お父さんのエッセィ

『WIFE読者賞 受賞謝辞』(2008/07/12)


『WIFE読者賞 受賞謝辞』


WIFE読者賞をいただき、光栄な気持ちと、ありがたい気持ちでいっぱいです。お選びいただいたことも驚きましたが、小生の作品を多くの方に読んでいただいたことに、驚きまた感謝しております。

小生の外科医の当直日誌は、聖人君子ではない、いち外科医、の日常を切り取るという主旨で書かせていただいております。その中でも、パワーストーンの話は、ある日の日常診療の苦しい体験を、友人にメールで書き送った内容(制作時間15分位でしょうか)から、掘り起こしたエッセーです。エッセーへの書き起こしは構想10分・制作2時間といったところです。
私のこれまで書いたエッセーは、すべて私個人のホームページにも掲載しております。そちらで、パワーストーンのエッセーを読んだ或る患者さんからは、立派とはいえない私の日常は幻滅であった、とのご批判をいただきました。それを今回は、ポジティブに評価していただいたということで、ちょっと意外だったわけです。なにはともあれ、これを今後の励みにして、もう少し医者の日常を綴っていきたいと思っております。

本日ご参集の皆様、読者の皆様、また企画の労をとっていただいた編集部の皆様、本当にありがとうございました。

2008年7月12日
北海道、旭川
旭山動物園に一番近い病院の外科医・●● でした。
(2008/07/12記す)