計算によると、わたしはひつじ型だそうな。
カルトな話題で申し訳ないが、
昔好きだったバイク娘の4コママンガに『風します』というのがある。
わたしはそれに登場するひつじが好きだった。
それ故だろうか、わたしは自分がひつじ型と知ったとき特に驚かなかった。
むしろ、ショックだったのは
わたしの年齢が、動物型判定の早見表の範囲外だったことだった。
ちょっとむくれて、あの本は斜め読みしかしていない。
気に入ったところもある。
計算によると、妻はオオカミ型だそうな。
型の定義は記憶していないが、
ひつじとオオカミという取り合わせのブラックさがいい。
さて、斜め読みの読みかじりによると、
ひつじは仲間はずれや他人に無視されるのが苦手らしい。
思い当たる節もある。
外科医はチームの生き物だと書いたことがあるが、
それこそが、通じる部分かもしれない。
一方、出張に売り飛ばされるときは、大抵田舎(医療過疎地)での単独行動なので、
物事はマイペースに進めるし、独断でもある。
『信じる者は救われる。』、『当たるも八卦当たらぬも八卦。』ってなもんだ。
お遊びにはちょうど良い。
さて、信じる者と言えば、近頃、宗教が賑やかだ。
尊師だとか法師だとか人類救済だとか、、、
グルっていうのも何回か、報道番組に登場している。
お遊びならともかく、
個人の存在意義をかけるほどのめり込むから(のめり込ますから)
後には引けなくなるし、他人を巻き込む騒動になる。
始末に困るというやつだ。
100年も前から宗教は阿片だったのに、阿片が薬効成分を持っているが故の
悲劇の輪廻かもしれない。
それにしてもなんで、
サイババとか国連大使とかまでが何度も登場するのだろう。
権威付けとしては笑止千万。
ごっこ遊びじゃないんだから、もっと真面目にやってほしい。
それとも
お遊びとしてのオチがその辺にあるのか、、、???
人類救済なら、いっそ、科学特捜隊の名誉隊長なんて名乗ってはどうか。
(1999/12/05記す) |