しばらく前に日本のエステの宣伝に出ていたのをご存知だろうか?「変身した彼女を見て下さい」とかいうふれこみだったが、使用前のすっごい程ではないけどなーという程度。今や「痩せている」まではいかないにしても「ちょっと体格いい」ぐらい。
噂には聞いていたが、アメリカはやはりすっごい人はとてもすっごく、割合も多い。テレビに出ている人々はさすがにスタイルがよいので(しっかりした感じの人々も多いが)アメリカ人の美観はこちらにあるのだということはわかる。
こういうところにいると感覚が変わってしまい、わたしって痩せすぎ?華奢すぎ?と思っている(実像をご存知の方は笑って下さい)。
このブルッキー主演の新番組「suddenly Susan」とマイケルの「Spin City」が米大手放送局であるNBCとABCの今期の売りか。それぞれ火曜日と木曜のゴールデンタイム(prime-time)に放送。30分番組で短いが、アメリカではコメディーの多くがそうらしい。
ドラマかコメディーかを見分ける方法は「奥様は魔女」でおなじみの”観客の笑い声”が入っているかどうか。これってどうして入れるんでしょう?違和感あるんですが。
これらの新番組の内容は、マイケルのが昨年の映画(マイケル・ダグラス主演の大統領不倫ものだったような記憶が)に続き政治家ものコメディー、ブルッキーのが「箱入り娘が雑誌記者になって一騒動」だそうである。
どっちもまあまあ面白いが、何しろ30分だから見逃しがち。ともあれ楽しみが出来てよかった。
秀吉の続きはどうなっていますか?織田裕二と常盤貴子はどうなったんですか?(古すぎ?)
人気シリーズと言えば「Star treck」。TVをつけるといつもやってるみたいなのは気のせい?ファンにはアメリカ暮らしはたまらんでしょう。わたしにはよくわかりませんが。
また一般に販売されているテレビ、ビデオはクローズドキャプション付きが普通で字幕機能がある。放送されているほとんどの番組がこれに対応しており(生放送も!どうやらその場で打ってる?みたいなんですけどね、時々戻って修正が入るので。日本でもやってるはずですが、仕組みをご存知の方教えて下さい)、ヒアリングの助けになるので我々には助かる。
アンサリング・フォン(Aだったら1、Bだったら2の後に#を押して下さい。ピー!っていうあれ)が普及しているためか、一般のご家庭にFAXは普及していないらしく、あまり売っていないし値段も高め。
公共のサービス等の連絡先にもFAX番号は書いてないことが多い。
電話だと聞き取りにくい上、瞬時に対応出来る英語力が求められるのでとても厳しい。先方にはこちらが変な人なのか外国人なのかわからないだろうし。
車がなくては暮らしていかれない車社会なのは確かにそうらしく、誰もが運転している。お年寄りが当然のように一人で買い物をしているのは車なのでで出歩きやすいためかも。
高速道路がタダなのも(ニューヨーク都市部付近を除く)、出入り口に必ず番号がついていてわかりやすいのもいい。また番号で幹線かバイパスかの見分けが付くとのこと。
Tag Sale という張り紙をあちこちで見るが、家の前に並べて引越し等で不要に なった家具や電化製品を格安で売っている。一応セールを催すには地域での届 け出が必要らしい。 大量消費社会だなあ。
しかしごみ収集は有料(住むところによっては家賃に含まれているが、地域で 回収するところは少ないらしい)でそれも安くはない。資源回収も有料という のはちり紙交換がある日本では納得出来ないことかも。
Boston Market(鳥肉を食べるファースト・フード)では Wham の「ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ」(って邦題だった記憶が)がかかってるし Milford の Post Mall(ショッピング・センター)では Tears for Fears の「Everybody wants to rule the world」 が繰り返し流れるし、「ここはどこ?いまはいつ?」と頭クラクラ。 そういえばビートルズが何十年もヒットチャートに入りっぱなしという話も聞いたような。こういう現象は、国が広いから情報伝達に時間が掛かるためという説も。
東京のように、例えば女性の服装が流行一辺倒でそれが過ぎると着られない服になってしまうような状態を考えると、流行廃れがあまりない方が健全という気がする。 日本で昨今「ナウい」を耳にする機会はないが、アメリカの若者が「Bad!」とか「Cool!」とかいつまでも言ってるのは笑えるような気もする。