あとがきにあるように、身悶えするような恥ずかしい恋愛モノ(^^;。ただ、正直、好みからハズれるのと、後半の展開に多少無理があるのが、ちょっとマイナスだったり。
そゆわけで、樹川さとみの新シリーズは、ヨーロッパ中世風な架空世界を舞台にした恋愛モノ。作者の狙いどおり、身悶えて思わず転げ回るような恥ずかしさを演出するのには成功してるのだけど、やっぱり、好みの方向からはずれてるのがなー。や、特に恋愛モノは、ストーリー展開がある程度パターン化されているので、楽しめるかどうかは、どうしても、ストーリー以外の好みに属する部分に依存する部分が大きいわけよ。その部分で、どうにも、にんとも残念。
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途中まではめちゃくちゃ面白かったのだけど、終盤の出来が酷すぎ。や、新人で、まだそこまでの実力がないなら、下手に事件を起こしてストーリーメイクしなくても良いのに。あと、各地の感想で、やたら西尾維新と対比してたのが印象的だったのだけど、確かに、出来の悪い西尾維新という辺りが、非常に解りやすい説明な予感(^^;。
「MF文庫Jライトノベル新人賞 優秀賞」。確か、昨年(2004年)の秋ぐらいに発売、そこそこ話題に上っていた記憶があったので、今更ながらに購入&読了。とりあえず、プロローグのバカでテンションの高いノリは非常に好み。こういう、良い意味でバカでくだらない内容は、ほんと良いねぇ〜〜。ただ、ストーリー部分の出来があまりに酷かったので、続刊はかなり不安なのだけど、まあ、続きも買ってしまっているので、ぜひとも、くだらない三角関係が展開するように期待っ!!
だはははははっ、笑った、笑った、大笑い。もう、めちゃくちゃ面白い〜〜。いや、“希望遠すぎ!”ってなんだよっ!! いや、ほんとほんと、とにかく、おもしろすぎる〜〜〜。
そゆわけで、結局、ひかりちゃんが退場してしまったのは残念だったけど、この下ネタ満載の下らない内容が、ほんとたまらない〜〜。あと、新キャラの一ノ瀬さんがめちゃ美味しい〜〜。いやもうとにかく、1冊通して、腹をかかえて大笑いっ。このテンションの高い、ほとんど戯言だけで展開する内容は、ほんとに楽しすぎるっ。やっぱ、こんな風に、ストーリーは飾りにして、ひたすら下らない内容で突っ走って欲しいなぁ〜〜。ほんと、めちゃくちゃおもしろかった〜〜。
うひ〜、萌えキャラとしてお約束な造形のイリスがお約束なだけにたまらない〜〜。って、でも、内容的には、かなりびみょ〜〜。少なくとも個人的には、2巻のように下品な漫談を繰り返す内容の方が好きなんだけどなー。
そゆわけで、悠紀の妹くおんと、脈絡もなく暗殺者イリスが登場。今までと比べて、やけに落ち着いた普通に読める内容になっているのだけど、方針転換なのかしらん? 普通に読めるのは悪くないのだけど、でも、とんがった部分が減じているのは、がっかりだなー。や、いままでは、そのとんがった部分が粗をうまく気にさせなかったというのもあるので、これ以上普通になっちゃうと、ちょっとキビシイかなー、とか思ったり。……っていうか、この展開、今後、どういう方向に進むんだろ(^^;。
あああああああう〜〜。いや、もうもう、最高傑作級ぅ〜〜。ほんとに、やっぱり、優しくせつない内容で、くうぅ〜〜、素晴らしい〜〜。今回は、上巻と言うことで、つまり話は続いてるわけで、や、とにかく、さっさと続きを読ませろ〜〜。
そゆわけで、絶望的な世界で懸命に生きる魔法少年少女の感動ストーリー第5弾。3巻のディーとセラが再登場なのだけど、もう、ほんとに泣ける、たまらない〜。あとは、新キャラのツーテイル少女サクラが、これがまた、ツンデレ系なアレでソレで、めちゃ美味しいキャラなわけよ。あの態度が、もうもう、うきぃ〜〜〜〜〜〜。……とにかく、続きが非常に楽しみ。あああぁ、早く続きが読みたい〜〜。
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既刊の感想 → ウィザーズ・ブレイン
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INNさん、
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あうあうあうあうあう、だはははは〜〜。うきぃぃぃぃぃぃぃ、だんだんだんだん、ああああああぁぁ、はきゅ〜〜〜〜〜〜〜。もうもうもうもう、確かに、最高傑作級ぅぅーーーっっっ!!
とにかくとにかくっ、エメレンツィアですよ、エメレンツィアですよ、エメレンツィアですよっっっ!! エメレンツィアは、もうひたすらに、鬼でした。激しいまでに鬼でした。ここまでやられちゃ、もう、べた褒めするしかありませんっ!! とにかく読んでて、ひたすらと転げまわりながら大笑いでしたよ。ああもう、これでもかというイベントの数々に、ほんとにもぉ〜〜〜、大絶賛っっっ!!
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既刊の感想 → 護くんに女神の祝福を!
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なかなかに巧いっ!! っていうか、内容も電撃らしい仕上がりで、どうしてこれで電撃大賞の最終選考止まりなのか激しく疑問。 や、連作短編でうまく粗が隠れてるという部分もあるんだろうけど、新人にしては、ほんとに良く出来た作品だと思う。……ただ、正直、好みじゃなかったりするんだけど。<をい(^^;
そゆわけで、自分をアンドロイドと思い込んでいる少年を描いた連作短編。たまに変な表現はあるものの(<「おえ」は酷いと思う(^^;)、総じて出来は良い。雰囲気重視の作りで、せつなく優しい良作。ただ、どうにも青すぎるのと盛り上がりに欠ける印象で、いまいち好みじゃないんだよね〜。ちゅーか、正樹と茜の恋愛モノを期待してたのに、そっちの方向ではちょっと距離があるのがなぁ。せめて、二人の想いにもっと焦点をあてちくれよ〜。
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いやぁ〜、おもしろかったっ!! なにより構成やら文章やら、新人にしては、かなりの高水準。……ただ、今更感の漂う内容で、もっと個性的な何かがないと今後はツライと思う。あと、この普通の内容で、“衝撃の問題作”と銘打つ電撃の編集部って、自分の文庫以外をまともにリサーチしてるとは思えないんですけど。<そもそも、電撃の今年の新人の扱いって、正直、なってないと思うゾ
そゆわけで、魔法少女が恋に目覚める恋愛ストーリー。まあ、エロゲやファウスト系でありがちな内容から毒を抜いて大人しくしたという感じ。や、確かに、おもしろいし出来も良いんだけど、やっぱり今更だし、尖がってる部分がないので、ちと物足りないんだよねぇ〜。なにより、“イラストが付かない”“衝撃の問題作”という看板に、完全に負けてるのがツライよね(苦笑)。普通に売られていたら、もっと評価は得られたと思う。<キャラクター小説ではないので、イラストがないのは私的にはむしろO.K.なんだけど、ただ、それを売り文句にするにはもっと尖った内容じゃないとツライと思う
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うひ〜〜、常磐姫良いねぇ〜〜〜。真面目な性格な女の子が垣間見せるアレでソレで、うきぃ〜〜〜。ちゅーか、エヅの配置があざといんだけどニクイねぇ。や、やっぱり高野和は、電撃の中では格別に巧いや。もうさいこーーーっっっ!!
そゆわけで、東和という和風で中華風な世界を舞台に、それぞれの姫をいただく七つの都市国家の覇権争いを描いた作品。いやぁ、複数の陣営に別れた争いをそれぞれの思惑を描きつつ、きちんと解り易く描くというのは、ほんと巧いなぁ。加えて今回は、三宮ナツメの常磐姫を中心に魅せてるんだけど、もうもう、やっぱり優しく温かく描かれていて、うきゃ〜〜〜〜。ほんとにとにかく、素晴らしい〜〜。……これで、もうちっと刊行ペースが早ければ、言うことないんだけどなぁ(^^;。
参考:
既刊の感想 → 七姫物語
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う〜〜〜〜〜ん、雰囲気はいつも通りなのだけど、今回、題材の選択がちょっとなぁ。あと、「UN」のネタはなかったことにしてくれると信じてたのに、今更(T-T)。……それでも、「きみがあるく塀のうえ。」は、まあ、良かった。
そゆわけで、「白い死神の哀しくてやさしい物語」の第6巻。今回、ちょっと鬱系の話が多くて、ネタの選択に失敗してると思うぞ。いや、やさしさを前面に出すようなネタじゃないと、哀しいだけでせつなさが際立たないと思うんだけどな〜。あと、この話に「説明」は要らないので、「UN」の話は、つくづくがっかりだ。
参考:
既刊の感想 → しにがみのバラッド。
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うきゅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜、やっぱ、萌絵&犀川、さいこーーーーーーっっっ!! あの二人のアレでソレな会話を読んでるだけど、もうもうもうもう、はぅ〜〜、ごろごろごろ〜〜〜〜。素晴らしすぎる〜〜〜。
そゆわけで、「S&M」、「V」、「四季」に続く新シリーズの第二弾。いやぁ〜、やっぱ、犀川と絡んだ萌絵は良いねぇ〜〜。ちゅーか、新シリーズの加部谷と海月は、やっぱ、いまいちなんだよなぁ。いや、キャラ的には悪くないんだけど、あの性格だともうちょっと段階が進まないと、面白いシーンはなかなか描けないだろ〜。さっさと、もっとラブラブ展開にならんかいっ!! こんちきしょーーっ!!
まあ、とにもかくにも話も膨らんで行きそうなので今後に期待。ただ、面白さが、ちょっと旧シリーズに依存しすぎな気はするんだけど。
参考:
既刊の感想 → φは壊れたね
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少女向けっぽい異世界ファンタジーで、三部作の最終巻。……う〜〜ん、「綺麗に完結させました」という点では評価できるのだけど、それ以上のモノはなにもないと言うか、ストーリー進行が中心で描写が少ない感がするし、正直、1巻2巻と比べるとかなり物足りないなー。まあ、この乙女チックなセンスは非常に好みなので、とりあえず、次回作も期待。
参考:
既刊の感想 → 「女王」三部作
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良くも悪くもぐだぐだだー。いや、そもそも、もっとバカなラブコメ展開を期待していたんだけど、そっちは今回、ちょっと低調だったのがなー。まあ、ラブバトル(笑)もこれでスタート地点に立ったという感じなので、次巻以降に期待かなー。
そゆわけで、主人公を巡る純情サキュバス娘vsツンデレお嬢様のラブバトル第3巻。今回は、舞台を整えるという要素が強く、コメディ的にいまひとつだったのが、残念無念。や、私的には、内面描写もシリアス展開も要らないと思うんだけど(^^;。まあ、対決姿勢はより鮮明になってきたし、あとがきによると、“次回は麗華お嬢さまがカワイイことになりそう”ということなので、次に期待かなー。
参考:
既刊の感想 → ご愁傷さま二ノ宮くん
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連続殺人事件なんてどうでもいいので、もっと、恋の三角関係、恋愛バトルを書きやがれっ!! や、1巻に比べて出来は良くなってる感はするし、新キャラ投入も今後に期待を感じさせるのだけど、ただ、ちょっと好みから遠くなってしまったのが私的に非常に残念だぁ〜。
そゆわけで、落ちこぼれで情けない主人公が王国詠唱士を目指しつつ、何故かモテモテでアレでソレな話。って、でも、少なくとも今回は、少年の成長物語がシナリオの中心テーマになってしまってるのがなぁ〜。あくまで私は、恋愛バトルが読みたいのであって、成長物語になってしまうと、うーん、まいっちんぐ。デビュー作の1巻に比べると、質的にはかなり読めるモノにはなってるとは思うのだけど、はう〜、どうしたもんかな〜。
参考:
既刊の感想 → ムーンスペル!!
魔女のライブラリ編、完結。いやぁ、面白かった〜。伏線の張り方も巧く、綺麗に纏めたという印象。……ただ、演出的に弱くて、展開のわりにいまいち盛り上がりが伝わってこない感じもするんだけど(^^;。
そゆわけで、とんでもない所で引いた前巻から、いやぁ〜、巧く纏めたなぁ。所々、わかりにくい部分はあるのだけど、各キャラにきちんと活躍の場を与えつつ、きっちり綺麗なラストに持っていくとは、ラストのイラストも含めて、なかなか素晴らしい。まあ、ストーリー構成に注力しすぎて演出的に弱い感じがして、そこはちと残念。まあ、あのラストでそこら辺も含めて、全て救われてる感じではあるのだけど。
それにしても、綺麗に一区切りしてしまって、これからどうするんだ?
参考:
既刊の感想 → よくわかる現代魔法
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よくわかる現代魔法 TMTOWTDI たったひとつじゃない冴えたやりかた 感想リンク集
うわー、これを少年向けライトノベルでやるのかーーーっ!! や、20年以上前の少女小説という趣で、なかなかに面白かったっ。眼鏡だしなっ!!
そゆわけで、各地で評判なので買ってみた。桜庭一樹は、以前読んだ『竹田くんの恋人』があまりに酷かったので、私的に回避リスト入りしてたのだけど、なるほど、これなら評判が良いのも頷けるわ。最近では、かなり珍しいテイストの恋愛モノ。というかコレ、せめて20代、出来れば30代以上向けな予感なのは、気のせいですか(^^;。接触恐怖症&吊り橋効果をはじめとして、懐かしさを感じさせるモチーフの選択も、いやぁ、巧いねぇ。これを出すとは、ファミ通文庫、懐深いわ。うひ〜、これはもう次巻も期待だわ〜〜。
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