新年の三が日は、近郊の病院で当直医として過ごした。
妻子は帰省したので、留守宅は愛猫に一任(?)で
本日は、通常勤務の後、年賀状整理に追われる始末である。
大学病院で学んでいる(?)身としては日常の風景だが、、、
さてその三が日、診療以外の時間は約8畳の当直室で一人で過ごした。
寂しいのでTVはつけっぱなしにしているのだが
正月SPバラエティーには閉口した。
けばけばしい格好のお笑いタレント数組がどの局でも顔を出し、
似たような企画でステレオタイプの笑いを演出している。
そういうのは趣味でないので、なるべく他番組にチャンネルを変えるか、
音を消して映像だけにして寂しさの中和をはかっている??。
考えてみればSPバラエティー放映のそのとき、
出演者の多くはハワイで休暇を楽しんでいるわけで、
年末に作った美味しくないおせち料理をせっせと食べる図と
似ているかもしれない。否、
この冬はおせちを食べてないので、
あらかじめ大量生産されていたクリスマスケーキを
晦日に食べるの図のほうが似ているのか、、、
スポンジは水分不足でパサパサ、
バタークリームは油っぽくて食傷ぎみ。
さりとて、捨てるまでの思い切りもつかず、、、というところだ。
一部で好評を頂いていたHP上の医療相談を昨年末で休止とした。
次の雪解けには大学での無給無身分職(?)から解任されることになった。
今朝、当直明けに、愛車が動かなくなって1週間の入院となった。
大学に戻るのにタクシー代は12000円超だった。
当直で得た収入の大部分は愛車の入院費で消え去るかも知れない。
いろいろなことが起こる。いろいろな意味あいもある。
でも所詮
渡世の成り行きにすぎず、それほどの感慨もない。
研究生活には変化はないだろう。
そして
夢は追求しつづけたいし、愚痴は書き続けたいと思っている。
ことしも、よろしく。
(2000/01/04記す) |