紀州備長炭窯では、約1300度前後で焼いています。 一般的に白炭とも呼ばれています。 備長炭に代表される白炭は、鋼鉄のような硬さで、火力が強い上に、火持ちが良いのが特徴です。 原木の伐り出しから窯出しまで約2週間かかります。 この紀州備長炭を作るときに出てくる煙(ウバメガシの水分)を煙突を使って冷却・液体化し、精製したのが木酢液(もくさくえき)です。 木酢液には、さまざまな効果があります。お風呂に入れて、アトピー体質の改善、水虫、床下に散布して白アリの防止などに。 川崎さんの 紀州備長炭窯 窯出し作業 まず最初に、 紀州備長炭を窯の手前に寄せておきます。 (一度に、出す分量だけ) このまま、窯出しをすると、うばめがしの木の皮が付いていますので、灰をかけて木の皮を取ります。 10分程、置いてから窯出しします。 10分、経過した後、いよいよ窯出しです。ゆっくりと割れないように、窯から慎重に 紀州備長炭を出します。窯出し時の紀州備長炭の金属のような音色は、まさに神秘的です。 窯から、紀州備長炭を出した後、丁寧に、割れないように、ゆっくりと紀州備長炭を1本1本、別の場所へ寄せます。 その後、消粉をかけます。消粉をかけて冷却すると硬質な紀州備長炭の出来上がりです。 この作業の繰り返しです。窯出しには、約9時間かかります。 翌日には、次の紀州備長炭を焼くためのうばめがしの原木を窯に入れていきます。 窯の中は、まだ、熱く、高温です。こうして、窯の中に入れられた原木は、火入れまでの3日間ほど、窯の中で、乾燥させます。そして、火入り(うばめがしの原木に着火)から窯出しまで、約2週間かかります。 窯の中のうばめがしの原木の量は、約5トンの原木が入っています。 焼き上がりの紀州備長炭の量は、 500kg〜600kgになります。 このように、紀州備長炭の製炭作業は、大変な作業です。 灰と高温な窯の側での作業は、忍耐力と根気が必要です。 当店では、川崎さんが丹精込めて作り上げた高品質の紀州備長炭と木酢液を全国の皆様にお届け致します。 紀州備長炭と木酢液で、健康をサポートしてみませんか。 前のページへ トップページへ