Apr.17

 ここは、ソウルの大韓航空のとランジェットルーム。スゲー汚ねえ。ここで、4時間強(午後2時位に着いて、通関手続きは午後6時40分)待つのかと思うと気が重い。今は3時25分。あと3時間、うむむ...近くには、ドイツ人らしき若い女性のグループがいる。きっと同じ思いだろう。英語は話せるのだろうか。話しかけてみようかな、とちょっと思っているけど、たぶん話しかけることはないだろう。とにかく早くここを去りたい。違うところで待っていようかな。
 航空内はとても混んでいる。椅子も空きがない。客の中には通路に座り込んでいる者もいる。僕もこの一人になった。
 飛行機もこれに漏れず満席状態だった。飛行機は着陸し、先を急ぐように、降り、税関を通り過ぎるように経て、京成線乗り場へと向かう。時刻表を見ると、まだ特急の時刻には余裕があるので、無事日本へ帰ってきたことを実家に知らせる電話をした。安心した様子だ。京成上野で電車を降りたが果たしてJR上野駅まで歩いていける距離なのだろうか。駅を出てみると以外と近く安心した。とりあえず切符を買い、それと煙草を買い、じっくりと、久しぶりの日本たばこを味わった。でも、切符は買ったものの電車はまだあるんかいな。記憶では、11時台のがあったと思ったが、時刻表で確かめた。あった、あった。11時10分発だ。少し時間があったので、福島のところへ電話をしたが留守であったので、留守電にとりあえず帰ってきたことを入れた。
 列車を見てみると、ありゃりゃ座席が埋まっているじゃないか。しょうがない、立っているか。発車時刻が近づくと、あれよあれよという間に満員。さらに次の次の駅では朝のラッシュ時のようにぎゅうぎゅう詰めだ。今回の旅でこれが最も辛かった。ヨーロッパでもこれ以上に疲れることはあったが、何か得るもの、例えばガイドに載っていない道、景色、建物、人間を経験できた。この列車はただ疲れるだけ、これだけだ。いや、ヨーロッパの旅が際立つ助けとなっているか。
 蓮田を過ぎたあたりから座れるようになり、今、小山を過ぎ、この車両には5人しかいない。さて、宇都宮駅に着いたら、アイスホッケー部の追コンガ待っているがどうしたものか...0:58宇都宮着予定。
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