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好きなら、言っちゃえ!! 告白しちゃえ!! ―ソードアートオンライン



アスキー・メディアワークス 電撃文庫
ソードアート・オンライン1 アインクラッド /川原礫

最高傑作級っ!! オンラインゲームをネタとした、死と隣り合わせの日常を描いた物語なのだけど、おもしろいっ、めちゃくちゃおもしろいっ!!

バーチャルリアリティが進化した近未来。次世代MMORPG『ソードアートオンライン』は、開発者自らによるクラッキングの結果、プレイヤーはログアウトできなくなり、ゲーム世界で生きざるをえないことに……。という感じで、オンラインゲームをネタにした物語としては、わりとオーソドックスな作りだと思うんだけど、それが、きちんと高いレベルで作られているので、もうっ、期待を上回る面白さっ!! まあ、キリトとアスナはろくに説明もなくどんどん親密度がUpしてくのはどうよ?といった風に、ちょっと荒削りな部分もあるのだけど、それを含めて味のある作品になってる感じ。身近なゲーム世界とすぐそこにある死の恐怖を上手く融合させつつ、期待を裏切らない展開が、ほんと、面白かったですっ!!

……しかし、それにしても、綺麗に纏まっているのに、1巻となってるのは、どゆこと?

[ 2009.04.15 ]


アスキー・メディアワークス 電撃文庫
ソードアート・オンライン2 アインクラッド /川原礫

前巻で綺麗に決着がついていたので、「続きはどうするんだろう?」と思っていた第二巻ですが、内容は、その後の話ではなく、SAO攻略中の4つのエピソードを集めた短編集でした。や、主人公補正しまくりな キリトのフラグ立てまくりな過去が明らかにっ!!

そゆわけで、次世代MMORPG『ソードアートオンライン』で、数少ない女性プレイヤーとフラグを立てまくる、少年・キリトの4つの短編。心温まるストーリーはほんと素晴らしいのだけど、ただ、すでに前巻で、キリトとアスナが結ばれるまでが描いてるので、他の女性キャラとのアレコレは、ハラハラドキドキ。鈍いフリして、なんという女殺し。うひぃ〜〜〜〜。

ホント、4つの短編はどれもホント出来がいいのだけど、中でも印象的なのは、最後に収録されている「赤鼻のトナカイ」かしら。キリトの悲壮さが痛々しく、そして、ラストが切なすぎて泣ける〜〜。……それにしても、3巻もあるみたいなんだけど、こういう短編集で続けるつもりなのかしら?

[ 2009.08.12 ]


アスキー・メディアワークス 電撃文庫
ソードアート・オンライン3 フェアリィ・ダンス /川原礫

単巻としてはすっごく面白いんだけど、ここまで強引な理由を作って続編を続けるなんて、最悪だっ!! ……せっかく、綺麗なラストだったんだから、素直に、新しい物語にすればよかったのに。

現実世界に戻ってきたキリト。しかし、アスナの意識は戻らぬまま……。というわけで、綺麗に纏まっていた1巻からどう続けるんだろう? と思ってたんだけど、無理矢理すぎる継続に、これはあまりに酷いだろ。チープすぎる悪役と、無理筋で都合良すぎる理由付け。こんな強引な理屈で、あの1巻の限りなく綺麗なラストを台無しにしちゃうんだ? これだったら、素直に、主人公交代で新ゲームってことでよかったんじゃね? ……まあ、それはともかく、物語的には、新ゲームになってもキリトくんは相変わらずで、そして、妹キャラ登場と、十分以上におもしろい。マジ、キリトのモテっぷりは半端ねぇ〜。

[ 2009.12.12 ]


アスキー・メディアワークス 電撃文庫
ソードアート・オンライン4 フェアリィ・ダンス /川原礫

フェアリィ・ダンス編終了。やはり、熱い王道展開は最高っ!! ストーリーはお約束なので、あまり語るべきはないのだけど、最後まで一気に読まれる牽引力はさすがだなぁ。……ただ、アインクラッド編に比べると、徹頭徹尾、敵が小物で魅力に欠けたのが、残念。直葉との関係も、もう少しなにかあるかと思ったのだけど、上手くかわされてしまった印象だし。そゆ点では、多少物足りない部分も。

なにはともあれ、次巻は新展開か。キリト氏の所業に期待していますっ!!

[ 2010.04.25 ]


アスキー・メディアワークス 電撃文庫
ソードアート・オンライン5 ファントム・バレット /川原礫

新ゲームに移行して、キリト弱化、スグがぜんぜん出てこねー、と思ったのも束の間、あっという間にヒロインゲットで最強伝説だと……。相変わらず過ぎる(笑)。

実際に死人が出ると噂される《死銃》事件。総務省から調査を依頼されたキリトは、銃撃戦メインの GGO へ。慣れ親しんだ剣と魔法の世界との違いに戸惑うキリトだが……。という感じで、新章スタート。銃撃戦メインの闘いでもキリトの無双ぶりは健在というか、むしろ一層凄いことになってるよっ!! 強い、マジ強すぎるっ!! ほんとキリトは凄いという印象ばかりなんだけど、ただ、ストーリー的には、まだ、新ヒロインとの絡みは恋愛に発展してなかったり、まだまだこれからかしらん。

[ 2010.08.11 ]


アスキー・メディアワークス 電撃文庫
ソードアート・オンライン6 ファントム・バレット /川原礫

いやぁ、面白い面白い。分厚いページ数もなんのその、一気に読んでしまったよ。……ゲーム内の銃弾が現実の死を引き起こす《死銃》事件を調査するため、《GGO》へログインしたキリト。ゲーム内のトーナメントで戦いながら、その危険な事件の真相に迫ることが出来るのか。「あなたが、私を一生守ってよ」って、相変わらず、キリトさん、マジパネェ(笑)。

無敵のキリトさんも苦戦するような現実と交錯する展開が、ホント手に汗握って面白かった。事件の真相は、それは怖すぎる。怖すぎるよ。でも、もちっと大きい背景があるかと思ったら意外に小さな話で、えっと、もしかして、次巻以降でなにかあるのかしらん? ……しかし、アスナ交えて、もう少し恋愛展開があるかと思ったら、そこら辺は弱くて、ちと残念。スグすら絡みが弱い状況だと、シノンの今後の今後の活躍は難しいかしらん。なんやかんやで、アスナ磐石なんだよな。

[ 2010.12.20 ]


アスキー・メディアワークス 電撃文庫
ソードアート・オンライン7 マザーズ・ロザリオ /川原礫

最・高・傑・作っ!! アスナを中心とした番外編的な内容なのだけど、うわぁ、なんという切なく感動的な物語(T-T)。特に、終盤はひたすら号泣。卑怯に泣かせる話だけど、素晴らしいっ!!

ルーキーにもかかわらず、キリトすらも倒した謎の剣豪《絶剣》。噂を聞いたアスナは《絶剣》に勝負を挑む……。という感じで、キリト無双が目立つ『ソードアート・オンライン』の中で、アスナパワーアップ編ともいえる内容。うわぁ、お涙頂戴で真っ直ぐな成長物語なのだけど、王道だけあってこれは泣ける。きちんと、アスナならではという内容になってるのがいいねぇ。……それにしても、もはや通常戦闘では、どこかしら手を抜いてるような感じのキリトだけど、どうせなら、ガチのキリトのバトルが見たかったなぁ(^^;。

[ 2011.04.14 ]


アスキー・メディアワークス 電撃文庫
ソードアート・オンライン8 アーリー・アンド・レイト /川原礫

短編集。まだ親密でない頃のキリトとアスナが殺人事件に挑むミステリ風味の「圏内事件」、時間軸としては最新、聖剣エクスキャリバーの獲得クエストを描いた「キャリバー」、そして、デスゲームと化した《SAO》の初日の出来事を描いた「はじまりの日」の三篇。

どれも面白かったけれど、特に印象的だったのは「はじまりの日」。これが、とにかくせつない。死と隣合わせの現実を受け止められないままβテストの知識を総動員してスタートダッシュするキリトと、その中で起こった出来事が、もう痛々しくて痛々しくて、ほんと切ない。しかも、その残酷な現実の中でもゲーマーとしての本懐を感じさせる描写が怖いね。ラストの涙もGood。

あとは、「キャリバー」。シノンすげーな(^^;。

[ 2011.08.19 ]


アスキー・メディアワークス 電撃文庫
ソードアート・オンライン9 アリシゼーション・ビギニング /川原礫

アリシゼーション編スタート。って、前振り長げぇよっ!! いや、最初の「プロローグI」がやたらと長いこと長いこと。正直、この構成は、瑕疵と断言していいレベル。プロローグIIからは普通に面白いのだけど、ろくに情報も提示されてない段階でのプロローグIの長さは、ちょっと酷いな……。

それはともかく、新章スタートで、丸々一冊プロローグという感じ。それにしても、キリトの無双ぶりが凄かったとはいえ、新ゲームは、まさかのレベル1スタートとはっ。でも、SAOは、キリトの無敵な強さと女たらしな様子を楽しむ作品だと思うので、どうも、作者の工夫の方向性が迷走しはじめてるような気がしてならない。本番は次巻以降とはいえ、ちと不安だなぁん。きちんと、キリトがさくさくソードスキル使いまくりで、女性キャラをはべらせまくりになればいいのだけど……。

[ 2012.02.14 ]

◆ 感想りんく

◆ 川原礫