Q1.炭には、どういう種類がありますか。
日本の木炭を大きく分類すると、「白炭」と「黒炭」の二種類に分けられます。
これは、炭焼きのときの温度と、焼き上がってからの火の消し方の差です。
同じ原木を焼いたとしても、温度と消し方の差で、硬度、火持ちなど変わってきます。
一般的に、表面に白い粉がついているものを白炭といいます。
白い粉は、適量の水に灰と土をいれて練った「消粉」と呼ばれる粉です。
真っ赤に加熱された炭を冷却するため、窯から取り出したときに、炭に粉をかけます。
白炭は、約1300度前後で焼いています。
白炭に代表される備長炭は、ウバメガシを原木とする木炭中の最高級品で鋼鉄のような硬さをもち、
たたくと、キーン、キーンという音がします。火力が強い上に、火持ちが良いのが特徴です。
また、硫黄成分が少ないので、炭独特の臭いがありません。
高温で蒸されるので、水分が少なく、燃焼性に優れています。また、温度調節が容易です。
備長炭には、沢山の穴が空いています。(多孔質)、そのため、備長炭の表面積は、炭1gあたりで、
約300平方メートルにもなります。そして、この穴だらけの構造が備長炭パワーの秘密なのです。
黒炭の作り方は、白炭と比べて実にシンプルで、完全に炭化した段階で窯を密開して火を消し、
十分に冷却して窯の口を開き、木炭を取り出すだけです。
黒炭は、約600度〜800度で焼かれています。
黒炭の特徴としては、やわらかく、火付きが良いということです。
Q2.備長炭をお水、ご飯、お風呂などに使用すると黒くなりませんか。
窯元より仕入れた紀州備長炭を水洗いし、煮沸消毒(風呂用は、水洗いのみ)していますので、
黒くは、なりません。ただし、風呂用は、使用する前に、バケツなどに、炭を入れ、水洗いしてください。
Q3.お水、ご飯、お風呂などに使用した備長炭は、再利用できますか。
はい、できます。お水、ご飯、お風呂などに使用した備長炭は、
使用済みになった本品は、煮沸消毒し・天日乾燥をすると、下駄箱やトイレなどの脱臭剤として
再利用できます。
脱臭剤として再利用した本品は、庭木などの土壌改良剤として活用できます。
Q4.備長炭を洗う時に、なぜ、洗剤を使っては、いけないのですか。
備長炭は、養分を吸収する特性を持っているため、洗剤を吸収してしまうからです。
Q5.床下用の炭をお部屋に置いても良いのですか。
床下用は、お部屋用としても使用できますが、炭は、少し細かい炭ですが、効果は、同じです。
そのまま、お部屋へ置くことも可能ですが、窯から出した状態の炭なので、灰まみれです。
お部屋へ置く場合は、水洗いされることをお奨めします。
きれいになります。2日ぐらい、よく乾かしてお部屋へ置いて下さい。
お部屋へ置く場合は、通気性の良いかごなどに入れ、部屋の四隅、または、対角線に置いて下さい。
お部屋へ置く炭の量は、6畳の場合 10kg程度置いて下さい。
なお、水洗いする時には、洗剤は、絶対に使用しないで下さい。
Q6.備長炭を使用しない場合、とごに保管すれば、良いのですか。
備長炭は、できるだけ湿気の少ない所に保管して下さい。
Q7.木酢液をお風呂に入れた、残り湯は、洗濯に使用できますか。
木酢液を入れたお風呂の残り湯は、洗剤を入れて、洗濯の時には、使用してもらって結構ですが、
できれば、残り湯と水を半々にして使用してください。(白い洗濯物が色が付く場合があります。)
すすぎの時は、御使用をおさけください。(臭いが多少 残ります。)
Q8.天ぷらに、炭を入れた後、炭をどのようにしてしまって置いたら良いですか。
天ぷらの炭のしまい方ですが、御使用後の炭は、使い捨てのトレイなどに入れ乾かして下さい。
(水洗いは、しなくて良いです。)(天ぷら用として1本別に、御用意して下さい)
5回〜6回で、新しいのと、交換して下さい。(使用後は、庭木などの土壌改良剤として活用できます。)
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