6月12日、学校が休みの第2土曜日、晴れ。市役所まで行く妹と、父の車で送って貰う。ちと出発前に妹とごだごだがあって、約束の時間に間に合うかと心配だった。だが結局8時45分ごろに宇都宮駅に到着。用意しておいた栃木までの乗車券(マルス券)を自動改札に投入。ここで問題が起こるわけは無いわな (^_^;;
改札内でY、I、Nの3氏と合流。予定していた9時03分発の2536Mには乗らずに、9時ジャスト発の572Mで小山を目指すことにする。発車まで時間があったので、<北斗星4号>の写真を撮りに行った。が、デジカメの電池が切れた (^_^;; 昨日、確認したときには、大丈夫だったのだが。出掛けると急に切れるのね、電池って (^_^;; ということで、写真はない。
車両は東ヤマの115系、ボックスシート車。車内はガラガラだったが、小山に近づくと座席が大方うまる程の乗車率となった。小山駅構内で「華」とすれ違う。9時28分に小山に到着。
ここまでは「まともな」乗車経路である (^_^;;
小山に着くとSLがいた! <SLもおか号>がJRに乗り入れているのである。私はデジカメの電池を買いにキオスクへと急ぐ。アルカリ電池を購入。やはり、ちと高い。予備の電池は買っておくべきだった。
車両は415系、ロングシート車に乗車。9時41分発の739Mである。結構な混雑であった。
小山を出ると車内灯が消える。直交切り替えのデットセクションを通過するため。ここからは、交流50Hzの2万Vボルト電化となるのである。
気になるのは、水戸線の車両を置き換えるとき。701系などの交流電車を投入するとしたら、小山駅まで交流電化にするのだろうか。(小山駅構内の直流電化区間のために交直両流電車を投入するというのは、あきらかにムダであろうから。)
結城で先ほど出たSLを横に見ながら、こちらが先発。下館手前でボックスシート車に移動した。
筑波嶺の裏っ側の田園地帯を進んでいく。沼や泥濘が多いようだ。下館辺りでは、「ゆう」(最近お座敷に再改造された)とすれ違い。また、何度か401系ともすれ違ったがまだ動いていたのか (^_^) この401系であるが、近郊型なのになぜ「401」なのかとI氏が話していた。何ででしょうかねぇ、421系(401系の50Hz版)との関係がありそうですが。交流電化区間(≒地方)では、「通勤型」なんて車種は存在しないのかも知れませんね。用途を表す十の位の数字のうち、「近郊型」を表すのは0・1・2。3・4は欠番で5以上が長距離用となっています。交(直)流電車だと50Hz用と60Hz用があるから、0と2を分けたのでしょう、という気がしますね。(50Hzのために1は空けておいたと)
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すれ違った401系(結城) | 415系(友部) |
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E653系<フレッシュひたち> (友部) | 特急券 |
友部からは、11時ジャスト発の特急フレッシュひたち20号。E653系には初乗車である。付随編成の11号車に乗車。新しい車両とあってやはりキレイだった。「フレッシュ」ですね。でも古くなっても列車名は、「フレッシュひたち」のままなんだろうか?10年後も変わらなかったら、私は怒るぞ! この列車名だが、「スーパー」はもう付けられないので(「スーパーひたち」というのがあるから)、困って訳分からなくなって「フレッシュ」と付けてしまったように思われる。私が列車名を考えるならば、「スーパーつくばね」か「スーパーときわ」あたりがよさそう。これなら、遠近の列車で名前が分けられて分かりやすくなるように思う。
この車両のシートは、背ずりは普通にリクライニングするのだが、座面は前にスライドする。これによってシートピッチが狭いままでも、見かけのリクライニング角度を大きくしている。シートピッチは91cm、最近の車両としては狭すぎだ。JR東日本の得意技「詰め込み」がここでも活きている。(もっとも、そうせざるを得ない事情があるのも解っているつもりだ。首都圏ってやたら人口多いんだもんね。でも、それならそれで、増結などで対応して欲しいというのが私の思いである。) 車内は、(あくまで付属編成だけなのだが)座席が大方埋まっている車両があると思えば、逆にガラガラの車両があるといった、よく分からない乗車率であった。
少しして、車掌さんが車内改札にまわってきた。「宇都宮→栃木」の乗車券と、特急券を渡したのだが、すんなり通ってしまった。ちゃんと乗車券も見ているのだろうか (^_^;;
そうそう、この特急券であるが、ちょっと買い方を失敗してしまった。「フレッシュひたち特急料金回数券」というものが発売されている。その存在には気づいていたのだが、6枚綴りの券を4枚使うだけでモトがとれるとは思わなかった (^_^;; 安す過ぎである。ちなみに3枚使用ではもちろんモトはとれない。これはなぜか、確認済みだった (^_^;; (当初は3人で行く予定だったのだ)
昼食を摂ろうということで、車内販売を探すが乗っていない…(^_^;; こりゃこの後の予定が狂ってしまうぞ (^_^;; お昼時なのに、付属編成だからって車販を乗せないというのはどういうことだ。念のため車掌さんに尋ねてみたが、やはり乗っていないとのこと。(あるわけ無いとは思ったが)長時間停車する駅も無いと。こりゃ上野まで食べられないね。それにしても、何故常磐線の特急には貫通扉のない車両を投入するのだろう。
しかし、上野までの1時間はすぐに過ぎた。常磐線は、乗っていると結構面白い路線だと思った(鹿島鉄道などもみられたし、)。 12時04分、上野駅の地平頭端式ホームに到着。
上野駅で駅そばを急いで腹に入れて、京浜東北線・山手線のホームへと向かう。予定よりも遅れているし、鶴見までどうやって行こうか、ということになった。東京で東海道線に乗り換えるという手もあるのだが、これだと本数も限られるし川崎でもう1度乗り換えなければならない。結局京浜東北線で行くことにした。
それで、12時26分発の快速に乗り込む。最初は立ったが、少しして、座れた。途中の蒲田の発車ベルは、蒲田行進曲 (^_^) 鶴見には12時56分頃に到着。なんとか13時ジャストの鶴見線には間に合いそうである。
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