Ngraphの概要
Ngraphとは
- Ngraph は理工系学生, 研究者, 技術者のために作られた2次元グラフ作成プログラムです。
- Ngraph は論文や発表用原稿などのプレゼンテ−ション用グラフ作成に威力を発揮します。
- Ngraph はデ−タ解析をアシストします。
- 汎用性のあるASCII形式のテキストファイルから数値デ−タを読み込みグラフにプロットすることができます。
- n次関数・ユ−ザ定義関数による最小二乗フィットができます。
- プロットされたデ−タの評価・マスク・変更も可能です。
- 指定した数式で入力デ−タを加工する高度な数式変換機能などを備えます。
使用規定・配布等
- Ngraph for X11 はフリーウェアです。
- Ngraph for X11 の著作権は石坂智(いしざかさとし)が保有しています。
- Ngraph for X11 の転載・配布は商用利用、非商用利用に係わらず自由にできます。
- Ngraph for Windows はすでにリリースされていますので、Windows環境への移植を禁止致します。
- このソフトウェアを使用することによって生じた損害等につきまして、当方では一切の責任を負いかねます。個人の責任において使用してください。
環境設定
Ngraph 環境設定は環境変数 NGRAPHLIB, NGRAPHHOME で行います。Ngraphを正しく動作させる為に
- Ngraph を /usr/local/lib/Ngraph 以外のディレクトリにインストールした際には環境変数 NGRAPHLIB にインストールディレクトリを設定してください。
- HOMEディレクトリ以外に初期化ファイル(後述)を作成するようにするには NGRAPHHOME に適当なディレクトリを設定してください。
- Ngraphをバージョンアップした際には、HOME ディレクトリあるいは NGRAPHHOME に作成された Ngraph.ini を削除するのを忘れないで下さい。そうしないと Ngraph.ini の構成が変更されたとしても古い Ngraph.ini がロードされてしまいます。
以下に、Ngraph が使用するファイルのディレクトリ検索順を記述します。
(1)初期化ファイルの読み込み
(2)初期化ファイルの書き込み
Ngraph 終了時には Ngraph.ini を作成します。また、[Graph]-[save as default(Graph)] メニューでは .Ngraph.ngp を作成します。これらファイルの作成ディレクトリの優先順は以下の通りです。
- ホーム(HOME)ディレクトリ。ただし環境変数 NGRAPHHOME で変更可能。
- インストールディレクトリ。デフォルトで /usr/local/lib/Ngraph。ただし環境変数 NGRAPHLIB で変更可能。
(3)プリンタドライバ、アドインスクリプトの実行
プリンタドライバやアドインスクリプトなどの外部プログラムの検索順は以下の通りです。
- インストールディレクトリ。デフォルトで /usr/local/lib/Ngraph。ただし環境変数 NGRAPHLIB で変更可能。
- 環境変数 PATH