「D2全般」
「ビターっととらえ、スッとたわみ、ググッとためて、ドカンと走る。
さらにスルスルとつなぐ!」
機能を十分に生かしたときのD2の印象です。
従来のスキーよりも1モデルの機能幅が広い。
コントロールデッキがあまり効いていない領域では比較的やさしいスキー。
コントロールデッキが効く領域ではすばらしいハイパフォーマンスのスキー。
D2構造はフレックスを大きくまたトーションもきちんと支配している。
さらに悪いピステを快く感じてしまうほど未体験の安定性を提供している。
やさしい領域でも単に弱いのではなく高い質を実現してくれる。
少ない角付けと入力でもスッとたわみが出てくれる。
緩斜面でのカービング感覚が非常に分かりやすい。
さらにずらし始めが非常にスムースでその後もコントロールしやすい。
フレックスだけでなくトーションも非常に優しく限定的に調整されている。
いままでそういう操作ができなかったスキーヤーでも
スキーをたわめてのターン始動が理解しやすい。
熟達者にとっても「ずらす」、「切る」テクニックの境目が少ない。
より繊細で気持ちのいいターンコントロールが可能になっている。
このためコントロールデッキの機能はトータルの扱いやすさをあまり意識しなくて良い。
的確な操作で機能させるほどに高いパフォーマンスを発揮してくれる。
さらにこの機能領域を今までになく広く設定できる。
これは従来のスキーでは1モデルに両立できなかった領域。
想定外のスキーの走りに思わず驚かされる。
初めてD2を使用するスキーヤーなら慣れてきた頃に一度はビックリ経験をするはずだ。
余談です。
0809VFにある程度慣れてきた頃のことです。
ターンの抜けで突如ブーツが壊れたかと思いました。
足首が伸びきったような感じでおいてかれました。
クロカンの用具で後傾になったような・・・・
「ビターっととらえ、スッとたわみ、ググッとためて、ドカンと走る。
さらにスルスルとつなぐ!」
当初このスルスルが自分のもっている技術要素で認識されていませんでした。
D2独特の挙動、ありがたくお勉強させていただきました。
このように本来2モデルのスキーに独立した性格が1モデルに集約されている。
さらにこの2つの性格に独自の機能幅を設定しかつ協調させている。
ここに従来のスキーにないD2独自の面白さがある。
0910ではこれらの組み合わせでスキーの性格付けが明確。
しかもあらゆるスキーヤーの層に対応。
全てのスキーヤーのニーズに幅広く応えられる。
スキーヤーの志向とそれぞれのモデルの機能を理解することで、
パーフェクトな選択を提供できるはずだ。
以上です。
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