お父さんのエッセィ

『南部蒼天3』(2001/11/11)


『電視』


『電視』
英語の練習にCNNを見ていたが、どうも飽きてきました。
CNNは少し国粋主義的な印象がある。。。
単に戦争をSensationalに報道すると、
ああなるだけかも知れないが、、
ちょっとうさんくさく思えてきた。

そこで、リモコンを持っていろんなチャンネルを漁るようになった。
番組は、100チャンネルにもわたって分散しているので、いろんな個性の放送局がある。
ニュース専門局、映画専門局、スポーツ専門局は、普通の部類で、
ほかに、
新聞のテレビ欄のように、他局の放送予定の一覧だけを流し続ける局。
天気予報のみの局。
料理番組のみの局。food network
マンガ・アニメのみの局。cartoon network
などなど。便利である。

そんな中で、ちょっと驚いた番組二本。(すでに有名なのかも知れませんが)
その1。
IRON CHEF=料理の鉄人、もちろん日本版。
福井さん、服部さん、ゲスト、現場リポーターはアテレコで、
日本版を知っているだけに、吹き替えには違和感があるが、面白いのは
レポーターの合いの手のタイミングは同じで、
名調子『福井さん、・・・・』は『Fukuisan,・・・・』と『さん』づけのままだったことだ。
そして、なんと
鹿賀丈史さんは、日本語肉声のまま、字幕扱い、
彼の迫力にふさわしい声優がいなかったに違いない。
でも、私が見たのは道場さんともう一人による、和食対決でしたが、
アメリカ人はあれを見て、どのくらい理解し、どのくらい楽しむんでしょうか?
あまつさえ
鹿賀さんの出したお題は、
『なっとう』だったんですが、、、。

余談ですが
六三亭には一度、おじゃましたことがあります。
番組が流行っていたときで、混んでましたが、
順番にいただく味(食の五感)の流れの妙に、とても感心したことを覚えています。
わたしが、料理で、心底感動したのは、
この時と、生まれて初めて神戸牛のレアのステーキを食べたときの二回きりです。

近日、IRON CHEF USAが放映されるとことです。
アニメ以外の番組の輸出はすごいことですね。

その2。
クイズミリオネア=英題は知りませんが、とにかくインパクト絶妙です。
これはおそらく日本の局がそっくりぱくったのでしょう??逆だったら御免なさい。
すごいです。
最高賞金は文字通りミリオン=100万ドルです。
豪華です、日本とは一桁違います。

でもって、なじみ深いことに
セットも、システムも、効果音もすべて日本と全く同じ、否、日本が全く同じにした??
設問は、異文化の私には一問もわかりませんでしたが、、
日本同様?ちょっとした人なら絶対間違えないようなーーー(一見)簡単な問題?らしく、
挑戦者が正解する毎に、会場から拍手と羨望のまなざしが注がれます。

そして、もうひとつ同じなモノ。
それは、司会者??
日本・アメリカどっちが先か、本当に知りたいとこですが、
日本人の感覚で言いますと、
みのもんたのそっくりさんが、
声質までそっくりにやってました。
目と耳が点?になってしまいました。

アメリカに来る機会があったら、是非見てください。
笑えます。

そして、このとおり
話の種になります。


(2001/11/11記す)