帯電列


物質によって、電子(-) を出しやすいものと電子(-) を受取やすいものがあります。

接触や摩擦によって電子(-) を放ってプラスに帯電しやすい物と

電子(-) を受け取ってマイナスに帯電しやすいものがあるのです。

この順列を「帯電列」と言います。

また、列上で離れているほど静電気が起きやすくなります。
 

 

☆1列の帯電列http://www.simco.co.jp/topbar/seiden/hasei/4.html)から引用

+に帯電しやすい

アセテート
ガラス
人毛
ナイロン
ウール
毛皮
アルミ
ポリエステル

木綿

アセテートファイバー
ニッケル、銅、銀
真鍮、ステンレス
ゴム
アクリル
ポリエチレンフォーム
ポリウレタンフォーム
サラン
ポリプロピレン
ポリエチレン
塩ビ
KELF
テフロン

-に帯電しやすい

(以上引用終わり)


☆3列になった帯電列( http://www4.ocn.ne.jp/~katonet/kagaku/taiden.htm )から引用

+側

 
アスベスト アルミニウム ビニロン
ガラス 亜鉛 ポリスチレン
人毛 カドミウム オーロン
雲母 クロム サラン
ナイロン 紙(ティッシュ ダクロン
羊毛 エボナイト ダイネル
レーヨン ベロン
カーバイト
木綿 ポリエチレン(スズランテープ
ニッケル カネカロン
ビスコース 黄銅 セルロイド
人の皮膚 セロファン
カゼイン 硫黄 塩化ビニール(塩ビ管
アセテート 黒ゴム テフロン
アクリル 白金 硝酸セルロース
 

-側


2物質を擦り合わせた時+側に近い方に+、-側に近い方に-の静電気が帯電する。
又2物質が離れているほど電位差が大きくなる。
(以上引用終わり)

この表によると、アスベストと硝酸セルロースの組み合わせが一番電位差が発生するようです。

スズランテープが手にくっつくのも、スズランテープがー、手(人の皮膚)が+に帯電しているからです。

 

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