メティオラ
奇岩怪石の風景(世界遺産)
まさに奇岩怪石というにふさわしい自然の造詣に圧倒される。落成や崩壊を心配したくなる奇岩の頂上に修道院が建てられている。
メガロ・メティオン修道院とバルラーム修道院を訪れたが、いずれも奇岩頂上にあるので、見晴らしがよく、カランバカの街などがよく展望できる。
←メティオラの修道院の近くから、カランバカの街が見えた(クリックして下さい) | ←メティオラにたつ女子修道院(当然ギリシャ正教) | ←メガロメティオン修道院の入口 |
修道院見学(もちろんギリシャ正教)
戒律の厳しいギリシャ正教の修道士(女)が修行する場としてこの地が選ばれた。建設に当たっては,ギリシャの独立に大きく寄与したギリシャ正教の修道場であるかことから、多くの住民が資材の提供から運搬・建設まで全てにわたって協力して作り上げたといわれている。
メガロ・メティオン修道院には、歴代の修道士たちの頭蓋骨が小さな洞に祭られている。自由に覗き見ることができる。不思議なことに、どの頭蓋骨にも下顎骨(下あごの骨)がついていない。
修道院を見学するときの注意
膝下以上の長さのスカートと袖のある服を着ないとは入れてくれない。ズボンやスラックスは、体の線が出るのでだめ。ただし、入口でだぶだぶのスカートを無料で貸してくれる。スラックスの上から履いて入場する人が多い。