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 このページMurmurでは、日頃考えていること、はまっていること、不満に思っていること、嬉しかったことなどをつぶやいています。
 Jan.31
 さて、今後の進路ですが、ほぼ自分の中では決まりつつあります。僕は、プライマリケアを重点に置いた医療をしたく、専門的医療が主な大学病院ではなく、一般の病院、できれば、生まれ育った栃木県内で研修したいと思っています。そうなると候補は、済生会宇都宮病院、国立栃木病院、そして昨年から指定された上都賀総合病院です。この臨床研修指定病院の三者の内、ホスピス病棟を持っており、施設も充実し、スタッフも優秀、研修ではプライマリケアが主体と唱っている済生会宇都宮病院が、第一希望です。
 実は、3年生の頃からここを希望しておりました。図書館にあった済生会宇都宮病院創立*周年記念誌から、病院が新築移転しホスピス病棟が作られ、他の様々な構想を知ってからです。そして昨年、病院の移転が完了すると、その思いは強くなる一方でした。そんなわけで、留年経験というリスクがあるものの、思い切って出願しました。しかし、面接試験は年内予定で、試験日は追って連絡とのことでありましたが、大晦日が2週間後となっても音沙汰がなく、しびれを切らしこちらから連絡を取ってみました。すると、検討中との答えが...もしや書類選考で落とされたのでは?と心配しながら連絡を待つことになりました。そして、Drから電話で連絡があり、今回は、内部関係機関からの採用で手が一杯になり、手は尽くしたが外部からの採用は見送ることになったと丁重に断られてしまいました。電話中は、頭の中が真っ白になり、Drの言葉にただ「はい」「はい」と答えるしかできませんでした。受話器を置いてから「何かの間違いでは?誰かがいたずら電話をしたのではないか?」と否認し、「もっともらしい理由だったが、本当は、成績が良くないから採りたくなっかたのだ、本当のことを言ってくれ!」と怒り、「国家試験に合格すれば、欠員が出たから、採用することになったと言ってくるかもしれない」と取り引きをし、「これは卒業もできない徴候かなあ」と憂鬱となり、「とりあえず、獨協医大で研修をして基礎を身につけ、それから済生会に行ってもいいじゃないか。門戸はまだ開かれている!」と受容しました。これらは、この文を書く上で初めて気が付きましたが、E・キュブラー・ロス博士のいう自己防衛のための反応段階を経ています。あらためて、納得させられました。
 そんなわけで、現時点では獨協医大病院で済生会宇都宮病院を派遣病院にしている外科系の医局を希望してます。医局説明会が後日あるので、それを聞いて決めようと思っています。
 Jan.29
 以前予告しました、卒業試験の結果ですが、合格です。これでやっと医師国家試験を受ける資格を得ることができました。在学中にお世話になった方々には、この場を借りましてお礼申し上げます。(獨協医大の方でこのページ見て下さっているのはどれくらいいらっしゃるのだろう?)

 これからは国試に向けて本腰を入れなければ。その間更新が滞ることが多々あると思いますが、御了承下さい。

 Jan.26
 散りるべき時散りてこそ
 世の中の花も花なれ
 人も人なれ

 この歌をふとしたことで、耳にしました。昔の人は、死に対して恐怖ばかりを感じていたと思っていましたが、思い違いであったと認識しました。いつ頃から死に対するこういった考えが減ってしまったのでしょう。近代医療が発展しだしてからだと思うのですが...
 詠み人が分かりません。ご存じの方、ご連絡下さい。

 Jan.21
 先日、アイスホッケー部の新年会がありました。顧問の教授にもいらしていただき、今後の獨協医大病院に希望がもてるお話を伺えました。臨床研修先に獨協医大病院を選んでもいいかな、と消極的ですが心が変わってきました。

 国試の追加情報です。C問題のうち、約1〜2割の問題が正解率60%未満、さらにはKey Varidation(識別指数)の結果、足切り対象問題にならず一般問題に移行するため、70%取ることが安全圏であるとTECOMでは予想しています。
 また、 Jan.19日のつぶやきを修正しました。修正個所は、A,C,E問題の時間です。

 Jan.20
 19日夜7時からの「さんま・所のオシャベリの殿堂」で、付き合えば楽しくて、自分も成長できるのはさんまさん、面白さに欠けるが、結婚相手を選ぶとしたら、ところさん。2、3年前まで好きだったのはさんまさんで、今大好きなのは所さん。という話がありました。僕は、どちらかと言えば所さんタイプかなあ。僕ってつまらない男ですよ。あなたはどちらのタイプ?どちらのタイプが好み?
 Jan.19
 既にご存じの方が多いと思いますが、今回の医師国家試験から、問題配分が変更になる予定です。

国試時間割予定
  科目 問題数 時間
第1日 A問題 一般問題 80問 110分
B問題 一般問題 100問 140分
C問題 長文問題 20問 80分
第2日 D問題 必修問題 一般 20問 60分
臨床 10問
E問題 臨床問題 40問 120分
F問題 臨床問題 50問 150分
    320問 660分

 これは、あくまで予定であり、試験時間は予備校によって異なっていますが大差ありません。厚生省の正式な発表があるまで何とも言えませんが、ただ一つ注目すべきなのはD問題で80%を正解しないと足切りになるらしいということです。

 各問題の時間が短くなった分、集中力の点では楽になりそうです。喜んでいいのかな?
 Jan.17
 「死ぬ瞬間」(On Death and Dying) エリザベス・キュブラー・ロス著、あなたはこの本をご存じですか?邦訳の出版は昭和46年ですから、もう25年も経っています。しかしながら、ここに書かれている内容は、今の日本の医療よりも進んでいます。日本の医療は技術的には世界の最先端を突き進んでいるといっても過言ではありませんが、これが本当に患者さんのためになっているかは、疑問です。これからの日本の医療は、まず、この本に書かれていることを目標にしていかなければならないと思います。

 以前、図書館で、この本を読んだときには、今の様な強烈な感銘や使命感は覚えませんでしたが、もうしばらくで現場に飛び込もうとしている今、もう一度読んでみたくなり、図書館に足を運びました。読み出すと、これは手元に置いておきたいという衝動に駆られ、大学の書房で一連のシリーズ、「死ぬ瞬間の対話」(Questions and Answers on Death and Dying)「続・死ぬ瞬間」(Death : The Final Stage of Growth)、「新・死ぬ瞬間」(On Children and Death)、を加え購入しました。残念なことに「死ぬ瞬間」は取り寄せになってしまいました。あらためて題を書いてみると原題の方がそれだけで、内容や言いたいことを端的に表していますね。

 内容に関しては、追々このページでつぶやいていくと思いますので、今日は、本の紹介にとどめておきます。出版社や、チョットした解説はAboutのページに書いておきました。

 Jan.15
 今日は成人式。僕は式には参加していません。共通一次試験(今ではセンター試験)が間近に控えており、住まいも実家ではなかったためです。でも、後悔は全然していません。これは、男だからかなあ〜。女性の方はこの機会に着物を着られるってことで、もし式に出られなかったら、後悔するのでしょうね。
 それに今日は、年賀状の当選発表がありました。皆さん当たりましたか?僕の方は、高校以来年賀状を書いたことがなく、年々当選確率が低くなっていってますのでまず当たることはありません。今回も切手シートも当たりませんでした。あっインターネット年賀状の当選発表も今日だったかな?当たっているかな〜。
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