よし、スノーボードスクールだ。生徒は3人。僕と同い年の女性2人は、大阪から来た。一人は看護婦さんだ。午前中のレッスンは、横滑りから斜滑降、停止まで進んだ。
初めて、ボードで、リフトに乗った後、両足を固定し、斜面でバックサイドで立ち上がることすら出来なかったのが、フロントサイドでは難なく立ち上がり、横滑りもできた。普通はフロントサイドの方が難しいそうだ。足首が堅いからだろうか。あ〜バックサイドの横滑りの練習で、一日終わってしまうのかと悲観したが、2回目にリフトに乗った後は、なぜかバックサイドでもうまく横滑りが出来た。
レッスンを終え、先生も交え4人で昼食を摂った。運動の後だからか開放感があり、話は弾んだ。女性二人は、もう大阪に帰るそうだ。もう少し話がしたかったのだが、残念だ。
午後は、レッスンを延長し、ターンを目標に挑んだ。運がいいことに、生徒は僕一人、プライベートレッスン状態だ。午前中よりももう少し上のゲレンデへ行き、ロングターンへ向けての練習。やはりバックサイドがうまくいかない。何度も転び、恐怖感が出てきてしまい、フロントサイドでも、失敗が目立つようになってしまった。お尻が痛い。基本姿勢も崩れ、直滑降でも、ふらふら。疲れも出てきてしまった。レッスン終了時刻が近づき、もう一度基本を念頭に置きながら、リラックスして、連続ターンの練習。満足のいくターンは出来なかった。
ナイターでも練習したが、暗いのでスピード感が増し、すぐそばをスキーヤーがー走り去ったりと、周りの状況に気がいってしまい、集中できず、転びまくった。お尻が痛い。いや、体全体が痛い。
ホテルに戻っても、酒を飲む気力さえなかった。