うわぁ〜〜〜、うきぃーーー、ごろごろごろ〜〜〜〜〜。素晴らしい恋愛シーン、たまらにゃい〜〜〜〜〜。
そゆわけで、主人公を変更して仕切り直した この新シリーズ。いやぁ、新たに幼なじみなカップルを主人公に添えたのは素晴らしい。それでいて、前巻の終わりからそのまま続いていて、いままでのメインキャストもきちんと登場。今までも好きだったので素直に嬉しい。ただ、話が広がったままになっているのは不安材料ではあるのだけど、まあ、それは今後次第ということで、現時点では純粋におもしろいですなぁん。ほんと、よかった〜〜〜〜〜。
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既刊の感想 → 放課後退魔録
ローマの話より、アテネvsスパルタの話の方がおもしろいのは、気のせいですか(^^;。
や、こういう内容の本は、「だいたいは知ってます」という知識レベルで読むとおもしろいと思うんだけど、ギリシアはともかく、ローマの、しかも王政時代なんて、さっぱりプー。建国時のエピソードぐらいはさすがに知ってたけど、それ以外は、全くわかりません(汗;。って、受験は地理だったので、仕方ないにょだよ。あぁ、カエサルとかは、いつになったら登場しますかーーーっ!!
まあ、ローマはあまり知らないからこそ、読んでみようと思ったわけなんだけど。イタリア半島統一まで、というと、戦国シミュレーションでいえば、序盤のいちばんおもしろい段階で、確かにエピソード的におもしろくはあるんだけど、やはり基礎知識が弱いとツライ。せめて、もちっと解説を増やして欲しいと思ったり。
[文庫]『半分の月がのぼる空3』でネタにされてた本。子供のころに読んだ記憶があったので、実家の本棚を探してみた。おぉ、確かに 57ページに引用されたそのままの文章が載ってます〜。<きちんと『半分の月がのぼる空』の作中で扱われてた、白水社、山内義雄訳なのよねん。
そゆわけで、名家チボー家の兄弟を描いた作品で、全5巻中この第1巻は、弟ジャックが親友ダニエルと愛の逃避行で友情を確かめ合ったり引き裂かれたりしつつ、さらに、幼なじみ&義妹の三角関係ラブに発展しますか?という感じ。ほとんど忘却の彼方だったのだけど、こんなに婦女子が喜びそうな話だったのカー。<をい。あとは、フランス人しょうもなさすぎる(^^;。って、まあ、フランス人がしょうもないというより、小説として人物描写の観点がすっごく変なんだけど。これって、海外文学?フランス文学?の文法なんだろうか。
まあ、わりと面白いんだけど、ただ、当然と言えば当然、この作品が書かれた20世紀初頭のフランスの世相を知らないと、内容をきちんと正確には理解できないのが、ちとツライ。まあ、和訳にしても、40年以上前なので多少の違和感は仕方ないんだけどさー。
いわゆる教科書レベルの知識しかなかったのだけど、もう、めちゃくちゃおもしろかった〜〜。3巻をかけて、大国カルタゴ、名将ハンニバルとの戦い。とにかく、人、死にすぎっ!! 奴隷売りまくりっ!! 気持ちの良い個性豊かな漢たちが一進一退の攻防を繰り広げるのだから、これがつまらないわけがないっ!! ほんと楽しすぎる〜〜。
これでローマも地中海世界を制覇。いよいよ覇権国家の性格が強まってきますな。
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既刊の感想 → ローマ人の物語1・2
壮大なバカ小説。量子論を、わざわざ嘘くさい側面を強調して、そんなギャグみたいに使わなくても良いのにぃ〜。いや、私的には、そういうバカっぽいところが面白かったのだけど、海外SF は滅多に読まないので、そういう楽しみ方が順当なのか、かなり不安だ(汗;。<というより、慣れてないものは、やっぱりいまひとつ楽しみ方がわからないんだよねん
そゆわけで、たまにはこゆのも読んでみようかー、と手にとってみたり。元警察官が行方不明の女性を探しつついろいろ巻き込まれる話。や、海外作品は、どうにもセンスについてけないので、いつもは敬遠してるのだけど、これもやっぱり、どこまで冗談なのかさっぱりわかりゃん。海外のメジャーっぽいハードSF だから、シリアスな内容なのかと思ったのだけど、ハードボイルドな味付けのギャグ作品にしか見えないんですけど(^^;。まあ、そういう風に読んでも十分面白かったのだけど、ただ、期待してた内容と違ったのは、ちと残念。ぜんぜん宇宙が出てこねー。
「メドゥーサ」編、完結。やっぱり、『DADDY FACE』としては、いまいちだよなー、他と比べれば、水準以上に面白いのは確かなんだけど。キャラがごちゃごちゃしすぎで、物語として整理されていない感がするし、にもかかわらず、展開はいまいち大人しすぎる。そしてなにより、ラブコメ分が少なすぎるのが、大問題。やっぱり、『DADDY FACE』としての魅力が非常に弱い。もっと美貴とのアレでソレな展開をーーーっ!!
まあ、ただ、今後への伏線がやたら書かれてるので、そゆ意味では、むしろ今後に期待。さっさと続きを出して欲しぃ〜。
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既刊の感想 → DADDY FACE
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うきゃ〜、うきぃ〜、うきょーーーっっっ!! もうもう、最高傑作級ぅ〜〜。由宇と闘真、二人の愛の逃避行っ!! アリーとあきらのラブ対決っ!! さらに、鏡花の無邪気な振る舞いと、もうめちゃくちゃたまらん、素晴らしぃ〜〜。あうあうあうあうあう、うきょ〜〜〜〜。
いやぁ、新たに始まった「ADEM編」。もう、面白いね、最高だね。っていうか、今までと、なんだか、ちと別物な予感が(^^;。ただ、麻耶の出番が少ないのが、ちと不満。<そこら辺は今後に期待ではあるんだけど
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既刊の感想 → 9S
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秋山瑞人、計算しすぎ(笑)。さすが、実力は折り紙つき、非常に巧い。特に、春留の描写、アレは卑怯すぎるだろ〜。もう、うきゃ〜、ごろごろごろ〜〜。……まあ、あそこで次巻に引くためだと思うのだけど、ラストはちと作りが甘くなってて気になるけど、それ以外は、ほんとに非常に良く出来た作り。ほんと凄いよ、秋山瑞人っ!!
そゆわけで、あとがきによると、アニメ化を念頭にした『イリヤ』っぽい話、とのこと。南の島でのボーイ・ミーツ・ガール。いやぁ、春留、あざとすぎて、くらくらだよ〜〜。<って、私的に、春留以外はいまいち見どころがない、という気もしなくもない(^^;。真琴も、もうちょっと絡んでくると面白いんだけどなぁ〜
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駄作。や、何のためのハーレム状態かっ!! 何のための妄想娘かっ!! アイデアは良いのだけど、それを生かそうとする観点がさっぱりない。そもそも、こういうバカな話に、無駄に背景を説明しすぎっ。いかようにも面白くできるネタなのに、めちゃくちゃもったいないっ!!
そゆわけで、異常に人の良い少年を巡って、堕落させようと迫る悪魔側の七人の少女と、純潔を捧げて護ろうとする天使側の妄想娘の対決を描いたバカ小説。ただ、説明的な描写が多く、まったく設定が生かせてない。シリアスな内容ならともかく、こういうバカ小説で、そういうしっかりした背景描写はただの無駄。他に書くべきことがあるだろーーっ!! ゆうきりんって、ギャグはスベりがちなトコがあるし、こういうコメディ系の話はやめた方が良いんじゃないか?って、コメディ系の話しか読んだことないけど(^^;。もう、とにかく、もったいねーーーっ!!
SFな短編集。全体的には、正直、微妙。とりあえず、印象に残ったものについて、簡単に感想を書いてみる。
ホールド・ミー・タイト
もう若くないと年齢を意識する、30歳間近の女性心理を描いた話。それなりに歳をとっていると、非常に共感できる。というか、痛い。めちゃくちゃ痛い。痛すぎる。なんと言っても、主人公が、私より年下という辺りが(T-T)。
夜を駆けるドギー
徳間デュアル文庫版の方でも読んでたので再読になるのだけど、一度読んだ作品にもかかわらず、古さも感じず遜色なく面白いのは、凄いと思った。ネットのやり取りは違和感がなく秀逸。
箱の中の猫
タイトルからわかるように「シュレディンガーの猫」をネタにした恋愛モノ。この短編集の中では、いちばんのお気に入りなのだけど、毒が強いのが、いかにも女性らしい作風だと思う。いや、これに限らず、この短編集、異様に毒が強い作品が集まってるんですけど(^^;。
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このシリーズ、やっぱりいまいち。や、せっかく魅力あるキャラを揃えてるのに、キャラでなく、あくまで、事件を中心に描いてるわけだけど、その事件が、どうにもしょぼい。どうせなら、もっとキャラを生かすように描けばいいのにぃ〜。<っていうか、リスカッセ大尉の出番が少ないのが、大問題だっ!!
崩壊した禁涙境の過去の事件を語りつつ、ED の過去を織り交ぜた内容。連作短編風な構成は、ちと良かったか。でも、そうか、やっぱり、リスカッセも風の騎士も出番が少ないのが、私的にダメなんだな。
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既刊の感想 → 事件シリーズ
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学校のシーンをはじめ良いシーンもあるし、ラストもそこそこ泣けるのだけど、構成が悪いせいで無駄にページを消費している。それに、ここまで萌え系の設定&展開にもかかわらず、全く「萌え」がないのはあまりにお粗末。や、正直、力量不足な上に、持ち味を生かせてない。デビュー作なのに、なんとも、非常にもったいない、という感想なんだよなぁー。
「第16回ファンタジア大賞 最終選考作」。萌え系泣き系せつない系のベタな内容。ただし、萌えはないので注意。や、描写はわりと光るものがあるので、今後に期待と言えば期待なんだけど、萌え方面は全くダメっちゅーか、あの設定で萌える話にできないのは、さがのあおいのイラストが泣くぞ。まあ、今回みたいに無駄に萌え設定を組み込まず、純粋にせつなさ系に絞ったのを書いてくれればいいんだけどなー。
はははは、おもしろい、とにかくおもしろいっ!! ラブコメっ、三つ巴の主人公争奪戦っ。や、コメディ色強めのラブコメとしては、かなり満足。ほんと、めちゃくちゃおもしろかったぁ〜〜〜。
「第16回 ファンタジア大賞 佳作」。描写や文章は、正直、新人としても下手だと思うんだけど、ラブコメとしては、きちんとツボを押えていて、とにかく面白い。女の子が、気の強い娘ばかり、というのも恋愛バトルとしては、なかなか、ぐぅ。まあ、この筆力のままだと、なかなかキビシイと思うのだけど、好みの線だし、今後の成長に大期待っ!! まずは、続刊次第かなぁ。
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adramineさん
新人にしては、きちんと読ませる上手い文章。そして、オタク心をくすぐる要素が満載。や、なかなかに、おもしろかったぁ〜〜〜。……って、ただ、後半、完成度がいきなり低くなるのと、全体に華がないのが、ちと残念。デビュー作なんだから、もちっと尖がるなり、作り込むなりすればいいのに。
「第6回えんため大賞 優秀賞」。ブラコンな主人公が、兄の作った「Rユニット」を装着し、正義の味方を目指す話。基本的に少女の成長物語で、それをオタクネタで味付けした内容。もうちょっと、なんだかの魅力が欲しいところだけど、そこそこ安定した文章なので、わりと今後には期待。あと、イラストもわりとあってるので、とりあえず、続刊でないかしらん。
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CAXさん、
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エロエロだぁーー。<ちげー。……とりあえず、ミリィが出て来ないので、がっくりだ。
そゆわけで、パイフウと過去の因縁を描いた話の下巻。より一層、ストーリーは飾りになっていて、シーンを注力する傾向が強くなってるよ。注力してるだけあって、各々のシーンは面白いし悪くないのだけど、ただ、正直、この芸風は、いまいち好きじゃなかったり(^^;。あと、こういう作りは、小説よりアニメ向きのような気がするんだよなー。どうせなら、アニメ化とかしないのかしらん。
それにしても、格闘漫画風味に強さのインフレが激しいのだけど、この先どうするつもりなんだろ。
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既刊の感想 → ザ・サード
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六本木ヒルズを舞台に、嘉穂と jini使いの心の交流を中心にした内容。1作ごと着実に成長してきた桜坂洋ですが、なんだかデビュー時のレベルに戻っちゃってますよっ(T-T)。プロットは悪くないと思うんだけど、各シーンや文章レベルで、非常に出来が悪い。決してつまらなくはないのだけど、この出来は、いろんな意味で、がっくりだ。……まあ、引きが引きだけに、とりあえず、次巻で挽回してくれることを期待という感じで。
参考:
既刊の感想 → よくわかる現代魔法
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