最高傑作級。思春期の少女を書かせたら、もう、絶品。眼鏡だしなっ!!
そゆわけで、非常に良質な少女小説。こんな一昔前のコバルト風な作品が、なんでファミ通文庫からでてるんだ? や、桜庭一樹の文章は間の使い方に違和感を感じることがあって、この作品も2箇所ほどそういう部分はあったのだけど、それ以外は、満点。全てが素晴らしい。特に、文そのものが素晴らしいのよ。単語の選択から読点の使い方まで、ほんとさいこー、素晴らしい〜〜。このレベルから楽しめる作品はそうないので、ほんと、とにかく絶賛、絶賛、大絶賛っ!! 文だけでなく思春期の微妙な感情も、絶妙に描かれていて、ほんと素晴らしい。ついでに、ミギー氏によるイラストも非常に似合って素晴らしい。ほんとにさいこーーーっ!!
それにしても、中身はこんなに素晴らしいのに、裏表紙のあらすじのセンスのなさは、いったいなんなんだろう(^^;。
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既刊の感想 → 荒野の恋
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▽ コバルト文庫新刊―『流血女神伝 喪の女王(3) /須賀しのぶ』、スニーカー文庫新刊―『マキゾエホリック Case1:転校生という名の記号 /東亮太』、購入。
▽ NTTドコモ、PHSサービスを2007年度第3四半期に終了。あー、一応まだ、あと一年半は使えるということなのねん。携帯もPHS並みに安けりゃすぐにでも移るんだけどなぁ。
がははははっ、今度のコスプレは、そうきましたかっ!! って、せっかくなんだから、コスプレ姿をイラストにしとけよっ!! や、表紙は惜しいっ、残念っ、こんちくしょ〜〜〜。
そゆわけで、目まぐるしく立場が変わるカリエは、またまたいろいろあって、うひぃ〜〜〜〜〜。これだけ濃いにもかかわらず、相変わらず、一気に読ませる内容で、めちゃくちゃ面白い。あああぁ、プロット出来てるなら、ガシガシ続きを書いて欲しい。続きは夏かいっ!! 待ち遠しすぎる〜〜。
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既刊の感想 → 流血女神伝
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▽ ミステリ既読調査。9冊でした。まー、米澤穂信、桜庭一樹、森博嗣、西尾維新辺りしか読んでないからなー。……それにしても、ミステリーなのに、富士ミスがほとんど入ってないのはどういうことよ?<をい
▽ [TVA]『灼眼のシャナ』#17。あああああああぅ、ごろごろごろごろ〜〜。ていうか、これ以上うれしはずかし展開になったら、もうまともに見れないんですけどぉ〜。……って、なんでそんなアホな展開に。手を抜かずに伏線はるなりイベント起こすなりしろ〜。
ごめんなさい、私にはついていけませんでした。ジェットコースター的でなおかつ支離滅裂な展開ながらも全体としてはきちんとコントロールされた作品、という印象ではあるのだけど、こー、無理に変わったことをやろうとしてかえって普通というかなんだか微妙になっちゃってるようなセンスがなー。どうにも、私には合いませんでした、ということで。
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ダメ。キャラの行動に説得力がなさすぎる。や、「どうしてそのキャラがそういう行動をとるのか」という部分が、きちんと読者に提示されるていないのよね。お約束だからいちいち説明しないという側面もあるんだろうけど、それなそれでもっと違和感の少ない設定にすべき。あと、元々がゲームの企画だったせいかもしれないけど、指示通りに動くと都合よく話が進む、お使いRPG的な展開なのな。……雰囲気は、一昔前のオーソドックスなファンタジーといった風で、悪くはないんだけどねぇ。
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[ ウェイズ事件簿 ]
▽ 昨日は秋葉原。きちんとワゴンセールな [WIN]『ぱいめが /smart』を買ってきました。
▽ で、ちと日記のスクリプトを変更。一部、文字コードの変換がおかしくなってたので(汗;。
こういう筋なら幽霊娘も眼鏡っ娘もいらんだろ。なんというか、「企画通りにとりあえず形にしただけ」という印象で、キャラ設定やキャラ配置のバランスが非常に悪く、ストーリーもいまいちでした。
そゆわけで、[TVA]『よみがえる空』のノベライズ?連動企画かしらん。航空自衛隊救難飛行隊の話。こういう筋なら徹底したリアル指向にすべきだと思うのだけど、変に幽霊娘を出したりライトノベルっぽく仕上げようとしてるために、結果として、出来の悪いキャラクター小説にしかなってないのがなー。人を助ける救難隊としての自分と国防のためには殺人も厭わない自衛隊としての自分、というテーマは、真摯にもっと深く描けるテーマだと思うので、それだけに非常に残念。もったいない。
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[ ファイナルシーカー ]
▽ [TVA]『タクティカルロア』#5。う〜ん、シリアス風味になると、とたんにつまらなくなるな。やっぱ切ろうかなぁ。
▽ ゆーいちさん経由 で、葵せきなさんの日記。富士見ファンタジアでデビューする前は、わりとネット小説家として活躍されてたのかしらん? “このサイトの小説見ている方の方が、私を知っているからこそ、ちゃんと「伝わってない」部分が多い”というのは、なかなか興味深い。
だははははははっ。なんですか、このあざとすぎる展開の数々はっ!! そうかっ、これって、「シリアスも度を越えるとギャグになる」というのを狙った作品だと思うのだけど、とにかく爆笑、大爆笑。ほんとに面白い〜〜。
そゆわけで、表紙が眼鏡。<をい。や、「自分が生きているせいで滅んでゆく世界」という、一見するとシリアスっぽくも見えるのだけど、ネタの仕込み方や演出手法をきちんと読むと、どうみてもギャグ作品なのよね。なかなかニクイ作りでほんとに楽しい。狙いまくった展開の数々がとにかく爆笑で、その笑いの中に、きちんと切なさも演出しているところがナイスっ!! ほんとにもう、残り322日って、どうするつもりだよっ(笑)。
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既刊の感想 → 殺×愛
あああぁ、ほんとに巧いや、片山憲太郎っ!! 相変わらず、嫌な内容で好きなタイプの話ではないのだけど、読んでてほんとに面白い。素晴らしいっ!!
そゆわけで、不良くずれの柔沢ジュウとその奴隷の堕花雨。今回は、無差別イジメを繰り返す謎の集団と対決する、という話。相変わらず、ジメジメとした嫌な内容なのだけど、キャラの立て方や演出が、非常に巧くて面白いですなっ!! 光といい円といい、ほんとに魅力的なキャラに見せてるよなぁ。ただその分、雨の出番が少ないのが残念無念。あと紅香もどこ行ったっ!!
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既刊の感想 → 電波的な彼女
▽ 00年代小説リスト120冊(「スタジオ・ボイス 2006年3月号」より)。ライトノベルに限ってみれば、人気も評判もわりと微妙な作品も混ざってるのだけど、どういう基準のセレクションなんだろ(^^;。
▽ 私の行く本屋さんには、電撃の新刊はまだ入荷してなく、がっくり。とりあえず、ハヤカワSFシリーズJコレクション新刊―『まだ見ぬ冬の悲しみも /山本弘』、購入。
▽ [TVA]『灼眼のシャナ』#18。あああぁ、もう、なんちゅー身悶えするシナリオなんだぁーーーっ!! ううう、うひぃぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜。すげー、凄すぎる。いや、ちとバランスは悪いんだけど、ほんと、さいこーーーーーーーーっ!!
▽ 桜庭一樹のweb日記が本になる!。凄いなぁ、というか、どのくらい需要があるだろ(^^;。
竹本泉を忘れるな(爆笑)。……や、全6篇を収録する SF短編集。いろいろと元ネタというか予備知識がないと楽しめない予感なのはアレだけど、まー普通に面白かったです。私的には「奥歯のスイッチを入れろ」がいちばん好みかしら。
で、簡単に各短編のコメントを↓。
奥歯のスイッチを入れろ
加速装置をつけたサイボーグ戦士の話。なんと言っても加速中の描写が秀逸。
バイオシップ・ハンター
トカゲ型宇宙人との異文化コミュニケーション。オーソドックスな内容でふつーに面白かった。
メデューサの呪文
言葉の力を描いた話。これもなかなかお気に入り。
まだ見ぬ冬の悲しみも
タイムマシンもの。もちっと人間関係を主軸に置いた方が面白かったんじゃないかのー。
シュレディンガーのチョコパフェ
SFとしては正直いまいちだと思ったのだけど、ネタだけで大笑い。
闇からの衝動
C・L・ムーアの作品はたぶん読んだことがないので、にんとも。
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[ まだ見ぬ冬の悲しみも ]
▽ 電撃文庫新刊―『半分の月がのぼる空6 /橋本紡』『キーリVIII 死者たちは荒野に永眠る(上) /壁井ユカコ』『アスラクライン(3) やまいはきから /三雲岳斗』『麒麟は一途に恋をする5 /志村一矢』『火目の巫女 /杉井光』『哀しみのキメラ /来楽零』、富士見ミステリー文庫―『遠く6マイルの彼女 /ヤマグチノボル』『SHI-NO ―シノ―黒き魂の少女 /上月雨音』、購入。
▽ 来月の新刊チェック。太洋社 と ラノベの杜〜新刊案内〜 から。
▽ どうにも最近、土日は風邪で死んでるな(T-T)。
▽ ライトノベル板住人と会話する際に気をつけるべきこと。“渡瀬の話はしないこと。今のラ板住人にとって『空鐘』は信者が痛すぎる存在である”。……2ちゃんねるの文化はよくわからないのだけど、なにゅ〜〜、『空鐘』ファンは今そういう扱いだったのかー。
▽ [WIN]『夏音Ring』。追加シナリオの再配信してたのかー。というわけで、とりあえずダウンロード。……しかし、一度クリアしたものは、なかなかプレイするのに腰が重くて、にんとも(^^;。
1st 奏
日々眼鏡道を邁進していた眼鏡同好会は、おっぱいをめぐる対立から巨乳眼鏡同好会とぺた眼鏡同好会に分裂っ!! 果たして勝利はどちらの眼鏡に微笑むのかっ!! ……という、バカだっ、バカすぎるっっっ!! や、キャラも単に眼鏡をかけているだけではなく、きちんと眼鏡っ娘とはなんたるかという真髄に近づいた、非常に濃い内容の作品。ほんとに素晴らしい〜〜。
まあ、序盤はギャグ満載で楽しいのだけど、後半はぇちしーんの比率が多くなって、その分、どうしてもいまいち感が強くなるのが残念無念。や、こういう作品は、最後の最後まで、バカやってバカやってバカやるのが良いと思うのだけどなー。
[ ぱいめが ]
いまいち、というか、すみません、好みにあいませんでした。や、夢枕獏のキマイラ吼シリーズみたいな濃厚な内容を期待したのだけど<をい、そこら辺、ちと物足りなかった予感。あと、こういう重めの方向性を狙うなら、イラストはいらないんじゃないかなー。
「第12回電撃小説大賞 金賞」。異形のものに取り付かれ、人の世から離れていかざるをえなくなる 4人の哀しい話。多少不自然さが残る文章なのだけど基本的にはきちんとした筆力だと感じました。ただ、電撃らしいライトノベルとは一線を画してる作風で、やっぱり、好みじゃないのよね(^^;。重く哀しい方向性を狙うなら、もちっと深く濃厚な描写が欲しかったところ。いまいち人物が描ききれてない印象だったり。あと、やっぱりイラストはいらないと思うんだけどなー。
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おもしろい。そして、イラストもさいこーーっ!! や、クールな小学生シノちゃんがとにかく良い。ストーリーも新人さんにしては、なかなか読ませる内容。これで鴻池先輩とラブバトルでも繰り広げてくれたら言うことなしだったのだけど、ちとラブが弱いのが残念無念なんだよなー。
そゆわけで、「クールな小学生シノちゃんと、大学生の僕との純愛系ミステリー」。って、どこが、純愛系ミステリーだよっ、帯び書いた奴出て来い(苦笑)。……とにかく、キャラとその描写、雰囲気が秀逸な作品。イラストも内容に良く合っていて Good。いやほんと、小学生のシノちゃんがひたすら良いですな。鴻池先輩もなかなか。まあ、「永遠の生」と「命の軽さ」というテーマの部分は正直微妙だったりはするのだけど、ほんとにおもしろかったっ!! 今後に期待です。
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あう〜、巫女巫女萌え萌え小説じゃないのか〜〜。いや、表紙その他から、てっきり萌え系の話かと思ったら、萌えからはかなり遠い、むしろ物悲しい物語。出来は悪くはないと思うのだけど、好みかどうかといえば、ちと微妙なんだよなぁ。
「第12回 電撃小説大賞 銀賞」。護国の要である“火目”を目指す三人の巫女の話。なんといっても、オーソドックスな展開をベースに、物悲しさを非常に上手く演出してるのが Good。これで、三人の心情や関係をもう一歩深く描いていれば素晴らしい作品になってただろうに、そこら辺はもったいないなぁ。あと、ラストは私的にはわりと好印象。……それにしても、橋本紡がコメントで“電撃らしくない作品”と書いてるけれど、どういう意味での発言なんだろうか? ストーリー展開や演出的には、むしろ電撃以外では出そうもない作品だと思うのだけどなー。
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[ 火目の巫女 ]
▽ 評判よさそうなので、[文庫]『狼と香辛料 /支倉凍砂』も買ってみる。
▽ [TVA]『灼眼のシャナ』#19。いやもう、より一層ストーリーの破綻が目立つようになってきたというか、なおさら意味不明になっちまってるような……。
▽ [小説]『大日本帝国第七艦隊 /鷹見一幸』の Amazonでの価格が、一万七千円と高騰してるらしい。私的に好きな作品で当然手元に持ってるのだけど、売り上げ悪くて最終巻だけ極端に部数が少なかったとか、そんな話なんだろうか。<読んだとき も思ったのだけど、いかにも売れなさそうな内容だったからなぁん。ライトノベル系で他にもプレミアがついてる本とかあるのかしらん?
うん、素晴らしい。いや、5巻ですでに蛇足感が強まっていて心配だったのだけど、退院後の二人の何気ない日常を描いてみるというのも、橋本紡の筆致であれば、確かにありかな。思いのほか蛇足感は感じず、今までの余韻に浸れる一冊でした。……これでとうとうシリーズ完結。ほんと、非常に満足なシリーズでした。
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既刊の感想 → 半分の月がのぼる空
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▽ t-snowさんのプレミア調査。そうか、小野不由美最強伝説でしたかー。
▽ 富士見F編集部にトラブルがあった? 編集部の不手際で清水文化の『気象精霊シリーズ』が継続困難になってるらしい、とのこと。このシリーズは読んでないのだけど、本当だとしたら、せつないなー。
▽ 酷評は何も生み出さない。切磋琢磨を目的とした作家志望者同士の作品批評の場における「酷評」はプラスよりマイナスになることの方が多い、という話。や、昔、漫研な友人が「部誌の講評会の容赦のなさに比べれば、普通に見かける作品批判は大したことない」という風なことを言ってたのを思い出しました。いつもなら、「好みの問題」とか「人それぞれ」とか言ってる部分まで踏み込んでズタズタ、とかだったかしらん。
いまいち、というか、コレも好みじゃないんだよなー。「第12回 電撃小説大賞 銀賞」の新人作品で、中世ヨーロッパを舞台に、互いに裏を掻くような商人同士の争いを描いたファンタジー。とりあえず、この内容でこの表紙は違うだろー。あくまでストーリーがメインで、キャラについてもホロよりもロレンスの方が魅力的に描かれていた印象でした。……出来は悪くないと思うのだけど、やっぱり、好みじゃないんだよなー。
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[ 狼と香辛料 ]
▽ 今年の電撃の新人は、全部は読んでいないけど、ギャルゲー風な内容を書く人がいなくて、がっくりです。去年もそんな感じだった予感もするけど、電撃文庫は、本気で路線変更をするつもりなのかのー。……最近そっち方面は、MF文庫Jとスーパーダッシュが頑張ってるから、まあ、いいけど。
▽ 富士見ファンタジア文庫の新刊は、とりあえず、『殺×愛2 ―きるらぶ TWO― /風見周』だけ購入。
ベタだ、ベタだ、ベタベタだっ!! 非常にベタな恋愛モノで素晴らしいぃぃ〜。さらについでに、日立三部作を目指すというだけあって、茨城県北っぽい雰囲気が良く出ているのもナイスっ!! ……作者の地元だといっても、なにも、こんな微妙な土地を舞台にしなくたっていいのに(^^;
そゆわけで、事故死した兄への拘りが捨てられない主人公とその兄の元カノとの恋愛ストーリー。とにかく、非常に王道的なまっとうなストーリーが、Good。バカで悩み傷つき成長するっちゅー、良質な青春ラブストーリーに仕上がってます。キャラたちも非常に良く可愛く描かれているし、片田舎な高校生活の雰囲気も良く出ていて、ほんと良かったぁ〜。……これは、同系統と言われている『描きかけのラブレター』も読まないといけないかしらん。
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[ 遠く6マイルの彼女 ]
▽ バレンタイン付近にいろいろあって、人生山あり谷あり谷だらけな今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。ついでに、仕事方面も忙しくなってるので、ちと、更新ペースが落ちるかもしれず。
▽ 二見書房様から [文庫]『かぷりっちお☆スノー オタクなお姉さんは好きですか? /黒石翁』を献本していただきました。ありがとうございます。巨乳眼鏡らしい。
とんぷう氏によるイラストは相変わらず素晴らしいのだけど、キャラクター小説的な内容にしては、キャラの描写が甘く行動に説得力がないというか、きちんとキャラが立ってないのがにんとも。……ていうか、キャラの描写に反して、即売会の描写はわりときちんとしてて、それ、力入れる部分を間違ってるとしか思えないのですけど(^^;。
そゆわけで、巨乳眼鏡でオタクなお姉さんと7歳年下サッカー少年とのすれ違いラブ。といっても、まあ、恋愛要素はぇちしーんのための理由付けのレベルを超えてなくて、むしろ、わりときちんと書かれてる即売会風景ににやにやして楽しむ、という作品な予感。ただ、せっかくの巨乳で眼鏡という設定が、あまり生かされてないというか、きちんと描かれてないのが残念無念。いやほんと、表紙をはじめとして、帆波ねえのイラストはいいんだけどなぁ。
▽ MF文庫J文庫新刊―『ゼロの使い魔7 銀の降臨祭 /ヤマグチノボル』『青葉くんとウチュウ・ジン2 Xマス・スクランブル /松野秋鳴』、購入。
▽ 2005年 ライトノベル系 新人作家 読書調査 は、41冊でした。
2巻が酷かったことを忘れてて、つい買ってしまったのだけど、……この3巻は、めちゃおもしろかったっ!! きちんとツボを押えたラブコメで、さくさくテンポ良く読める点は、非常に Good。朱浬の扱いがなんとも卑怯で、さらに他のヒロインも期待通りの役割を果たしていて、ほんとに良く出来たラブコメでした。
そゆわけで、幽霊や悪魔が出てきて戦いを繰り広げたりするハーレム系ラブコメディ。帰宅したら朱浬が傷だらけで倒れていて……、というのがこの3巻。なんといっても、朱浬の扱いが、あざとくお約束で素晴らしい。加えて、他のヒロインもきちんと役割分担に沿った行動をしてて、ほんとに楽しいのよ。ただ、キャラ出しすぎで杏とか出番少なすぎっ!! とか、操緒の扱いはちと強引すぎない?とか思ったりもするけど、ま、いいか。……それにしても、今後どういう方向性で進めるつもりなんだろ、この作品。
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既刊の感想 → アスラクライン
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▽ ほんとに、『倒凶十将伝 /庄司卓』の最終巻が出てるよっ!! いや、もうなんど発売日を延長したことかっ。当初予告から 5年11ヶ月遅れということなんだけど、とにかく発売されたことが、ほんと凄すぎます。……しかし、6年も経つと当時の読者もかなり離れて売り上げとしての数字は見込めないと思うんだけど、こういう場合、いったいどのくらいの部数をだしてるんだろ?
▽ まあ、あとはこの勢いで、『ヨーコ』の続きと『ダンシングウィスパーズ』の続きも出して欲しいところ。ついでに、『星くず英雄伝 /新木伸』の続きとか、『エクサール騎士団 /若木未生』の続きとか、さらについでに、『CITY VICE /立原とうや』の続きとか、『セブンス・ヘブン /土門弘幸』の続きとかも出ないかなー。
▽ ↑検索してみたら、『エクサール騎士団』については、一ヶ月前の若木未生公式blog で、“仕切りなおして、ラストまで書きたい”という言及があって、ビックリです。<をい
▽ そゆわけで、ソノラマ文庫新刊―『倒凶十将伝 巻之拾参 /庄司卓』、スーパーダッシュ文庫新刊―『R.O.D ―第十一巻― /倉田英之』、ファミ通文庫新刊―『だめあね☆ へいいらっしゃいませ、ご主人様! /葛西伸哉』、購入。
▽ あとは、[漫画]『さくらの境(2) /竹本泉』も、購入&読了。もう、ほんとに和むなー。甘えてる二子の絵がいい、特に、口がさいこーー。
2nd 梓鶴
“めがねっ娘という精神を宿すものに、視力などという物差しは無意味だ!!”。素晴らしい。や、眼鏡っ娘のなんたるかを、正面からきちんと描き切った最高傑作。今まで、眼鏡っ娘を扱った作品は数あれど、ここまできちんと眼鏡っ娘を理解して創られた作品は、なかったんじゃなかろうか。正直、次元が違うっ!! <をい
だがしかし、永澤方面のぇちしーんがほとんど描かれないのは、非常に不満なんですけどぉ。シチュエーション的には、むしろ、永澤側の方が、萌える展開に出来ると思うんですけど。
おまけしなりお
別に「おまけしなりお」としなくてもいい内容だと思うのだけど、上手く本編に組み入れられなかったんだろうか(^^;。まあ、ふつーにハーレムエンド。
総評
眼鏡っ娘好きなら迷わず買えっ!! ということで、ひとつ(^^;。眼鏡っ娘ゲーとしては、私がプレイした中で、もっとも優れているといえやう。……まあ、キャラに萌えたり、ストーリーが秀逸だったりはしないんだけど。
[ ぱいめが ]
▽ もう2月も月末に差し掛かってるのに、まだ、電撃を読んでるわけですが。
▽ 富士見ミステリー文庫創刊5周年フェア。いつもはメンドくさくてスルーしたりするのだけど、“『私と宇美と衝撃の初体験』というタイトルの蛍子の話”があるみたいなので、応募するかなぁ。〆切は明日。