クイック暗算 「19の段まで暗算で」


☆ポイント

・小学校の時に習った九九を19×19まで広げます。
・十九の段まで、「暗記」していくのではなく、素早く「暗算」して、暗記と同じように便利に使う方法です。
・インド式の計算方法もたくさん紹介されていますが、でてくる数字によってやり方を場合分けしなければならないので、「暗記」量が増えてしまいます。
・本WEBの「クイック暗算」では、11×11から19×19までの計算では、全て同じパターンで計算できるので、やり方を一つ覚えれば、11×11から19×19までは暗算できるようになります。
・クイック暗算を極めた方は99×99まで全て一つの方法で暗算できるスーパー暗算「スマイル暗算」にチャレンジしてみて下さい。
・暗算の方法としては、小学校で習った筆算を能率良くやる方法で暗算を行います。


☆例 14×16 = 224

◎考え方

従来の筆算↓

hissan.gif


◎暗算をするための計算の分解
14×16 = 14×(10+6)
      = 14×10 +  14  ×6
      = 14×10 +(10+4)×6
      = 14×10 + 10×6 + 4×6
      = 140   + 60   + 24

の3つの数字にわけて計算し,足し算する方法です。

☆ステップ 1

 「14×16」を「前の数×後の数」とみたとき

 前の数の10倍と、
 後の数の1の位×10を足します。
 140+60 =200

☆ステップ 2

 次にステップ1の数と,前の数と後の数の1の位の数字同士をかけたものを足します。
 200 + 24 =224
            ↑
            こたえ

◎頭の中の例


慣れるまでは、このような感じで紙にメモを取って練習します。
練習をしていく中で、メモを取らなくても暗算でできるようになります。

☆練習プリント

・クイック暗算やりかた 説明プリント PDFはこちら

・クイック暗算の練習問題 プリント PDFはこちら

・クイック暗算の100マス計算 プリント PDFはこちら

☆その他

・暗算になれてきたら,頭の中では,14+6として計算しても大丈夫です。(上の手書き部分の1の位の0を一つ省略して行うと速くなります)
・頭の中で「140たす60で,200。200と四六24で224!」などと唱えながら練習すると間違えにくくなります。
・この暗算は,「140円のジュースを16人分買うと2240円になる」場面など,身の回りで使うことが意外に多くあります。 ・練習を積むと、上記の100マス計算を100問3分台でできる人も出てきます。


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