストなんだけど、期待せずに待っていよう。<や、作品の性質上、きちんとシリーズ構成を意識してるはずなのに、にもかかわらず、そこら辺の作りが非常に悪いんだよなー
参考:
既刊の感想 → エンジェル・ハウリング
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葉月さん、
永山さん