此処では制作中(または過去に作成した)の作品を手順にあわせて説明しようと頑張っているページです。 |
今回はEARTH102作成手順の紹介です
(人魚さん Part.7)
【原画作成】
スキャナーで取り込んだ下絵の輪郭を修正するために輪郭線を2値化したものです。
取り込んだ下絵をSuperKIDの2値化(白と黒)で加工します。 白と黒を分ける仕切の値は特に設けず、何時もそのまま一発変更で終りにしています、しかしどうしても気になる場合はスキャナー取り込み時に明度のレベル調整で対応するくらいでしょうか。 |
約1週間掛けてチマチマと(輪郭を)ドット修正した原画です。
ドット修正はSuperKIDにてルーペを表示しながらとにかくコツコツと修正しています。 これが一番根気が要る作業ですよ。 |
輪郭線の修正が終わった原画に仮塗りを施したものです。
この辺はSuperKIDでもPhotoShopでも変わりはありませんので塗りやすいツール使っています。 全体を見ながら塗るならPhotoShop、細かい微調整(輪郭線の修正)をしながら塗るのならSuperKIDって感じです。 |
仮塗りが終わったら何時も通り肌から塗り始めます。
肌塗りの順番は
ブラシサイズは50をメインに35〜100ドット程度の物を使用します。 色については16色時代から変わらない白の他に3種類の色をベースに計4色を使い分けています。 R G B
まずは白で感じをつかんで明るい色から暗い色へ階層に分けて塗っていく事が多し! 今回のレイヤーパターン
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今度は何げに乳房を塗って黒い主線も一緒に消してみました。此処も肌と同様にブラシを使って塗っています。
口は、まず円形グラデーションを使って舌に丸みを出して、口内は線形グラデーションを利用
次に目ですが瞳の周りは円錐状グラデーションを利用、場合によってはブラシで微調整を行います。 瞳の光った部分はブラシをただ当てただけで、大きさを変えて3種類ほど。 瞳自身のグラデーションは青を基本とした円錐状グラデーションで加工したあと中心から下の部分に若干の
今回のレイヤーパターン
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次は髪の毛です。
ここ最近はグラデーションのみと言う塗り方はせず3段階の陰影を塗った後に天使のリング?を描いています。 本来なら時間を掛けてもう少しきれいな髪を描けば良いのでしょうけど気が短いので身が持ちません(^^; 通常はレイヤーを「明るい髪」「中間の髪」「暗い髪」の3つに分けて塗った後(揉み上げ部分はまた別)最終的には1枚の合成、更に天使のリング用(光沢)に1枚レイヤーを追加して円形グラデーションを利用して描き込みます。
今回のレイヤーパターン
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さて、此処ではウロコをイメージしたテクスチャーを作ってから「シアー」で若干の曲線を施します。
それを腰から太股部分かけて1枚、足の膝にあたる部分から足首?に掛かる部分に1枚、残った部分に1枚と計3枚のテクスチャーを張り付けて繋ぎ目をブラシで暈かしてみると、それなりに雰囲気が出てきます。(笑) しかしこのままでは立体感が感じられないので
今回のレイヤーパターン
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次にヒレにあたる部分をグラデーションで色付けを施してレイヤーの不透明度を80%ぐらいしてみました。
もちろんグラデーションだけでは物足りないので光沢をブラシやグラデーションの重ね合わせで更に質感を出してます。
今回のレイヤーパターン
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ここからは殆ど最後の仕上げにはいっていきます。
まずは背景になりそうな深海の写真をフリーサンプル(素材)から見つけて合成。
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次に黒のみだった輪郭線をマスクではみ出さないように設定しながらブラシを使って目立たなくしてみました。(特に胸の線や光が多く当たる部分を中心に) |
水の中なので泡を追加してみました。大きさは3種類、カット&ペーストを繰り返して泡を散りばめてます。 しかし、泡自体が暗くて目立ちませんから淡い光を放つようなイメージで、キャラクタと泡に白い暈かしを設けました。 これはキャラクターと泡を自動選択ツールで選んでから、範囲の拡張後、白で塗りつぶして、ガウス暈かしを使ってソフトフォーカスっぽく暈かしています。 何となく明るく感じますよね?
今回のレイヤーパターン
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暫く出来上がった絵を見ていると胸をそのまま出しているよりは隠していた方がいいか? ってな訳で乳バンドで隠しちゃいました。 あとはネームを付けてから若干ガウス暈かしを施して縦横1/2に縮小したら一応終りです。
毎度の事ながらCG覚えたいって人のためには使えない手順だよね(;--) まぁ絵は1日にして成らず描き続けることが大事だと思います・・・・エラそぉ〜やね 今回のレイヤーパターン
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