今国会で 松浪議員がヤジをとばす議員席に向けてに水を投げたという。
前後の一部始終は知らないが、TVではその水投げの場面と、
その後松浪議員に向けて、つめより示指をつきたてて糾弾する野党議員の姿が映っていた。
私の感想は、
『松浪さんもいけないが、演壇に詰め寄って指弾に燃える野党議員も品がない。他にがんばりどころがあるだろうに。どっちもどっちじゃないか。』というものだ。
水を投げるのは確かに良くないが、懲罰に時間を割くような問題なのか??
むしろ、水投げの原因ーー慣例化しているらしいユーモアも無く下品なヤジの方が問題ではないのか。
大声、けなし・あざ笑い、備え付けの名札をバタバタ言わせる幼稚さ、、、
ある知人が言っていた、
幼稚園に入って一番最初に習うことは『人の話を聞くこと』だったはずなのに、これはどうしたことか。
国会は日本の教育やしつけの埒外の場所らしい。
聞く必要のない話なら、初めから時間と税金(議員の給料は税金だ)を費やす必要などないし、
議論すべき話なら、きちんと傾注すべきなのだ。
躾のなっていない国会、それが小学校だったら学級崩壊とよばれるものではないのか。
体育会系の松浪さんは、体罰に走らなかっただけまだましな方と考えることもできる。
森総理曰く
『まあひどいね。あそこのヤジを全部収録して国民に公開するといいね』
あのヤジは『国会議員として議場で吐くのにふさわしいか』
私は森総理の頭の悪さも嫌いだが、この発言の字面は正論である。
一国の首相としての見識を問われた森さんと
ヤジで歳費をいただいている下品な議員達とは
割れ鍋にとじぶたという程度のもののように思われる。
この場合、
水をかけられる鍋が、もちろん野ジ党議員で、
森さんは『ドジ豚』のほうである。
これも下品なヤジか、、、、。
(2000/12/01記す) |