情報(技術)を批評します。 "Information (Technologies) Viewer"

分かり易いく、美しい情報が提供されているか。

人は誰しも分かり易く、美しい情報に接することに歓びを感じるものである。情報をそれぞれ賢く評価することで、自分なりに正しい行動をとることができるのだと思う。その行動がまた情報の送り手側に反映されることで、こと(ビジネスなど)がより効率的に循環し、サイクルが完結するのである。

情報(技術)は、21世紀の社会(生活)を左右すると言われている。情報(技術)自体の問題点は勿論のこと、広告の内容や媒体の在り方などについて問題意識をもっておられる方からの メールをお待ちしております。よろしくお願いいたします。

問題の状況を批評し、提言を情報発信いたします。参考にしていただければ幸いです。

○ インターネットと国際電話の進歩:

インターネットを使った(安価な)国際電話サービス
としては、一旦海外に電話した上で、折り返し海外から国内向けに電話を接続するシステムが販売されていた。10年ほど前の話である。ずいぶん宣伝も行われていたように思う。当時私は、海外と交信する機会が多かったので、この方式を販売する会社と契約して大いに活用したものである。一般の国際電話と比較すると驚くほど割安であった。市内電話を使うような感じでずいぶん使ったものである。このシステムには今でも感謝している。さすがに現在まで使われているとは思えないが、この恩恵(安さ)は今でも忘れることはできない。

次に登場したのが、インターネットを使ったテレビ電話(映像チャット)である。これはインターネットの潜在力を感じさせるシステムで、今から思うと画期的であったと思う。PCにカメラを接続し、会話とともにライブ映像を写し出すシステムである。まさにテレビ電話である。さっそくジャパンメディアシステム(社)が提供するVchatを契約して最近まで数年間と言うもの毎日のように擦り切れるほど使ってきた。料金も月々わずか500円程度で、何ともありがたい代物である。ところがここに来てこのサービルを停止すると言う連絡を受け取った。時代の役目を果たしたという宣言をきく思いで快く受け入れた次第である。

同社は、今後については「LiveOn/ライブオンのAPSサービスの利用」を推奨している。このシステムは、高品質のビジュアルコミュニケーションシステムでテレビ会議システムを売りにしている。優れものと見受けたり。ついにこんなビジネス世界になったのかと驚きである。ただし使用料が月額2,100円と少々割高なので、個人が(個人として)利用するには躊躇せざるを得ない感じがする。

思案しているところで、我が家にホームステイしていたイタリアからの留学生ステファニアがメイルチャットをしていたことを思い出した。使っていたのはマイクロソフト社のMSN Messenger である。そこで今回これを使ってみることにした。ありがたいことに無料のシステムである。かってはMSNにユーザー登録を行い、固有のメイルアドレス(Hotmail Address)に使ってメイルシステムを利用することが条件だったように思うが、今はそれが制限条件になっていないようである。さっそくダウンロードしてパソコン上に設定した。幸い私は従来から補助アドレスとしてHotmail Addressも利用しているので、これを用いてMSN Messenger設定した。携帯電話の世界では、もうテレビ電話がもうすっかり一般的になっているようであるが、当然のことながら有料システムである。それに対してこのMSN Messengerは相手側もインストールしていることが必要条件であるが、海外と交信しても無料である。なんともありがたいシステムである。

MSN Messengerは驚くべきパフォーマンスを有していることを発見する。海外と交信する場合でも、音声にはほとんどエコーがなくてきわめて明瞭に聞き取ることができ、映像も使用するカメラの解像度にもよるがきわめてきれいである。快適な環境で必要なとき必要な分交信を楽しむことができる。このシステムはいただきである。推奨したい。文字チャットもつなげるし、ゲームを楽しむこともできるようである。昔からのいわゆる国際電話は、私にとってもはや無用の代物である。

(続く:携帯テレビ、携帯端末時代の到来へ)

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