今日はメモリアル・デイ。晴れの休日。I-95を車でぶっとばしてニューヨーク Bronx にある「Edogar Allan Poe Cottage」に向かう。
コネチカット州-->ニューヨーク州
コネチカット州フェアフィールド郡
私が住むコネチカット州フェアフィールド郡は Coastal Fairfield County と呼ばれ、ニューヨーク州の都市部寄り側に境を接する海岸沿いの地域。
Town of Fairfield(フェアフィールド市)の海岸。水平線に見える(この写真では見えないんだけど)島がニューヨーク州ロング・アイランド。
フェアフィールド郡を海岸沿いに横断するフリーウェイI-95の両側にはこんな森が延々と続く。この地域は16世紀植民初期にネイティブ・アメリカン(インディアン)と白人の間で数々の戦闘があった場所。ネイティブ・アメリカンの遺跡も残っている。20世紀初頭にフィッツジェラルドの「華麗なるギャツビー」で描かれたニューヨーク社交界の邸宅があったのもこの地域。昨年これらの歴史的大邸宅の一つがタダで売りに出されていた。ただし建物のみ。船での移送に莫大な費用が掛かるとか。確かどこかの銀行が引き取った。
ここはシャーウッドというロビン・フッドが住んでそうな名前の森。この直後に小鹿の轢死体と遭遇。リスのはざらだが鹿のはさすがに稀。
スタンフォードはメーシーズ(デパート)、マリオット(ホテル)もあるフェアフィールド郡随一の都会。フェアフィールド郡内のI-95沿いの景色はこことフェアフィールド隣の工業都市ブリッジポート以外のほとんどが森。
ニューヨーク州
ニューヨーク州に入ると車も増え、渋滞することも。道が次々枝分かれするのも東京の首都高に近い(と言っても車の密度が違うので遠く及ばないが)スリルが味わえる。
ポーの家があるブロンクスはマンハッタンの北に位置するニューヨーク都市部の住宅地。一見して黒人、ヒスパニック率が高い。2重路駐だし車は割り込むしクラクションは鳴るし、自転車も人も車に構わず道路を渡るしでこれまたスリリング。しかし街の雰囲気は思ったより悪くない。
ここは89セントショップ。99セントショップは多い。駅前の雰囲気は御徒町か秋葉原に似ている。そういう露天も人出も多い雑多な感じ。
アパートメントが立ち並ぶ住宅地は小奇麗で、普通の人々の生活があり、大事に住まれている家の雰囲気。
ここがポーのコテージ。
1846年当時まだ郊外だったこの場所に、ニューヨークから移り住んだポーは4年間を過ごした。現在は肉筆原稿の展示等もあり記念館風になっているらしい。
車を降りた途端「コニチワ」と黒人のおにいちゃんに声を掛けられる。何故日本人とバレるのだ?全身黒の我々二人は浮いている。ここの人々の服装はマンハッタンよりカジュアル。
ようやくたどり着いたここは
開館は土日のみ。日本で祝日休館とは考えられないが、アメリカではまあ普通のことだと思う。周囲は公園になっているごく小さな家。これは一人暮らしだったと思う。
ブロンクス遠景
ニューヨーク州-->ニュージャージー州
ブロンクス対岸ニュージャージー州のちょいハイソな住宅地。
これがヤオハン・プラザ。日系スーパーマーケットのヤオハン他紀伊国屋書店もある。ここから徒歩5分のショッピング・モールには日本の古本屋も。
ハドソン川の向こう岸はマンハッタン
マンゴー味もあるダイフクアイス。わりとイケる。
ヤオハン駐車場に停まってたジャガー。海外駐在長者とかのだったらムカツク。
毎度思うことだがここでは日曜もお酒が買えるのは何故?治外法権なのか?
たいして買った気がしないのに100ドル使っていた。
帰り道です。
ニュージャージー州-->ニューヨーク州-->コネチカット州
ジョージ・ワシントン・ブリッジ手前のニュージャージー州の関所。通行料4ドル。
ジョージ・ワシントン・ブリッジを渡ってニューヨーク州へ
ハーレム遠景
ニューヨーク州の関所。1ドル。コネチカット州へ
NY, NJ どちらも帰路にのみ料金所がある。行きはよいよい帰りは。
I-95をフェアフィールドで下りたところ
帰って来ました。森のようなうちの裏