やっぱ、キャラのやり取りがすげー面白いんですがっ!! や、1巻は後半持ち直したものの前半が酷すぎてアレだったのだけど、この2巻は、きちんと1巻後半のノリで進んでいて面白かったです。鈍感な主人公を中心に、個性的で愉快なヒロインたちとのやり取りが最高っ!!
というわけで、授業がすべてMMORPGという学園を舞台に、仲間を集めて自分のギルドを作るまでが1巻。この2巻はトップギルドの一角<紺碧の海>の対決、と。キャラのやり取りはスゲー面白いのだけど、ストーリーのほうは、うーん、前半の<迷子天使>との戦いは良かったのだけど、後半、卑怯すぎる敵とピンチからの大逆転的な展開の割には、カタルシス的な部分が弱いんだよなぁ。正直、終盤の逆転劇の描き方は、いまいち上手くなかったよねぇ。あと、主人公も作者も善人過ぎると思うのだけど、悪役はもちょっと懲らしめないとスカッとしないと思うの(^^;。
[ スクールライブ・オンライン ]
▽ ライトノベル作家 榊一郎氏、『アーク・ブラッド』シリーズの著者を交代する異例の事態に - Togetterまとめ
大人の事情で作者交代。一応、作者交代もたまにはあるけど、理由を明らかにできないのが酷い(苦笑)。噂によると、弟子のゴーストライターが自分の名義で出したいとトラブルになった案件のようだけど……。
▽ ラノベでカギ括弧を重ねて使うのはズルなのか技法なのか - Togetterまとめ
▽ 【続 カギ括弧議論】発端の鏡裕之氏「誤読している」と反論 - Togetterまとめ
鏡裕之ってなに書いてたっけ?と調べたら、あれ? 和泉時彦!? あの素晴らしいリエゾンシステムを編み出し、名作『Fresh!』(→感想)『パンドラの夢』(→感想)というゲームを生み出した、あの和泉時彦の別名義か!! 10年以上前に名義を変えてたらしいけど、いまさら気づいたよorz。
うわあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ。今回は、水着回&コメディ回と思って油断してたら、いきなり凄い設定をぶち込んできたんですけど、うわあああぁぁぁぁぁぁぁぁ。
そゆわけで、授業がすべてMMORPGという学園を描いたシリーズ第三弾。この巻は、リアルもゲームも夏休みの中、他の城主ギルドとリアルでの場外バトルが……。という感じで、基本コメディの形式を取りつつ、4大ギルドのうちの2つと戦うという展開。1巻から作者があとがきで、水着、水着とうるさかったのだけど<をい、やっとその念願の水着回っっ!! ……なのだけど、そのラストは、いきなり重すぎるわっ!! あああぁぁ、これは超絶に切ない……。
これ、はじめから予定してた展開なんだろうか? むちゃくちゃ重い展開に、きちんと描き切ったら凄い作品になりそうだけど、この作者の作風って、あまりハードな作風ではないし、作者の力量的にちょっと心配だ(^^;。いやほんと、やりきれたら、傑作間違いなしだ。大期待。
それにしても、随所に『艦これ』ネタが入りまくっているのだけど、作者の人、『艦これ』に毒されすぎだろ(笑)。
[ スクールライブ・オンライン ]
▽ 一迅社WEB | 「俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件」アニメ化企画進行中!
『俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件』がアニメ化。一迅社文庫では、アニメ化は初なのか。
▽ ライトノベルの編集にSFを書きたいと言ってみたら。 | 小説家わかつきひかるのブログ - 楽天ブログ
すでにエントリが削除されてしまってるけれど、ラノベの担当編集に「SFを書きたい」といったところNGだった、という話。はてブのコメントを見ると、ラノベの一般論として語られてるけど、ラノベ自体にSFは多いし、そもそも、わかつきひかるの著作でも『恋愛負け組の僕に、Hなメイドが届きました。』(→感想)はSFだと思うのだけど、正直、SFとしての出来はかなり酷く、そりゃNGくらうだろうと思ったり(^^;。
はじめての海戦。レジスが海戦でも強いのはさすがだけど、それよりも、移動シーンで見せたような事前の何気ない準備が凄いよね。一応、進んだ技術を持つ敵国・ハイブリニア王国の侵攻により帝国滅亡の危機、という展開なのだけど、あまりにレジスの作戦が順調すぎるので、まったく危機感が感じられないのがにんとも。まあ実際、海戦もあっさりこなしてしまうし、レジスもアルティーナも、あまり危機感を抱いてないのかもしれないけど(^^;。
それにしても気になるのは、皇帝の後継争いの敵であるアレンの行く末か。アレンに対して、なんだか凄い不吉なフラグを立ててるのだけど、うわぁ、この物語はどっちに進むんだ!? このままだと、あっけなくアルティーナは皇帝になっちゃう気がするのだけど、皇帝になるのがゴールではなく、ハイブリニア王国との戦いが物語のメインになるのかしらん。まあ、ハイブリニア王国にも、帝国側でレジスの足を引っ張るような事件でも起きなければ、なんだか淡々と勝利してしまいそうだけどなー。
[ 覇剣の皇姫アルティーナ ]
▽ 好きなライトノベルを投票しよう!! 2014年上期
はじめました。投票期間は7/19(土)24:00まで。ご投票、よろしくお願いいたしますm(__)m。
アニメ最終回の怒涛の展開とごっちゃになって、どういう設定だったかこーんらーんするー。というか、菜波が何の説明もなくいきなりそーゆー関係で出てきてるのだけど、アニメじゃなく原作でもそうでしたっけ?? ←思わず9巻を読み直してしまったけど、違うよね(^^;。
とゆわけで、颯太は現実世界に戻り、第二部スタート。いきなり知らない幼馴染がいたり、菜波とそういう関係になっていたり、いろいろと混乱してしかたない。って、うわぁ、第一部後半のノリのように怒涛の展開が凄いことになってるんですけど(^^;。正直、しばらくは学園ラブコメ的に進むのかと思ってたのだけど、わりとヘビーにどんどん進むのんな。
いやー、第一部はわりとほのぼのしてたと思うのだけど、新キャラの幼なじみの扱いといい、わりとえぐいなー。あと、第一部のレギュラー陣の中で、凜の扱いが泣ける。や、せりきゃんやくるみ子は、第一部でも後発組なので絡みがなくても仕方ないと思うのだけど、凜くんはヒロインの中でも割と上のポジションだったような。この出番のなさはせつなすぎる……。
[ 彼女がフラグをおられたら ]
アレ? 朱門優の作風って、こんなでしたっけ?? いや、朱門優さんって、通好みというかわりと癖がある作風だったと思ってたのだけど、なんだかやたらと読みやすくなっているような(^^;。
そゆわけで、モノを壊すと何故か不思議なことが起きてしまう少女・祇良堂ちずと修理好きな少年・類の、ちょっと不思議な物語。基本、ほのぼの系でハートフル? トラブルメーカーである ちず に、真面目な類が振り回されると、王道的な展開で、ふつーにおもしろい。好みとしては、もうちょっとラブコメ要素が強いほうがいいのだけど、作品としては、このぐらいの匙加減のほうが正解かしらん。朱門優はわりと荒削りな作品が多いのだけど、全体としての出来もよく、良くも悪くも、ふつーにおもしろい作品だなぁ。
[ 修理屋さん家の破壊神 ]
▽ 『艦これ』。やっと捕鯨に成功して大鯨ゲットっ!! これで未入手なのは、現在入手手段のない谷風だけか。来る夏イベントで入手できればいいんだけど……。
▽ 集英社 スーパーダッシュ文庫|新ライトノベル、発進!!
▽ 集英社スーパーダッシュ文庫編集部ブログ: 【HP更新情報】新ライトノベルレーベルのティザーページ公開!!
集英社の新レーベル? スーパーファンタジー文庫が復活するとかそんな感じ?<をい
総合
1位(8票) この恋と、その未来。 ―一年目 春― /森橋ビンゴ
広島を舞台にした青春恋愛ストーリー『この恋と、その未来。』が堂々の一位。人気作『東雲侑子』シリーズの森橋ビンゴの新シリーズということで注目を集めていました。6月30日発売とまだ未読の人も多いと思うのですが、前評判どおり、非常に高い評価となったようです。
2位(6票) 絶深海のソラリス /らきるち
深海パニックホラーとして話題になっていた『絶深海のソラリス』が2位。発売後の感想は、正直、インパクトはともかく賛否わかれるようなものが多かったと思うのですが、「好きラノ」ではきちっとこの順位に。
2位(6票) ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンV /宇野朴人
前回2013年上期で1位だった『天鏡のアルデラミン』が、今回は同着の2位。『このライトノベルがすごい!』をはじめとして、各種ランキングでも上位に入っており、……アニメ化発表はまだですか?
4位(5票) 王手桂香取り!(2) /青葉優一
第20回電撃小説大賞<銀賞>受賞の新人作品。1巻と票が分かれたためこの順位ですが、実質的には2位といってもいいでしょう。タイトル通り、将棋を題材とした学園青春モノ。ラノベで将棋ネタは爆死するイメージしかなかったのですが(^^;。
4位(5票) ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(5) /大森藤ノ
前回2013年上期で2位の『ダンまち』が、今回もランクイン。この作品もほかのランキングでも上位に入っており、アニメ化が待たれるところ。
4位(5票) やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(9) /渡航
すでに上位の常連になっている『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』が今回も。「好きラノ」では、アニメ化後は票を落とす傾向が強いのですが、この根強い人気はほんとに凄いっ!!
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続いて、新規/既存での再集計結果。シリーズ毎に再集計しています。
新規
森橋ビンゴ、杉井光、森田季節とサイト管理人に人気のある作家の新シリーズが順調にランクイン。4位の『Only Sense Online /アロハ座長』は、「小説家になろう」からの書籍化。
既存
既存上位は、順当に前回上位陣が、引き続き人気を集めています。
[ 好きラノ2014上、集計結果 ]
いやぁ、クズなヒロインが愉快だわ〜。や、本作は、電撃大賞落選組からの拾い上げの新人作品で、クズというか、厨二病をこじらせた残念なヒロイン・来栖麻央が、偶然、聖剣を拾ってしまう、というタイトルそのまんまな話。現実世界を舞台に、残念なヒロインと残念な設定の異世界がおもしろいおもしろい。そんな残念なヒロインに振り回される主人公の苅羽という、よくある展開が楽しいなぁ。
まあ、クズな来栖や、異世界人のメル、ニムといったキャラは楽しいのだけど、主人公はあまりに中身がないというか、物語に都合に合わせて動いてるだけという感じが強いのが、にんとも。あとは、キャラの魅了が光る日常パートは面白いのだけど、後半のバトルはいまいちだよなー。とりあえず、続編含みのラストだと思うのだけど、続きはどうするんだろ?
[ クズが聖剣拾った結果 ]
▽ アンケート「お気に入りライトノベル(2014年上半期)」 結果発表
「ラノベの杜」おなじみのアンケート結果。1位『ソードアート・オンライン』、2位『魔法科高校の劣等生』『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』4位『ノーゲーム・ノーライフ』か。前回と比較すると顔ぶれはだいたい同じだけど、『東京レイヴンズ』の急落が目立つな。
一度も元帥になったことがない万年大将(たまに少将、中将になる)だけれども、それでも、時間が食われる食われる。なんやかんやで1日2〜3時間はプレイしていて、トータル1,000時間はプレイしてる予感。ここ1年、目覚まし時計は5時にセットしています。『艦これ』以外の趣味の時間はほぼ壊滅してる予感orz。
現在、Lv106で、艦娘は、春イベントでゲットし損ねた谷風以外はコンプ。今の一ページ目は→な感じ。嫁は巻雲で今のところ重婚はしない方針。や、巻雲は、ほんとパーフェクトに好みだわ。巻雲をのぞくと上位は、雷巡、空母よりも、戦艦偏重ですなー。イベント最奥でも活躍できるLv80以上が53人、Lv70以上だと74人まで戦力は揃えているので、次の夏イベントもどんと来いだ。
[ 『艦これ』をはじめて一年 ]