165系/169系電車

165系/169系電車


 165系/169系電車は、私にとってはかなり思い入れがある車両です。

 165系はごく最近まで「急行 東海」「急行 富士川」や大垣夜行「375M/372M」用として活躍していましたが、身延線では1995年10月、東海道線では1996年3月のダイヤ改正で373系電車にその任を譲り、現在では大垣夜行臨時便に神領電車区の165系、田町電車区の167系がわずかに生き残るのみとなってしまいました。
 現在165系を使用している急行列車は、長野−新潟間の「とがくし」だけになってしまいました。ローカル用としては中央西線(神領電車区)、紀勢本線(日根野電車区)で現在も活躍中です。
 新宿−新潟・村上間の夜行快速「ムーンライトえちご」には、廃車となったグリーン車の座席を取り付けた専用車両が使用され、好評を博しています。

 169系は碓氷越えのシーンが印象的だったのですが、現在は定期運用で碓氷峠を越えることはなくなりました。
 現在総数78両が在籍し、長野総合車両所・松本運転所(一般車)の車両は長野地区のローカル輸送、松本運転所(改座車)・三鷹電車区・幕張電車区の車両は波動用として最後の活躍を続けています。

思い出の165系電車


  
最終日の「急行 富士川3号」ヘッドマーク
(左:静岡・甲府方/右:富士方)
1995年9月30日 JR東海・静岡駅にて撮影


最終日の「急行 東海4号」
1996年3月15日 JR東日本・東京駅にて撮影


「急行東海」グリーン車のサボ


165系電車間合い使用の普通列車「325M」
1995年9月30日 JR東海・沼津駅にて撮影


旧信州色169系
1996年6月16日 JR東日本・北長野駅にて撮影

現在も活躍中の165系電車



信州色169系
1996年6月16日 JR東日本・姨捨駅にて撮影


臨時大垣行き「9375M」で引き続き活躍する神領区165系
1996年3月23日 JR東海・浜松駅にて撮影

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