1996年9月29日・京浜東北線代行バス運転記録 京浜東北線代行バス

1996年9月29日

JR京浜東北線
川口−王子間
代行バス運転記録



 赤羽駅高架工事に伴う京浜東北線・南行線の線路切り替え工事のため、川口−東十条間で電車が運休となり、前回と同様の運転形態がとられました。

 今回は「川口−王子間の代行バス」をメインに書きたいと思います。

川口駅に逆線進入する209系電車 列車の運転ダイヤは前回と同じで、南浦和−川口間では単線並列・指導閉塞式による運転が行われました。左の写真のような逆線走行シーンも見ることができました。


川口駅に仮設された車止 川口駅の南側には、木製の車止があり、列車はそこからは先に進めなくなっていました。


王子保健所前の代行バス停留所  川口駅から代行バスに乗車。バスは満員御礼状態でした。
 産業道路(県道35号線)から国道122号線(北本通り)に入り、荒川を渡ります。
 赤羽駅前で乗客の大半が下車。東北線や埼京線に乗り換える人たちはここで降りてしまうので、車内はかなり空いてきました。赤羽駅付近では渋滞が激しく、通過に約15分を要しました。
 東十条駅にはバスが入れないため、駅から約300Mほど東にある王子保健所前に臨時のバス停が設置され、JR社員が乗車券の販売と回収を行っていました。


王子駅前に停車中の代行バス
 東十条を過ぎ、しばらく走って北本通りに戻った後は順調に走り、川口から約40分かかって王子駅前に到着しました。電車だったらわずか8分の距離なのですが……。

 JR線の工事の関連で代行バスが走るのはあちこちで見られるのですが、首都圏の人口の多い地域での代行輸送がトラブルもなく行われていたのはなかなか凄いと感じた日でした。


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