JR田沢湖線代行バス・秋田リレー号乗車記
田沢湖線運休のお知らせ

JR田沢湖線代行バス
特急「秋田リレー号」
乗車記


1997年1月1日


●田沢湖線代行バス 特3便
 盛岡  10:50→大曲  13:03頃
 富士重工−いすゞ LV219S(1987年製)
 JRバス東北 641−7965

田沢湖線代行バス
 10:25の3便は2台運行でしたが、大入り満員で発車。年末年始は臨時便が運行されているということで、こちらに乗ることにしました。
 盛岡駅西口のバス乗り場から定時発車。国道46号線を西へ向かいますが、さすがJRバスは安全運転という感じでした。雫石、田沢湖、国道105号線に入って角館の各駅に停車。

開業へのカウントダウン どこも駅舎の工事中でしたが、駅前には「秋田新幹線開業まであと80日」という看板が出ており、地元ではかなり盛り上がっているようでした。

●快速かまくら3号
 大曲  13:19→秋田  14:23
 南秋田運転所 クモハ701−110

701系電車  地元では悪評高い701系に乗ってみましたが、現在は喫煙スペースを除いて全車禁煙となり、ロングシートで煙草を吸う光景は見られませんでした。電車も空いていたせいか、さほど感じませんでしたが、ラッシュのときは相当なものなのでしょうね。

3線区間(神宮寺−峰吉川間)  大曲−秋田間は在来線と新幹線の単線並列になっていますが、神宮寺−刈和野−峰吉川間は、秋田新幹線の列車交換のために、在来線の部分が三線軌道となっています。在来線側は交換可能駅も多いのですが、新幹線側はここ以外では和田駅にしかないため、かなりダイヤ的には苦しいような気がしなくもないのですが……(^^;

●特急 秋田リレー16号
 秋田  14:48→北上  16:57
 南秋田運転所 キハ110−304

神宮寺駅を通過する上り「秋田リレー12号」
 キハ110の特急列車ということで、さぞかし気合の入った走りを見せてくれるかと期待していたのですが、どーもスピードが乗らないと思っていたら和田駅で交換待ちの6分停車を食らってしまいました。(^^; その後も特急らしくない走りで大曲まで。交換設備はすべて1線スルーになっているのだから、もっと飛ばしてもいいと思ったのですが。大曲から先は新幹線工事とは関係なく、駅構内はポイント制限も厳しく、未改良のままでした。

ほっとゆだ駅に停車中の「秋田リレー16号」  横手から北上線へ。線路の規格も落ちますが、それでも頑張って走っていました。ほっとゆだで4分停車。対向列車はキハ100でしたが、「ドラゴンレール大船渡線」のステッカーが貼ってありました。どうやら共通運用されているようです。
 和賀仙人あたりで日が暮れて真っ暗になり、最後に最高速度ぎりぎりで特急らしい走りを見せ、北上16:57着。

 「田沢湖線代行バス」「秋田リレー号」の活躍もあとわずか(3月21日まで)となりましたが、最後まで頑張ってほしいものです。

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