-
集英社 スーパーダッシュ文庫
◆ ベン・トー サバの味噌煮290円 /アサウラ -
バカだっ。愛すべきバカ小説。や、バカ小説としての組み立て方は、わりと王道なんだけど、キャラクターの使い方が巧く、非常にクオリティの高いバカ小説に仕上がってるのんな。……ただ、ちと好みじゃなかったりはするけど(^^;。
そゆわけで、夜のスーパーで繰り広げられる半額弁当を巡るバトルを描いたお話。ネットの各地で評判が良かったので買ってみたのだけど、いやぁ、期待を裏切らない、良い意味で想像通りの内容で、非常に面白かったです。とにかく、基本に忠実なバカ小説。王道的なストーリーの組み立て方もいいんだけど、なんといっても、キャラの造形と、そのキャラを巧く使った演出が、非常に出来が良いのよ。ほんと、白粉の妄想や白梅の性格がアクセントとして絶妙で、そして、各所に挿入された主人公の妙な独白が、笑える笑える。内本君とか石岡君って、なんだよ(笑)。まあネタ小説だし、正直、好みの線ではなかったのだけど、とにかく面白かったです。
しかしそいえば、主要登場人物をみると、なんで「著莪あやめ」が載っているだろ。ほとんど出番はなかったし印象的なキャラでもないと思うのだけど、もしかして、あとがきの削除されたネタって、「著莪あやめ」絡みなのかしらん?
[ 2008.03.21 ]
-
集英社 スーパーダッシュ文庫
◆ ベン・トー2 ザンギ弁当295円 /アサウラ -
ぐはっ、なんと素晴らしき眼鏡っ!! 表紙のイラストも素晴らしいのだけど、この新ヒロインが眼鏡っ娘ですよっ!! つまりこれで、3ヒロイン中、2人が眼鏡っ!! ビバ眼鏡っ!! 眼鏡っ娘ぉぉっ!! ……いや、萌え的な要素はほとんどないけどな(^^;。
スーパーで毎夜繰り広げられる、半額弁当を巡る狼たちの闘いを描いたシリーズ第二段。今回は、前回も名前は出てきた佐藤の幼なじみ、著莪あやめが登場。東区を率いる《帝王》が、佐藤らの なわばり である西区へと侵攻を開始する……。と、いやぁ、描写といい、演出といい、構成といい、とにかく巧いよなぁ。争奪戦の躍動感も、いかにも美味そうな弁当も描写も、ほんとに秀逸。随所に散りばめられた小ネタも面白く、読後感も文句なく素晴らしい。そして、なんといっても、新ヒロインの著莪が、マジに、くぅ〜〜〜〜。男勝りでサバサバした性格の、巨乳眼鏡。そして、佐藤に対する素直になれない想い。まあ、萌えも恋愛色も弱いのだけど、争奪戦の熱い展開に、上手くアクセントになってるのよ。ほんとにマジに素晴らしい作品ですっ!!
[ 2008.07.01 ]
-
集英社 スーパーダッシュ文庫
◆ ベン・トー3 国産うなぎ弁当300円 /アサウラ -
眼鏡分が足りねぇ(号泣)。白粉が、白粉の出番が減りまくり。もはや、巻頭カラーからも姿を消してますよ(T-T)。そして、何故か眼鏡をかけてない、著莪の巻頭カラーに絶望したっ!!
というわけで、半額弁当の争奪戦を描いた『ベン・トー』。今回は、槍水先輩のターンかしらん。著莪はともかく、白粉の出番が減りまくりなんですが(T-T)。まあ、キャラ的には、槍水先輩も、著莪も、そして、不幸少女のあやめも、なかなか美味しくはあるのだけど(^^;。……それにしても、キャラが魅力的なのは当然、とことん地力の高い文章で、描写といい、構成といい、相変わらずクオリティ高いよなぁ。ツボをついた小ネタも満載で、文句なく、もう笑える笑える。マジに素晴らしすぎるよっ!!
[ 2009.01.30 ]
-
集英社 スーパーダッシュ文庫
◆ ベン・トー4 花火ちらし寿司305円 /アサウラ -
めがねぇぇぇぇぇっっっ!! もともと眼鏡っ娘率の高いこの眼鏡っ娘小説でカバーイラストに見覚えのない眼鏡っ娘がいると思ったら、新キャラが眼鏡っ娘だとぅ。夏祭りの開放的な空気の中で、肌も露に眼鏡も吹き飛ぶ少女たちの熱いバトルが素晴らしい素晴らしい。
夏。全国の強敵たちが集うある田舎のスーパーに遠征した佐藤らHP同好会は、悩みを抱えた二人の少女―淡雪えりかと禊萩真希に出会う……。という感じで、やたらと挿入される佐藤の独白も、さらに磨きがかかり、もはや芸術の域へ。「かめはめ波」をはじめとした親父の武勇伝、そして、セガへのコダワリが、とにかく読んでて大笑い。そして、今回は、ゲストの二人の少女の友情ストーリーなわけだけど、対比される著莪と佐藤の関係も、過去の想いを含めて、いい話に仕上がっていて、ホント素晴らしいなぁ。大人しい眼鏡っ娘と気の強いポニテ娘の友情ストーリーが、もうもう、うひぃ〜〜〜〜〜〜〜。
[ 2009.07.30 ]
-
集英社 スーパーダッシュ文庫
◆ ベン・トー5 北海道産炭火焼き秋鮭弁当285円 /アサウラ -
もともと半額弁当争奪戦というネタ系の作品にもかかわらず、うわぁ、恋愛増量で、とても綺麗な青春物語になってるぅ〜。それにしても、佐藤はリア充すぎるなぁ。
今までも名前だけはなにかと出てきた、みんなのアイドル広部さんが登場。自分を失いかけた広部さんは、昔と変わらぬ佐藤と再会し……。と、今までも、佐藤の著莪や槍水との関係は絶妙のバランスで描かれてたけれど、ここに来て、正面から恋愛と青春の悩みがテーマに。今回の中心は広部さんなんだけど、やっぱ、著莪の立ち位置がいいなぁ。惚れる。佐藤の選択も素晴らしい。……ただ、個人的には、もちっとギャグを前面に出してくれたほうが好みだなぁん。てか、白粉の出番が少なすぎるだろっ!!
[ 2010.02.12 ]
-
集英社 スーパーダッシュ文庫
◆ ベン・トー5.5 箸休め 〜燃えよ狼〜 /アサウラ -
タイトルどおり、箸休め的な番外的短編集。特に面白かったのが、著莪の高校の文化祭を舞台とした「鳥になった男たち」。相変わらずの白粉はいいねぇ。「キターーーーーーーーーーーー!!」はねぇだろ(爆笑)。そして、あせびちゃんあせびちゃん、愛されてるなぁ〜。……「鳥になった男たち」以外では、「著莪あやめのお見舞い」と「白粉花の夏休み」が印象的。佐藤を中心とする人間関係は、なんやかんやで綺麗で雰囲気が抜群なんだよなぁ。
[ 2010.05.05 ]
-
集英社 スーパーダッシュ文庫
◆ ベン・トー6 和栗おこわ弁当310円 /アサウラ -
うわぁ、白粉がせつない。や、楽しい文化祭を強調するためか、所々で淋しい描写を入れてくるのが憎らしいよな。……それにしても、茉莉花、怖ろしい娘っ!!
文化祭の準備の最中に見かけた高級志向のスーパー。そこは、<スルーア>の跋扈する槍水仙も勝利したことがない特殊なスーパーだった……。という感じで、仙の妹・茉莉花、登場&文化祭。茉莉花が中心な分、白粉が一歩引いてる印象だったのだけど、そもそも筋肉刑事がないのかっ!! とにかく、可愛さ炸裂な茉莉花と茉莉花をとられてヤキモチ妬きまくりな仙がとっても美味しゅうございました。相変わらずのセガ愛も素晴らしく、ほんと高レベルで安定した面白さだよな。いやぁ、良かった、良かったっ!!
[ 2010.09.02 ]
-
集英社 スーパーダッシュ文庫
◆ ベン・トー7 真・和風ロールキャベツ弁当280円 /アサウラ -
新キャラとして、HP部OG鳥頭登場っ!! 眼鏡っ!! 眼鏡っ!! や、ホント、『ベン・トー』は眼鏡っ娘が多いな。作者のアサウラは、マジ、尊敬に値するっっっ!!!
修学旅行で槍水不在の折に、HP同好会にOGを名乗る鳥頭登場っ!! と、とりあえず、いつも以上に脇道に逸れてる印象(^^;。佐藤の交友関係のバカさ加減といったらっ!! ……まあ、新キャラ登場といいつつ、今回輝いていたのは、白粉と沢桔姉妹か。白粉のクリーチャーぶりはともかく肉壺って(爆笑)。いやもう、読んでてひたすらニヤニヤしまくりですよっ!! いやぁ、笑ったっ!! 笑ったっ!!
しかし、HP部崩壊の経緯も見え隠れしはじめたけど、今後はHP部の過去に話が向かうのかしらん?
[ 2011.03.06 ]
-
集英社 スーパーダッシュ文庫
◆ ベン・トー7.5 箸休め 〜Wolves,be ambitious!〜 /アサウラ -
最高傑作級っ!! いや、所詮、短編集かと思って読み進めてたのだけど、そのうちの一編「ある日の著莪あやめ」が素晴らしいっ!! てか、秘めた想いを明示してしまうのは卑怯だろっ!! 卑怯すぎるだろっ!! そして、将来的には、一緒にならないだろうというのが見え隠れしてるのが、なおさら素晴らしいねっ!!
というわけで、短編の中では、「ある日の著莪あやめ」がとにかく素晴らしかったけれど、それ以外にも、「3.5倍」がマジやばい。うわっ、茉莉花っ!! なんだよその温泉シーンはっ!! あとは、「天使の贈り物」。あせび……。
いや、相変わらずのセガへの愛も素晴らしく、いい短編集でした〜。
[ 2011.08.07 ]
-
集英社 スーパーダッシュ文庫
◆ ベン・トー8 超大盛りスタミナ弁当クリスマス特別版1250円 /アサウラ -
アソビン教授というと、セガのオリジナルの方ではなく、『ヤマモト・ヨーコ』を思い浮かべてしまう私です。
それにしても、なんだろう、この佐藤のモテぶりはっ。や、佐藤と著莪の関係が、相変わらず、すっごく憧れるのだけど、さらに、槍水先輩のせつなさ炸裂な展開は、ホントたまらないなぁ。最も最強に近い狼・サラマンダーとの対決も手に汗握る内容で、いやぁ、素晴らしい素晴らしい。
クリスマス近づく12月。槍水はHP同好会伝統のクリスマスパーティーを楽しみに待っていたが、それを知らない白粉、佐藤ともに、すでに別の予定を入れており……。というわけで、対サラマンダー戦も、一人蚊帳の外に置かれた槍水先輩が、とにかくせつないの巻。一方、佐藤は、オルトロスに、著莪に先輩と、何気にモテモテで羨ましい限りだっ、畜生っ!! いよいよ二つ名も付きそうな展開で、今後、どうなっていくんだろ。
[ 2012.01.09 ]









