メガネかよっ!!(爆笑)。次巻で完結ということで、物語も佳境へ。ラストに向けて、読子の過去も含めて重層的に進行するストーリー構成は、ちゃんとした計算のもと組み立てられているように感じられて、非常に期待されるというか、とにかく、次が待ち遠しい〜。……というより、全ては、次巻次第だっ!!
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既刊の感想 → R.O.D
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▽ スニーカー文庫新刊―『円環少女 (2)煉獄の虚神(上) /長谷敏司』『世界のキズナ(2) 桜舞う世界で微笑う君 /有澤透世』『ランブルフィッシュ (10)学園炎上終幕編 /三雲岳斗』、購入。『ランブルフィッシュ』は分厚いな。素直に分冊すればいいのに(^^;。
▽ リクリップス。ライトノベルの感想をクリップしてリンク集を作ろう、というものなのかしらん? まだ、開発途上みたい ですが(^^;。使い勝手によっては、自分の感想メモリンクの分もクリップしてもいいかもしれず。とにかくシステムの完成を期待してまふ。
いまいち。いや、キャラの配置はなかなか良く、なにより生き生き描かれてるのは作品として魅力的なのだけど、ドタバタ系コメディとしてはちょっとテンポが悪い。各話とも、内容はそのまま、文章量を2or3割程度減らして、もっとコンパクトに纏めるべきだと思う。そこら辺、ちと残念だよなぁ。
そゆわけで、天然系の姉がいきなり社長となってとんでも事業展開、それに振り回される弟、という話。「だめあね」ということで、姉萌えな話かと思ったのだけど、残念ながら?、コメディ路線で萌え的なエッセンスはなし。きちんとキャラが立っていて、コンセプトや方向性も悪くないのだけど、やっぱしコメディにしてはいまひとつテンポが悪いのがなぁ。もともと軽い内容なので、もっとさくさく進む方がいいと思うのだけど。
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ルイズと才人以外に焦点が移ると途端につまらなくなるこのシリーズだけど、今回は、あくまでこの二人を中心に描いているので、非常ににおもしろかった。二人のすれ違いを演出しつつ楽しいイベントを織り交ぜつつ、それであのラストへと繋げる構成は、ほんとにいいねぇ。
そゆわけで、アルビオンとの戦争の中、例によってルイズは拗ねたり、才人は落ち込んだりしつつ、二人の気持ちはすれ違い、そして……、といった内容。いやぁ、今回は、いろいろと見どころの多くて、ほんとに楽しい。というか、最終巻でもないのに、こんなに美味しいイベントを散りばめて、いいのかいっ。……まだまだ先は長そうだけど、とりあえず、あのラストから次巻はどうするのかのー。
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既刊の感想 → ゼロの使い魔
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超絶敏腕眼鏡っ娘編集者って、なんだよ(爆笑)。……それはともかく、お約束を重ねてギャグにまで昇華させる内容で、非常におもしろい。いやぁもう、このままストーリーを展開させずに、おバカな展開に終始して欲しいよなぁ。
そゆわけで、お約束であざといイベントを繰り返すラブコメ、というよりギャグ小説。今回は、なんと言っても、サクヤの交換日記&プリン。さすがにそこまでやったら、あんまりにサクヤのキャラをいじりすぎだろ〜〜(笑)。ただ、こういう話では、ラブバトルが基本だと思うのだけど、サクヤの扱いに比べて、来夏の扱いがちと弱いのが残念。って、そもそも、ラブバトルとしては、“あの人”の影が薄すぎるのが問題なわけだけど(^^;。
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既刊の感想 → 殺×愛
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▽ 最近忙しくてどうしようもなくなってるなー。
▽ [漫画]『よみきり♥もの(10) /竹本泉』、購入&読了。最終巻ですカー。確かに、区別がつかんなー、とは思ってたりして(^^;。
▽ しかし、最近、漫画は、竹本泉と川原正敏しか買ってない&読めなくなっている予感が。竹本泉は、私にとってルーツに近いんだけど、読むようになってから、もう何年だ(汗;。私のオタク系の趣味は、竹本泉→柊あおい→各種恋愛モノ、という感じで拡散していったのだけど、つまり、眼鏡っ娘萌えは、『パイナップルみたい♥』のかおりちゃんの頃からだったのか。
▽ あなたたち著者は、アマゾンなんか見ないほうがいい。確か『ひぐらしのなく頃に』の人は、ネットを直接見ずに、まず、母親がネット情報を収集、整理&スクリーニングし、その纏められた二次情報を見て次作に生かすようにしている、という話だったように記憶してるのだけど、プロの人もそういう立ち位置の人を雇うべきなんじゃないかしらん。
▽ まー、作家の人の多くがネット上の感想を逐次チェックしてる、というのは直接&間接的に聞くのだけれど、日記で感想を書いてる側からすると、どれだけこちらの意図が伝わってるかという部分で不安だったりもして。や、直接やりとりのある方々には、「あくまで、うちの日記の仮想読者に向けた文章なので、言葉やネタの選択がアレだったり、説明不足な上に断定的に書いたりすることもあるけど、そこら辺割り引いてください」とは、言ってたりはするんだけど(^^;。
とにかく下巻次第。あそこまで追い詰めてしまって、下巻でどう展開させるのか、非常に楽しみ。……魔法に関する設定と小学生魔導師メイゼルは、やっぱりほんとに魅力的なのだけど、ただ、1巻では、メイゼルの他にも、寒川、きずな、エレオノールと上手くキャラをみせていたの比べると、今回は、メイゼル中心なので、そこら辺は物足りないかしらん。そもそも、メイゼル自体の破壊力も 1巻に及ばない印象だしなぁ。あとは、相変わらず、文章が必ずしも上手いとはいえず、読みづらい部分があるのは仕方がないか(^^;。
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既刊の感想 → 円環少女
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▽ 死亡中。
▽ 電撃文庫新刊―『とらドラ! /竹宮ゆゆこ』『空ノ鐘の響く惑星で(10) /渡瀬草一郎』『彼女は帰星子女2 /上野遊』『しにがみのバラッド。8 /ハセガワケイスケ』、購入。富士ミスはまだ入荷していなかった、残念。
▽ [文庫]『倒凶十将伝』を読み始め、……たのですけど、さすがに前巻から6年も経つと、内容さっぱり忘れてる〜。なので、12巻を読み直すか、って、12巻も記憶にない(汗;。仕方ないから、11巻、10巻……。そんなこんなで、いったい何巻から読み直せばいいんでしょうか(^^;。
▽ 気象精霊シリーズの今後について。七瀬葵さんの日記 もご参考。……どこまで本当かはわからないのだけど、あまりに担当編集の質が悪い予感。まあ、たまに変な社員がいても仕方がないとは思うのだけど、それをフォローする体制がない&ネット上で作家による編集批判を防げないような危機管理は、会社組織として問題だと思う。
▽ 僕の考えるブログ文章術 第5回:誤読は止められない。「自分の書きたいことを誤読なく伝える」ということが、絶望との戦いに思えることはよくあるからなー。“自分が書いてることは誰にも伝わらない”という諦念を前提に更新した方がいい、というのはさすがに行き過ぎなきもするけど(^^;。
なにより、完結したことが素晴らしい。後日談も含めて、きちんと終了。ラストについては多少の不満もなくはないけど、完結したことに比べれば、ほんと些細なレベルです。……6年も待ったからなぁ。
そいえば、この最終巻を読むにあたり、9巻ぐらいから読み直したのだけど、この13巻は、多少、文体が変わってたのが、月日を感じさせるなぁ。<をい。大まかな内容は、かなり早い段階で出来ていたのではないかと思うのだけど、どこら辺にはまって、6年もかかったんだろう。
[ 倒凶十将伝 ]
▽ 酒でも飲みたい気分ですが、どこかで飲み会でもありませんか?<をい
▽ 富士見ミステリー文庫新刊―『ROOM NO.1301 しょーとすとーりーず・つー /新井輝』、購入。
▽ ティーンズハートが最後の新刊発売 ですかー。や、90年代後半にはかなり縮小していたので、よくここまで続いたなぁ、という印象ではあるのだけど、シリーズ最終巻を連発させての終了とは切ないなー。<90年代前半頃には、よく買ってた文庫だけに……
読みやすい文章と軽い内容。連作短編形式なこともあって、さくさく読めて Good。前巻でも感じたのだけど、新人としては書きなれてる印象で、なかなか巧いと思う。……ただ、こう軽くて薄い内容だと、読み応えがなさすぎるというか、わざわざ買って読むほどか?と思ってしまうのが、にんとも。もう少しプラスαな何かが欲しいところだよなぁ。
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既刊の感想 → 青葉くんとウチュウ・ジン
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▽ ライトノベル新人作品評価調査・2006年1月。私の推してた『逆襲の魔王』は三位かー。“調子に乗って2月以降も継続してやろう”ということなので、期待してマフ。
ダメ。1巻が綺麗に終わっていたので「どうするんだ?」と思ってたのだけど、続編という点で言えば、最悪に近い出来だと思う。単なる前巻の縮小再生産。しかもコレ、1巻発売時にはすでに続刊が決定していた作品なんだよね。単巻のつもりが大人の事情でムリヤリ……、ということなら仕方ないとも思うのだけど、はじめから続編書く予定で、この内容は酷いだろ。
そゆわけで、再び混沌世界が発生、前巻同様なんとか解決する、という話。基本のストーリーラインが前巻と同じな上、むしろ前巻の内容が足枷になっている部分が大きく、縮小再生産的な感が否めない。一応、沙織の元カレや新しく女の子キャラを追加してはいるのだけど、十分に生かせてるとはいえないしな。後半はそれなりに良いシーンもあるのだけど、やっぱり全体にマイナス面ばかりが目立つ。……しかも、またもや続刊に繋げるような要素が見当たらないのだけど、どうするつもり?これで終わりなの?
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既刊の感想 → 世界のキズナ
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最高傑作級っ!! いや、最高によく出来た最終巻。ピンチに次ぐピンチ、逆転に次ぐ逆転を演出しつつ、その中で、きちんと感動とカタルシスを感じさせつつ、そして、余韻を感じさせながらも、ちゃんとオチも用意したラスト。ほんとに素晴らしいっ!!
そゆわけで、いよいよ始まったフェニックスvs恵里谷の対抗戦。圧倒的な力の差を見せつけるフェニックスに壊滅寸前の恵里谷。その裏では RF の謎を巡る争いもいよいよ佳境に……、という感じで、ピンチに次ぐピンチの中、レギュラー陣にそれぞれ見せ場を作りつつ撃破していく内容は、最終巻らしくて、とにかく熱いっ!! いや、こういう爽快な展開は、ぜひとも映像で見たかったなぁ。読んでてすげー面白かったっっっ!!
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既刊の感想 → ランブルフィッシュ
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▽ のべるのぶろぐ経由 で、とぼけた眼鏡司書さんと本を探そう。……結果は、『恋愛暦』。“大人の女性のための占い雑誌”ってなんだよ(^^;。
▽ 電撃文庫 差し込みしおり広告(5月)のご案内(PDF)。以前も書いた予感もするけど、まとめて 250万じゃなくて、もうちょっと小口になると、個人も広告主になれて面白いと思うのだけど。「ボーナスも出たし『とらドラ!』のしおりスペースを買うぜっ!!」みたいな。……はっ、むしろ、一口1万で巻末に名前を載せます、みたいなビジネス展開の方が現実的かっ!!
▽ ↑で、いろいろデータ的も載ってて面白いのだけど、シェアの電撃36%、富士見ファンタジア20%、スニーカー14%って、これ最新のデータなのかしらん?<スニーカー辺りはもっと売り上げが落ちてる印象があるんだけど
最高傑作っ!! くぅ〜、いや、なんですか、このラブコメぶりはっっっ!! 読んでて、にやけまくりで、非常に楽しい。「手乗りタイガー」こと逢坂大河が凶悪すぎるぅ〜〜〜。
怖い見かけで性格は優しい高須竜児と、見かけは可愛いのに凶暴獰猛な逢坂大河の、ぶきっちょな多角関係恋愛ストーリー。いやぁ、あらゆる意味で凶悪な「手乗りタイガー」がさいこーーーっ!! そして、恋愛ストーリーとしても手堅く良質な展開で、ほんとに読んでて、にやけまくりで、めちゃ楽しい。これであとは、みのりんがもうちょっとストーリーに絡むようになってくると、イベントの幅が出て最高なわけだけど、とにもかくにも、待て2巻っ!!
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▽ がびゅ〜〜ん。……や、その眼鏡っ娘は、私の好みとはちと違う予感が(^^;。
▽ それにしても、『夏音インディイズ』。とりあえず、期待してますなんですが、声を入れるとしたら、どのくらいかかるもんなんでしょ。やっぱり同人だとキツイもんなのかー。
短編集の第二弾、エロエロ。いや、言うほどエロエロではないと思うのだけど、相変わらず、雰囲気もバランスもイラストも良くて、やっぱり好きだなぁ。中でも、書き下ろしの「私と冴子ちゃんと趣味のお仕事」が外伝らしい切り口&落ち着いた雰囲気で、なかなか。
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既刊の感想 → ROOM NO.1301
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▽ ギャーース、チェックされていた(^^;。そうか半年も、「最高傑作」がありませんでしたかー。
▽ あずみん経由 で、有害図書:少女コミックも指定へ。確かに、[雑誌]『少コミ』はエロエロだからなー。<をい
▽ でも、最近の少女漫画的な恋愛観だと性の描写をなしに出来ないと思うのだけど、どうなんだろう。いや、男性向けとは、えっちシーンとの距離の取り方が違うと思うのよね。…って、ごく最近は、ほとんど読んでないのでアレなんだけど(^^;。
▽ 来月の新刊チェック。ラノベの杜〜新刊案内〜 と 某購入支援(<元データは まんが王倶楽部 かしら) から。
だぁーーーーっ、なんですか、そのウルクとリセリナの扱いの差はーーっっっ!!
そゆわけで、フェリオ一行はウルクの実家へ。ウルクを心配する姉や父親にもう大変、という話。……まあ、ラトロアへ行くための繋ぎというか下地作りといった位置付けの巻なのでストーリー的には特に特筆すべきことはないのだけど、それはともかく、このウルクの扱いは残り巻数を計算した結果なんだろうか。いくら実家編といっても、ここまで書いたら今後がツライだろ〜。いや、今後どうするつもりなのか、非常に気になる。
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既刊の感想 → 空ノ鐘の響く惑星で
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う〜〜ん、きちんと伏線を考えて構成が練られているような部分は評価に値すると思うのだけど、いまいち恋愛モノ向けの演出になっていないのと、ちょっと無駄な部分が目に付くのがマイナス。……というより、この作者の人、こういう文体と作風なら、恋愛モノ以外の作品を書いた方がいいんじゃ。
そゆわけで、宇宙人(ハーフ)の福山絹と一緒に暮らすことになった芹沢望。二人の暮らす掛橋市を豪雨が襲い……、という話。きちんと意味を考えて丁寧にイベントを配置して形作られるストーリーには好感が持てるのだけど、ただ、その組み立て方が、恋愛モノのソレじゃないのがなぁ〜〜。いや、設定やストーリーに意識の大半が向いている予感で、人物の描写や見せ方とか、恋愛モノとしてのイベントの取捨選択が、どうにも甘いのよね。作風と内容があってない感じなのが、どうにも残念。
参考:
既刊の感想 → 彼女は帰星子女
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▽ [漫画]『海皇紀(27) /川原正敏』、購入&読了。今度は女海賊か。……可愛くないぞっ!!<をい
▽ [TV]『NHKスペシャル テレビとネット アメリカ最前線リポート』。旧来のマスメディアvsブログジャーナリズムとか、アメリカの最前線をリポートした内容で、なかなか面白かったのだけど、なんでアメリカなんだ? いや、日本のラジオ放送開始日に絡めた企画なのに、わざわざアメリカの事例を引っ張ってこなくても(^^;。<確かにアメリカの方が進んでるんだろうけど、日本を舞台にしても似たような内容の番組作りは可能だと思うのだけどなぁ。むしろ、日本の最前線の方が興味深いんだけど
▽ “売り上げがいい本と悪い本で価格の差はあるのか?”。結局のところ、“売れてない作品の最終巻”と“キノの旅”は値段が高めに設定されてるということかー。確かに、『キノの旅』が高いのは謎だ。
▽ “一冊読むのにかかった時間は、おそらく二十分程度”。もっと時間をかけて読まないと、もったいない(^^;。……や、少女小説は、ご指摘の通り、ストーリー展開はほとんど一緒なわけだけど、それはつまり、ストーリー自体には価値はない、ということなのよね。ストーリーを追うだけなら20分もあれば十分だけど、それ以外の部分を味わうには、20分ではもったいない予感。
▽ ライトから一般向けへ 人気作家の“越境”続々。内容はともかく橋本紡の写真とか。<をい。や、橋本紡って、私より一世代上かと思ってたのだけど、そんなに変わらん世代だったのねん。
▽ ↑橋本紡のライトノベルの越境に関する話は、この読売の記事を受けた「橋本紡オフィシャルblog : パスタと越境。」も併せて読むとなかなか興味深い。
▽ 少女漫画規制の話。うーむ、出版社によっては、“局所描き、モザイク消し無あたりまえ”というところもあるのですか。そりゃダメだ。
相変わらず、一昔前の少女小説風な作品で、素晴らしい。や、「ストロベリぃノート。」も「てのひら銀河。」も、ネタ的に好みの線で、かつ構成的にもバランスが良く、非常に満足。……ただ、「UN」方面が微妙な展開をしてるので、そこがちょっと気がかりだ(^^;。
参考:
既刊の感想 → しにがみのバラッド。
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▽ MF文庫J新刊―『キミを救う最初の呪文 /須藤項』『ソラにウサギがのぼるころ /平坂読』、購入。あー、確かに、須藤項も平坂読も、この作品次第では今後の購入は様子見かしら?、という微妙な位置だよなぁん。
▽ [TVA]『灼眼のシャナ』#終。……最終話付近の展開は、さっぱりついていけなかったわけですが(汗;。
最高傑作級っ!! ……って、ヒロインが7歳って、おいっ!!
揉め事処理屋を営む紅真九郎は、大財閥の令嬢、九鳳院紫(7歳)を、自分のアパートで保護することに……、というラブコメディ。片山憲太郎は、もともと実力のある作家だと思っていたのだけど、その上、この作品は、私が好きなオーソドックスなラブコメ展開で、もうそれだけでたまらないっ!! そんな中で、ヒロインが7歳というのは、いったどういう変化球ですかっ!! いや、この九鳳院紫だけでなく、他のキャラクターたちも非常に魅力的に描かれていて、文句なくおもしろい。さらに加えて、片山憲太郎の別シリーズ『電波的な彼女』との緩い関連性も適度に興味をくすぐって、とにかく傑作っ、万歳っ!!
でも、やたら『戯言シリーズ』的なセンスが強いのは、どうしたものやら(^^;。
▽ スーパーダッシュ文庫―『初恋マジカルブリッツ 大好きです、あなたにだけは伝えたい! /あすか正太』と、[漫画]『新世紀エヴァンゲリオン(10) /貞本義行』、購入。『エヴァ』の漫画は、ラストがどう変わるかということを楽しみに読んでるのだけど、あと、もうちょっとかしらん。
▽ “ラノベ作者みずからがラノベの限界を語っているわけで、うっかり見過ごしていい発言じゃないと思う”。まー、それ以前に、橋本紡の“超能力や異世界の設定を要求されるライトノベル”という発言は、いかにもステレオタイプ的で、そもそも、きちんとライトノベルの現状をきちんと認識してるかというと微妙だと思ったり。いや、もともとライトノベルに触れていたなら、38歳という橋本紡の年齢を考えると、ファンタジーブーム以前の初期コバルトに影響を受けている世代になるのでそういう認識には到らないのではないか、つまり、読者としてはあんまりラノベに触れてないんじゃないか?という予感がするのよね。
▽ “実験作は失敗して叩かれるものなので、それで「外」に活路を見出したくなる”ということで見ると、橋本紡の場合、ライトノベルで実験作を書いて高評価 → メディアワークスで非ライトノベルなハードカバーを出版して、また成功 → とうとう新潮社から一般小説、という流れなので、ちょっと違う予感。……って、この流れを見ると、ラノベの限界も何も全て理解した上での行動な予感もする(汗;。
▽ ラノベの「シリーズ累計」発行部数、補足:ラノベの発行部数。電撃文庫だと月70万部、つまり 1冊平均 4〜5万部ぐらいになる計算なので、それを考慮に入れてみるとおもしろいかもしれず。
▽ エロゲー⇒ライトノベル⇒エロゲーの流れ。最近は、ライトノベルとエロゲの繋がりを隠さず、むしろ積極的に活用しようとする出版社が増えている、というお話。結局、エロゲが18禁であっても読者に配慮する必要がなくなったと出版社が判断してるということだと思うのだけど、まあ、ラノベの読者層があがってるという影響の一環なのかしらん。……これが、中高生もエロゲをやってるから気にしなくても良い、ということだったら問題だと思うんだけど(^^;。
おもしろかったっ!! や、今まで須堂項は、そこそこ書けるんだけど作品の方向性と作風がいまいちあってなくて微妙、という風に思ってたんだけど、この新作は、そういうちぐはぐ感が少なくて、ほんと面白かったです。
そゆわけで、「あなたを殺してわたしも死にます!!」といきなり巨乳ポニテ娘に襲われるところからはじまるラブコメディ。王道のストーリー展開でテンポも良く、無難におもしろい内容。まあ、コメディ主体にしては、小さく纏まっちゃってるというか、+αなエッセンスが欲しいとは思ったりもするんだけど。……あと、やっぱり、るりかの設定が今ひとつ活用できてないとか、恋愛方面もちょっと弱いとかあるんだけど、これは次巻に期待かなー。<「因果律の拒絶」とか「師匠」ネタは、もっといぢれたと思うんだけど
しかし、今回、文は良かったんだけど、挿絵があまりに酷い出来なのは、もうちょっとなんとかならなかったんだろうか(^^;。
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めちゃくちゃおもしろかったっ!! や、『ホーンテッド!』は枠を外し過ぎていたので、ダメなときはとことんダメになることが多かったのだけど、今度の新シリーズは、一応、お約束で売れ筋なエッセンスの上に、平坂読らしさを上乗せしている形になっているので、安定して楽しめる。平坂読らしさが減じてる感は否めないけど、私的には、この新作の方が良いと思うよ。
そゆわけで、主人公の誠司はクラスメートの陽子に強引に迫られつつも普通の日常を送っていた。そんな中、いきなり「吸血鬼」を名乗るユウが空から降ってきて……、というトライアングル・ラブコメディ。変なキャラクターたちのやり取りを適度なテンポでみせる様は、非常に楽しい。設定的にはいろいろ裏はありそうで、そこら辺まできちんと描けるのかしら?と、ちと不安ではあるけれど、今後もとても楽しみです。
参考:
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▽ そいえば、最近ゲームをやってねぇ。
▽ 週末は、メイド居酒屋の まほろば亭 に行ってきたのだけど、普通の居酒屋でした(^^;。や、メニュー普通だし、それに、店員さんが巫女だったりコスプレしてたりするのに比べて、メイドって、そんなに違和感ないのよね。
▽ [TVA]『陰からマモル!』#終。バナナかいっ!! や、きちんとセオリー通りで、おもしろかった。オチもお約束(^^;。……途中、ネタ切れなのか、つまらない回もあったけれど、総じて良い番組でした。
あああぁぁ、もったいない(T-T)。せっかく盛り上がる内容なのに、構成が酷くてがっくり。いや、何故こういう構成にしたのかという部分は理解できるんだけど、結果としては、読みづらいだけで作者の意図する効果は出てないよかーん。あと、せっかくいろいろ泣ける伏線が仕込んであったのに、その部分も有効に使えてなくて、が〜ん。……期待してたのに(T-T)。
そゆわけで、対ヴィーゴ戦もクライマックス。まあ、期待していた分、不満も多いのだけど、それでも、恋愛展開はこっぱずかしくて面白く、今後の展開も非常に楽しみ。願わくば、時間は、琴子の出番を多くして、戦闘よりも恋愛中心にして欲しい。<次回から、新展開で学園編って、そういう方向なのかしらん?
参考:
既刊の感想 → 初恋マジカルブリッツ
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▽ [漫画]『てけてけマイハート(5) /竹本泉』、購入&読了。あああぁ、こんな結婚生活がしたい……。
▽ あー、先週末に、下の世代のアニ研OBの飲み会に混ぜてもらってたり。ちなみに、私がマスターの頃に現役だった世代までは Mixi でコンタクト可能、それよりさらに下の未知の世代は GREE でコミュニティを形成してるらしいです。
読めば読むほど、コタロウは女の子にすべきだったと思うのだけど、ショタ向けへのアピールですか? そゆことは、他のレーベルでやりやがれ、こんちくしょう。
いや、この作品って、キャラの配置がむしろ腐女子向けだよね(苦笑)。それぞれの思惑が交錯する中、『九龍の血統』のリーダー格、カーサとの戦いが始まる……、といった内容。序章的な立ち位置の巻にもかかわらず、ガチンコのバトルでめちゃくちゃ盛り上がるっ!! ただ、バトルの結末は尻切れなのがなぁ。や、全体に、作者の都合を感じさせる部分があって、そこはちょっとマイナスかなぁ。
参考:
既刊の感想 → BLACK BLOOD BROTHERS
▽ ファミ通文庫新刊―『S式コミュニケーション(1) 君はぼくを殺しにきた /新木伸』、購入。新木伸も、『あるある! 無境学園』が酷かったので、これもダメだったら切りかなぁ。……ていうか、新シリーズより、『星くず英雄伝』の続きを書いて欲しいんだけど(^^;。
▽ 少女文庫30年:コバルト、新人輩出 ティーンズハート、新しい展開検討。対象読者に40代まで入れてるってのが、さすが老舗のコバルトだよなぁ。