やっぱり、ルビコン越えはかっちょいい。うひょ〜〜〜〜〜〜。や、特に、ラビエヌスの描写が心憎いねぇ。
そゆわけで、カエサル誕生からルビコンを渡るまで。なんだか、今までと比べて、より叙情的でカエサルに傾倒した語り口で、ちと気になったり。や、そういう切り口なら、素直にカエサルを主人公にした小説にしてしまえばいいのに。……それにしても、ガリアを含めてカエサルの一連の戦いは、シミュレーションゲームのリプレイみたいに出来すぎだよ。なにかと反乱するガリア人楽しすぎる。あとは、この時代のイギリスとゲルマンの描写も面白すぎる〜。
参考:
既刊の感想 → ローマ人の物語
巧いっ!! や、いつもに増して話の組み立てがやたら巧くて、なんだか感心しながら読み進めたんだけど、でも、この展開は、おい〜〜〜〜。
そゆわけで、妹オーディションですよ、オーディションっ!! や、このタイトルで、こうイベントや伏線を配置して、こういう見せ方をするのは、すごく巧いと思ったのだけど、そういう結論になっちゃうのは、ちとダメだろ。久しぶりに、なかなか面白かった予感もするのだけど、うきぃ〜〜〜、うきぃ〜〜〜、もう、うきぃ〜〜〜〜〜〜〜。
……とりあえず、さっさとどんどん続きを出せよ。
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既刊の感想 → マリア様がみてる
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みくるみくるみくるみくる、くぅ〜〜〜〜〜〜〜〜。
いやもう、ヒロインは長門さんに確定してたかと思ってたのだけど、もうもう、朝比奈さんですよ、朝比奈さんっ!! っていうか、「朝比奈みくるの憂鬱」がとにかくさいこーーーっ!! ……ただまあ、短編集だし、全体的には可もなく不可もなく大人しめという印象は拭えないかなぁ。扱っている題材も、良く言えば「まったり」風味なんだけど、結局、インパクト不足な部分は否めないかしらん。
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既刊の感想 → 涼宮ハルヒ
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すみません、SR がここまで面白くなるとは思わってなかったです。SR 開始までの展開もなかなか楽しく、いやぁ、良かったぁ〜。……って、次巻できちんとカタルシスを演出できるかがキモではあるんだけど。
そゆわけで、ロボット格闘モノな『ランブルフィッシュ』。そろそろラストに繋がりそうな伏線も収束を感じさせつつ、やっと、アメリカチームとの交流戦。まあ、盛り上げる展開はなかなか巧かったけれど、なにはともかく続き次第。早く出せ〜〜。
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既刊の感想 → ランブルフィッシュ
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『ブギーポップ』の魅力と言えば、第一に織機綺であり、第二に末真さんであり、あとはついでに、炎の魔女だったりイナズマだったりするわけだけど、うきぃ〜〜〜〜、織機綺ですよ、織機綺ですよ、織機綺ですよぉ〜〜〜。
って、でも、どうせ織機綺を出すなら、もっと、正樹とのいちゃいちゃらぶらぶを書かんかいっ!! そもそも、ストーリー的には、あくまで次巻への繋ぎという側面が強く、正直、いまひとつ。というか、この内容で続刊がまた数年後とか言ったら怒るぞ。さっさと続きをだせ〜〜。
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既刊の感想 → ブギーポップ
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天使と死神の下ネタ合戦に終始してたら、傑作だったんだけどなー。帯にあるように、所詮、実験作は実験作。っていうか、実験作の名を借りたあくまで習作だよね(^^;。
そゆわけで、天使やら悪魔やら死神やら幽霊やらが部屋に住み着いて、真面目な主人公をエロエロに誘惑する話。<ちげー。無駄な会話は面白かったんだけど、ただ、せっかく実験作を名乗った上でこういうモチーフを選択しといて、どうにも突き抜けてないんだよなー。こゆのって、もっと尖がってないと面白くないと思うんですけどー。……あと、他の谷川流作品に比べて、かなり対象年齢を低めに設定してる感じもするので、そもそも、そこら辺で私的にキビシイというのもあるかもしれず。
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おもしろいっ!! とにかくおもしろいっ!! や、幼なじみと恋人未満な関係を続けていた主人公が、あるきっかけで、学園のアイドルなお嬢様と羨ましすぎる間柄にっ!! 幼なじみとお嬢様と主人公、この三人の明日はどっちだっ!! という内容。あはははははは、もうもう、とにかくさいこーーー、おもしろすぎる〜〜〜〜〜〜。
「第11回電撃小説大賞 選考委員奨励賞」。プロローグをはじめとして微妙な部分も多々あるけれど、でも、新人にしてはなかなか見どころがあるし、なによりおもしろい。もう、エピローグだけでも、十分に読む価値があるよ。あと「アン」の設定とか。<をい。……とにかく、今後の展開に大期待だだだっ!!
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ありがち感の強い内容だし、そのありがちな中でも好みではない結末だったのだけど、それでも、壁井ユカコ、めちゃくちゃ巧いや。ほんと面白かった。『キーリ』もそうだけど、非常にセンスの良い作品だよね。
そゆわけで、ボーイ・ミーツ・ガールで、妹ラブな内容。各シーンがとにかく硬質でカッコ良く、そして印象的に描写されていて、非常に巧し。ほんと各シーンは秀逸なのだけど、ただ、構成面では、多少ちぐはぐな部分がある予感。あと、こういう構成なら、もっと脇役にも光をあてるべきだと思うのだけど、そこら辺は、続編なのかしらん?
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各地で評価が良かったので、結局、購入。って、あはははははっ、さいこーーーっ!! おもしろい、めちゃおもしろいっ!! ミサカミサカミサカミサカっ!! とにかく非常におもしろかった〜〜。
8月31日、夏休み最終日の各キャラの様子を描いた内容。構成がいまいち悪いと思ったら、コレ、短編集に一つ線を通して、一本の作品に見えるように整えたわけね(<誉めてます)。いやぁ、特にミサカが素晴らしい、ほんと、めちゃくちゃ素晴らしいねぇ〜〜。あとは、健在な燃える展開も相変わらず面白いし、散りばめられた各種のネタも非常に楽しい。いやもう、このクオリティを維持してくれれば最高なんだけどなー。
参考:
既刊の感想 → とある魔術の禁書目録
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一言で言えば、中途半端というか「ぬるい」。いや、決して、つまらないわけでも、出来が悪いわけでもないんだけど、コレと言った「売り」がないのよ。強いて言えば、SF的な設定は特徴的なのだけど、それも、いまひとつ華がないんだよなー。
そゆわけで、昭和末期風な電脳世界を舞台にした探偵小説。大きな事件が起こるわけではなく、日常のちょっとした事件を SF と絡めた、「ちょっと良い話」といった内容なのだけど、う〜〜ん、森岡浩之には、こういう「優しさ」を感じる内容より、もっと「毒」を込めた内容の方が面白いんじゃないかなー。どの話も、どうにも印象に弱くて、いまいちなのよん。あと、ライトノベルな手法で書かれた作品ではないので、無理に挿絵をつける必要はなかったんじゃないかなー。
やっぱり、飛田甲は、ミステリではなく SF の方が面白いと思うんですけど〜。前作同様、良く練られた作品なんだけど、ミステリのパズル的な要素に注力するあまり、どうにも他の部分の部分の構造がおろそかになっている予感。や、全体に非常に良く練られてるだけに、逆に、粗が気になってしかたないのよ〜。
そゆわけで、“青春ラブ・ミステリー第2弾”。飛田甲なのにベタなボーイ・ミーツ・ガールじゃねーーー。<をい。まあ、初々しい恋愛モノとしては、前半は面白かったのだけど、うーーん、続編が出るならこれでもいいのだけど、そうでなければ、ちょっとフォローが弱いよなぁ。どうにも物足りなく、残念だー。
参考:
既刊の感想 → 幽霊には微笑を、生者には花束を
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駄作。まあ、落選で当然、という出来ですな。
「第3回SD小説新人賞 落選」。わざわざ落選を謳うのは、話題作りのためかと思ったのだけど、ストレートに「落選」レベルな内容でした。技術的には当然として、魅力的ななにかがあるようにも見えなかったのだけど、どうしてこのレベルで本になってるの? すまん、編集の人がどこに魅力を感じてわざわざデビューさせたのか、正直、聞いてみたかったり。将来性を買うにしても、もうちょっとリテイクを繰り返してからデビューさせた方が、みんな幸せになれると思うんだけどなぁ。
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星野亮はやっぱり巧いとは思うのだけど、ただ最近は、どうにも低調なのがなぁ(^^;。収録されてる短編の中で、メインの「風のままに、歌のままに」はそこそこ面白かった。あとは、「きみがいる」がなかなか良かったっちゅー感じかしらん。
そゆわけで、雑誌連載+書き下ろしな短編集。まあ、ほのちゃんの出ない「風のままに、歌のままに」が、いちばん面白かったわけだけど、なおさら、現状の『ザ・サード』のフォーマットでは、コレ以上続けるのはそろそろ限界だと思ったり。ほのちゃんがいろいろな意味で強くなりすぎているのと、特に砂漠移動中に危機→解決という内容だと非常なマンネリ感がなぁ。や、もう主人公交代か、宇宙にでも旅立たないとダメだと思う。<をい
しかし、マルガリータがメインというのは、さすがにちょっと弱いよなぁ。というか、パイフウもミリィも出ないってのは、どういうことよ?
参考:
既刊の感想 → ザ・サード
いつも以上につまらん。短編ですらコレでは、鷹見一幸、もう駄目だ。
ラストまで残り1冊ということなんだけど、もう鷹見一幸の作品を買うのも、これで止めかな。まあ、残る最終巻は評判次第という感じで。……や、デビュー当時はほんとに良いモノを書いてたんだけどねぇ。前巻のあとがきにあった 某チャット のログを見たときにも思ったのだけど、やっぱり、客観視が出来ない上に理由をつけて安易に逃げるタイプの方みたいなので、仕方ないのかなー。周りにアドバイスを聞かせることが出来る人がいれば、今とはまた、違う結果になったんだろうけどねぇ。あぁ、昔は、とっても良い作品を書いてたんだけどなぁ。ほんとうに、ほんとうに残念無念。
しかし、そもそも、作品の作りやあとがき等の発言を見ると、読者のレベルをやけに低く想定してるように感じるのだけど、どこら辺をターゲットにしてるんだろ? ネット上に多い20代30代の比較的高年齢の読者には叩かれまくり、ということらしいのだけど、メインターゲットは小中学生辺りということなのかしらん。まあ、小中学生にあわせた作品ということなら、私が楽しめないのも仕方ないかもしれず。ただ、そうだとしても、「読書経験の少ない小中学生向けだから内容はクズでいい」ってことにはならないと思うんだけどなー。ここら辺も含めて、やっぱりプロとしての姿勢に疑問を感じるわけだ。はじめに言い訳を用意してなにかと手を抜こうとする、とかくクオリティを蔑ろにするというのは、客商売として最悪だろ。
参考:
既刊の感想 → でたまか