爆発するお菓子-ポップコーン-
☆材料を用意する
- ポップコーンの種(スーパーで売っている。100円程度)
- サラダ油(商品名エ○ナなど、胸やけしにくい油が良い)
- 300mlビーカー(500mlでもよいが、食べ過ぎになる)
- 加熱道具(ガスバーナー、三脚、金網など)
- アルミホイル(爆発のカバーと食べるお皿)
- 調味料(ふつうは塩だが、化学調味料入りのものや、七味もOK)
☆作り方
- ビーカーをよく洗って水気を切る
- ポップコーンの種をビーカーの底がかくれるくらい入れる。
- ポップコーンの種がだいたい被われるくらい油を入れる。
- ビーカーにアルミホイルのふたをかぶせる
- 加熱道具で加熱する
- 種が爆発するのを鑑賞する
- 爆発がやんだら火を止めて、アルミのお皿にうつす
- 調味料で味つけする。
セットして火をつけた
爆発中です
出来上がり(ちょっと入れすぎ)
☆注意点
- ポップコーンの種はポップコーンの品種の中でもポップコーン用に改良されたものです。(普通の乾燥ポップコーンで試したところ、焦げてはじけませんでした)
- 2回目をやるときは、きちんとビーカーを冷まして、外側をよくふいてからやらないとビーカーを割る原因になります。
- ビーカーで食べ物を扱うことについては、さまざまな実験参考書で、その是非が問われています。食品専用ビーカーが用意できればよいのですが、ほとんどの実験室では、ビーカーを各分野で使いまわしていると思います。今回の実験でビーカーを用いたのは、爆発を目で見るためです。透明な耐熱容器があればビーカーの代わりに用いてもよいと思います。(ただし普通のガラス容器は割れやすいので「耐熱食器」でないと危険です)
- ビーカーのサイズと底面積は、まるでポップコーンを作るために設計されたのではないかと疑うくらい、底面積分のポップコーンの種は、ビーカーの体積まで脹れ上がります。
- よく観察しないと、ポップコーンができる瞬間を見逃してしまいます。(動画で撮ってコマ送りするとより良いかもしれません)
- サラダ油の代わりにバターを使い、調味料にしょう油を用いると、市販品のバターしょうゆ味ができあがります。(しょう油は加熱前に少量入れておくとよいでしょう)
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