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好きなら、言っちゃえ!! 告白しちゃえ!! −Sense Off



[WIN] Sense Off /otherwise

1stぷれい 成瀬BAD。ラストやり直して 成瀬エンド
……アレ、回避すると、なぜ BAD(T-T)。

えーっと、……いまいち。雰囲気的には悪くないけど、話の構成とか展開は、そんなに、良く出来てるとも思わなかったりして。というかマイナス。まあ、やけに、周りの評価が高くて、必要以上に質的部分での高さを期待してしまったというのもあるし、このゲーム構造から想像するに、他シナリオをクリアする前に、そもそも評価するのはマズイ気もするけど。でも、現時点ではいまいち。

やぱし、前半は、成瀬をはじめとする登場人物の描写とか、すごく関心させられる部分が多かったし、あたし的にすごく好きだったのだけど、後半になって、描写といい、展開といい、どんどんオレ的、評価マイナスポイントを積み重ねられた上、ラストも演出的にはともかく、ストーリーとしては、ひねりもなんもないぞ、という感じ。

しかし、[WIN]『フロレアール』をやったときも思ったけど、このシナリオの人、ホント「若い」文章書くなぁ。良い意味でも、悪い意味でも。ちなみに、『フロレアール』と『Sense Off』、確かにシナリオは同じ人だなぁ〜、とは思うけど、テイスト的には全く違う(『フロレアール』は基本的に萌えゲー)ので、『Sense Off』的なものを、『フロレアール』に求めると、期待はずれかも。いや、元長柾木さんが好きということなら、買っても良いとは思うけど。

[ 2000.09.03 ]


[WIN] Sense Off /otherwise

2ndぷれい 珠季エンド

くぅ〜〜、最高けっさ……、って、なんでわざわざ、そういうラストにするー

やっぱ、このシナリオの人、わざわざ難しいことをやろうとするのだけど、もう一歩のところで、実力がおっついていないというか、惜しいんだよなぁ。後半部分は、凄くぎりぎりのラインで頑張っていたので、そういう意味でも感心だったのだけど、あのラストを描くには、ちと足りない。まあ、そこで、無難にまとめようとしないで、最後まで突っ走ってしまうのが、あたし的に「若さ」を感じさせる部分の一つではあるのだけど。

と、それはとにかく、告白がらみ、その前後の描写が、ぎりぎりのラインなのだけど、すごくぞくぞくと素晴らしいのよ〜。その場面の見せ方も上手いけど、そこまでもっていく展開なんかも、グゥ。うーん、考えてみれば、成瀬シナリオもそこまでは、かなり良かったんだよなぁ。……つまり、『Sense Off』って、恋愛要素以外、邪魔、という作品か(^^;。

[ 2000.09.06 ]


[WIN] Sense Off /otherwise

3rdぷれい 椎子エンド

うぐうぐ。エピローグは、感動、ちょい泣き。でも、あのエピローグ自体の出来は、確かに良いし、好みなのだけど、……このエピローグがやりたいのなら、別に、それ以外の部分、要らないよね(^^;。いや、他のシナリオでもそうだけど、エピローグが、本編から凄く浮いてるように思えるんだよなぁ。結局、構成に失敗してるためだと思うのだけど。

椎子のエピローグが良かったのはおいとくとして、うーん、あたし的には、やっぱし、超能力要素不要って感じ。椎子シナリオは、後半になって超能力が絡んできても、なかなかおもしろさを持続してはいたけど、やはり前半の恋愛パートには、適わないって感じ。それどころか、後半に超能力話を持ってくるために、恋愛パートの後半が構成的に、ちと無理してる部分あるし。もったいないんだよなぁ。

それにしても、椎子の立ち絵、すげーかわいい〜〜。めちゃくちゃいい〜〜。珠季のびっくり顔にも、グッときたけど、椎子さいこーやよー。

[ 2000.09.07 ]


[WIN] Sense Off /otherwise

4thぷれい 依子 END

眼鏡のお姉さん。……眼鏡っ娘とは、微妙にちゃう。もうちゃっと、なにかあるかと思ったら、完全におまけシナリオ。うみゅう、残念。

5thぷれい 美凪 END

ああぁ、やっぱし、恋愛以外の要素、邪魔。というか、あそこら辺のネタは、まあO.K.なんだけど、なんで、わざわざそういう、とってつけたようなラストに持っていくのよー。そのなんやかんやで稚拙なシナリオ構成を、変にこだわった文章とかやけに巧い演出とかで、煙に巻いてごまかしてるのが『Sense Off』だと思うのだけど、美凪シナリオは、むちゃくちゃストレートにわかりやすくて、その分、やけに粗が目立つ。くちょ〜〜。

[ 2000.09.09 ]


[WIN] Sense Off /otherwise

6thぷれい 透子END

最強の超能力者。見上げる顔のアップとか、くぅ〜〜〜。展開は、これだよ、これ。やっとまともなのが出てきたよ〜〜、って感じだったのだけど、…代わりにというか、他のシナリオでは素晴らしかった演出や文章回しが、透子シナリオでは、明らかに弱い気がするのですけど。う〜、ラストのラストとか、すごくもったいない〜〜〜。

7thぷれい 慧子END

で、ラスト、隠しキャラ。うわ〜、べたべただけど、展開的には良い感じ〜。……ただ、透子シナリオ同様、やぱし、演出や文章回しが弱いのは何故(T-T)。SF的な要素も、こういう使い方をしてくれる限りは、恋愛以外の要素邪魔、みたいな言い方はしないのだけど、なんで、透子シナリオや慧子シナリオのような使い方してくれないかなぁ〜〜。

で、これで、一通りクリア。あたし的には、あゆシナリオのない『Kanon』という印象。演出ということで言えば、間違いなくゲーム史上最高レベル。今まで、演出的に素晴らしい、と言ってたゲームはいくつもあるけど、『Sense Off』と比べたら、ゴミみたいなもん(あ、『Kanon』は除くけど(^^;)。それぐらい素晴らしい。音楽の使い方とか、そのものも、あたし的には、かなりグゥ。

部分的に切り取ると、椎子のエピローグ以降とか、珠季の告白シーン前後の描き方とか、めちゃくちゃ素晴らしいシーンがあるのだけど、……やぱし、なんでわざわざそういうラストにする〜〜、ちゅうのがありすぎて、全体としてみると、ダメ。半分わざとなんだろうけど、ああいうラストの展開自体は、わりかし好きな人なので、それが、めちゃくちゃいい加減に描かれていると、なおさら腹が立つ。やぱし、残念な作品だよなぁ。

[ 2000.09.10 ]

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