短編集。といっても、1冊に3編だけなので、短編にしてはちょっと長め。で、どれも短編ならではという一発ネタなのだけど、それで、この尺の長さは、正直、読んでて飽きる。短編集らしく、もっと一編一編を短く出来なかったのかなぁ。
そゆわけで、1巻より前の二股時代を描いた「モテモテな僕はダブルブッキングまでこなしちゃうんだぜ(震え声)」、中峰大活躍な「モテモテな僕はビョーキまで克服しちゃうんだぜ(笑)」、そして、砕月が殺されまくる「モテモテな僕はゴミ箱にまで捨てられちゃうんだぜ(愛故に)」の三編。まあ、「ダブルブッキング」は多少毛色が違うけど、他は、概ねいつも通り。いや、コメディ的な要素が強い分、砕月がゲスぶりが目立って、なおさら酷いことになってるな(^^;。まあ、ただやっぱり、どの話も、ここまでページ数を使うほどのネタではないと思うのが、にんとも。ちょっと内容薄いよね……。
▽ この週末も酷い頭痛で死んでました。てか、マジ死ぬんじゃないか、コレ……。
▽ 2012年下半期ライトノベルツイッター杯 既存部門速報 - Togetter
▽ 2012年下半期ライトノベルツイッター杯 新規部門速報 - Togetter
既存は『俺ガイル』『問題児』『アルデラミン』、新規は『冴えない彼女の育てかた』『マグダラ』『野崎まど劇場』か。
▽ Vanilla Letter|第8回(2013年)少女小説人気アンケート調査結果《総合》
ベスト3位は、『金星特急』『おこぼれ姫と円卓の騎士』『デ・コスタ家の優雅な獣』。少女小説だと『金星特急』がやっぱダントツだなぁ。
主人公がおっさん、ヒロイン?がおかま……。主人公が30歳のおっさんということでハードボイルド系かなにかと思ったら、むしろ、アホでテンション高いノリ。そして、仲間に対する熱い想いを抱きつつバトルを勝ち進む、少年漫画的な展開が素晴らしいっ!! いわゆる萌え的な要素をあえて避けたような内容だけど、わりと手堅くお約束なストーリーもいいねぇ。おもしろい。
そういうわけで、魑魅魍魎の類が見える30歳のおっさん・マグナムが、本業の空調設備の仕事をよそに、妖怪変化の騒動に巻き込まれる日々。と、ライトノベルを標榜してるわりに、主人公がおっさんで萌え要素なしというのが特徴な作品。ただ、その特徴のわりには、そんなに尖がってるわけではなくて、むしろ、お約束でオーソドックスな内容だよね。そして、そこそこエロチック。主人公のマグナムや相棒のサリーをはじめ、癖が強いキャラたちも、なかなか魅力的。てか、人外ばかりなので、まともなヤツがいねぇ。まあ、魅力的なキャラといっても、やっぱ萌え的ではないけどな。作者が四十五歳デビューなのを煽りに使ってるけど、さすが歳をとってるだけあるというか、新人作品としては、かなり手堅い印象。ただ、テンポはいいのだけど、その代わり、説明が足りなくて意味が取りにくい描写が目に付くのは、ちょっと新人作品らしいけど。
しかし、おもしろいんだけど、誰をターゲットにしてるんだ、これ(^^;。スタンダードなラノベ読者層ではないのは当然、はじめは、『タイガー&バニー』みたいに腐女子狙いかと思ったけど、腐女子受けするような内容じゃないよねぇん。45歳を売りにしてるわりに、そんなに大人向けという感じでもなくて、まあ、萌えに否定的な高二病っぽい層を狙ってる予感だけど、そこだけをターゲットにするには、ちょっともったいないよねぇ。
[ サリー&マグナム ]
▽ 体調不良とiPad miniのせいで、ほとんど布団で過ごしている日々。人としていろいろ終わってる……。それにしても、iPad miniは、思った以上に viewer として優れてるわ。ハードとしての完成度、というより、多くの Webサイトが、iPad miniの画面サイズに最適化されてるのが卑怯くさい。ただ、Webサイトはいいのだけど、アプリは、twitterにしろ、ニコ動にしろ、はてブにしろ、なんか残念なのが多い気がするのは、どうなん? 無料の公式だから悪いのか、Androidと違って、有料アプリに手を出さないとダメなのかなぁ。
アクア・カレントのネガビュ復帰回。……なんだけど、むしろ、ニコのほうがいろいろ目立ってる件。いや、表紙からニコだしなー。ニコvsリンとか、お泊り会とか、どういうことだぁぁぁぁっっっ!! ニコかわいよニコ。そして、ハルユキの不自然なハーレム状態に、理由付けされつつあるのは、いったい(^^;。確かにペタンコ好き、というか、そういうキャラが多いよなぁん(笑)。ほんと、ハルユキのハーレム展開が凄すぎなのだけど、えっ、サーベラスはどういうこと!?
まあ、おもしろいのは間違いないのだけど、話が脇道にそれまくりで進まないのが、にんとも。下手すると、次回も、メタトロン戦まで進まないんじゃない? や、ハルユキを中心とするヒロインたちのアレコレも楽しいのだけど、無駄に話が引き伸ばされてる感が強いのは、ちょっとなー。話がそれまくりなので、どうにも昔の展開も忘れがちだ。アクア・カレントって、単なる眼鏡っ娘ではなく旧ネガビュの人だったのかー。<をい(汗;。しかし、無限EKの封印状態でも、思った以上に自由に活動できる印象なのだけど、《地》の人は、どこでなにやってんの?
[ アクセル・ワールド ]
むちゃくちゃおもしぇぇぇぇぇぇぇっっっ!! 一生懸命でお人よしだけど鈍くさいシェフ見習い、実は、俺強な少年が主人公。病気で苦しむ少女のために貴重な食材を求め、野盗やドラゴンが跋扈する山へ……。と、剣と魔法とドラゴンというオーソドックスなファンタジーに、料理という変化球を加味した内容が素晴らしいっ!! いやまあ、貴重な食材を求めて旅をする、料理+ファンタジーなネタは、すでによくある気もしますが(^^;。
そゆわけで、このラノ大賞拾い上げの新人作品。はじめは、どこかで見たような文章を切り貼りしただけのような文体と、詰めの甘い設定と展開の雑なところが目に付いて、地雷臭すぎてヤバイと思いつつ読み進めたのだけど、独自の世界観と雰囲気が魅せる魅せる。まあ、ぶっちゃけ、新人としても力量はあまり高くなくて、粗やツッコミどころが目立つ作品だはあるんだけど、そういう荒削りな部分も含めて、いかにもライトノベルらしいファンタジーになっているところが Good。独自の魔法や世界の設定が、いい感じに中二病的でライトな雰囲気を作っていて、主人公のレミオはじめ登場人物たちも、重い過去があるにもかかわらず、いい意味で深刻さを感じさせない軽いノリなのが楽しい。バレロンさんとか、その展開はありえないだろ(^^;。ほんと、これぞ『スレイヤーズ』から続く正統派ライトノベルファンタジー。新人らしい魅力もあり、非常に楽しい作品でした。
[ ドラゴンチーズ・グラタン ]
すげぇぇぇぇっっっ!! 第一位、第二位、第三位、第四位揃い踏みに、聖人やらなんやらと、もちろん当麻も参加して、なにこの凄いバトルっ!! ……しかし、一方通行は、そんな普通のキャラだったっけ? 久々にまともな出番を貰えたハズの美琴も、なんかバトってるより胸揉まれてるほうが輝いてたような。美琴よりも、ラストのインデックスのほうが印象的なぐらいなような。
そういわけで、学園都市の「窓のないビル」に幽閉されていたフロイラインを巡る話。しかし、ただでさえわかりにくいのに登場人物も増えまくりで、もはや、なにがなにやらわけわからん。ほんと、なにがやりたいんだこれ? いや、キャラがドタバタしてるだけでおもしろいっちゃーおもしろいのだけど、もちょっとなんとかならんかなー。
……あれ、そういえば、一端覧祭は、結局、ほとんど絡まなかった予感。
[ とある魔術の禁書目録 ]
▽ てか、読書ペースが落ちまくりで、買ってもさっぱり消化できてない件。最近、生きるための時間がないわっ、ポリアンナ的に。
▽ 声優・本多知恵子さんが死去 「ガンダムZZ」「キテレツ大百科」などに出演 - シネマトゥデイ
……とりあえず、[DVD]『イース』でも見よう。
うわぁ、そういう展開かっ、あざとすぎるぅぅぅっ!! そして、乙女なイリアが楽しい。空中のダンスというか、そのあとが、うひゃぁぁぁぁ。……それにしても、もっと隠して引っ張るのかと思ってたけのだけど、わりと早く開示してきたなぁ。
奇跡の敵中突破で英雄に仕立てられた「エリアドールの七人」。彼ら彼女らの学園生活がはじまる……。と、学園生活が楽しければ楽しいほど、後の、裏切りや敵味方に別れての戦闘シーンが泣けてくることになるわけだけど、うーん、ちと弱いな。清顕とイリア、ミオは順調にフラグを積み重ねてるけど、セシルとか空気すぎるだろ(^^;。……まあ、今回は、場繋ぎ的なストーリーになるのは仕方ないけど、今後は、二人の裏切りからはじまるウラノスのエアハント侵攻は確定として、清顕とイリアが敵味方に別れて闘う未来を描くためには、セントヴォルトのウラノス属国化と清顕のワルキューレ入隊、殿下を担いで旧シルヴァニア王国の復興を賭けた戦いという流れかしらん? そんな単純じゃないかな? どちらにしろ、むしろ裏切ってからが本番か、まだまだ先は長いなー。
しかし、現代日本に生きてると、自分や仲間よりも家族を大切するマインドには、正直、共感できないよなー。加えて、野暮は承知だけど、ストーリー上は盛り上がるといったって、あんなにバレバレだと、家族含めて逮捕されるリスクが高すぎて、現実だったら、ああいう状況はありえないよね(^^;。
[ とある飛空士への誓約 ]
▽ それゆけ! 宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ 「嘘じゃないぞ! 20年の時を経て遂に本編完結っ!!」 - アキバBlog
『ヤマモト・ヨーコ』は、本当に最終巻出てて、それだけでスゲー。
▽ 平均年収は300万円以下?! 衰退化が止まらない美少女ゲーム業界の現状(1/4) | ビジネスジャーナル
最盛期でも平均年収は微妙な業界だったんじゃね? という気もするのだけど、まあ、ゲームのボリュームについては、社会人にも優しいように、もっと小さくていいんじゃないかな。今は、めっきりプレイしなくなってしまってアレなんだけど、よく遊んでた当時も、帰宅してから寝るまでの間、つまり1〜2時間ぐらいで1人攻略できるぐらいのボリュームがいちばん嬉しかった記憶が。
▽ 漫画家宮尾岳さん&TENKY成田伸子さんの語るPCエンジンソフト『魔物ハンター妖子』極秘裏話 - Togetter
『妖子』、何もかもが懐かしい。といっても、私的には、「恋のクーデター・ゴーゴー」をはじめとする久川綾さんの歌が全てで、PCE版はノーチェックだった予感。
▽ オーフェン新シリーズ版元ティーオーブックスの杜撰な仕事ぶり
会社概要 を見ると、クリエーターとのエージェント契約がメインで従業員数も25名と少ないし、きちんと出版事業を回せるだけの人を揃えられてるかは気になるところだなー。
▽ 激しく頭痛だけど、月末なので休めない〜(T-T)。