桜トンネル
上の写真は、愛知県豊川市の市役所の北側の道路です。道の両側に桜の樹が並んでいて、枝が天井を作っています。豊川の人々は、ここを、「桜トンネル」と呼んでいます。
この地には、太平洋戦争中に東洋一の軍需工場がありました。終戦直前に大空襲をうけ、多くの人たちが亡くなっています。
梶井基次郎の短編小説「桜の樹の下には」に、桜の樹が美しいのは死体が埋まっているからだ、とのようなことが書かれています。
「桜トンネル」の美しさもそんなところにあるのだろうか。桜にかぎらず、美しすぎると悲しくなってくることがある、と誰かに聞いたことがある。
(上の写真をクリックすると、「桜トンネル」の中央から撮った写真をご覧になれます)
「この桜トンネル」を東はずれまで進むと、今度は南北にのびた桜のトンネルがあらわれます。ここを左にまがって北へ進んでください(下のボタンをクリック)。まだまだ桜のきれいなところが近くにあるのです。
最後のページに地図を載せました。そのページまで僕に案内させてください。
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