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好きなら、言っちゃえ!! 告白しちゃえ!! −2000年5月に読んだ本



集英社 コバルト文庫
女神さまのお気の向くまま 1〜3 /前田珠子

だまされた〜〜〜〜〜〜〜〜っ!! <をい
うぅ、イラストを見る限り、どう見ても眼鏡っ娘なのに、実際、読んでみると、ただの眼鏡をかけた女子高生なのぉ〜〜(T-T)。……女神に体を乗っ取られるようになった女子高生の話、ということで、ビジュアル的な演出、区別としての“眼鏡”という危惧は確かにあったのだけど、……うぐぅ、ここまで、完全にしてやられるとは。そもそも、小説では、あんまし、ビジュアル面の区別って、意味ないじゃんかよ〜〜。って、眼鏡っ娘的には、どちらかというと、一ノ瀬初子さんだよな。<何故か、容姿に対する記述がないのが、あれなのだけど(^^;

……内容的には、前田珠子さんだし、安心しておもしろいんですけどね(^^;。
ただ、あたし的には、恋愛要素がほとんど見当たらないのがマイナス。というか、……情けない男しかでてこないのでしが、それで良いのか。


メディアワークス 電撃文庫
レベリオン 放課後の殺戮者 /三雲岳斗

くぅ〜〜、最高傑作級!! < 小説にならゲームほど使ってないしそれなりに説得力あるでしょ、って、小説ネタは、あんまし日記に書いてないだけなんでしが(^^;。あ、でも、最近読んだ中では『DADDYFACE /伊達将範』の方がぜんぜん上か。<をい

凄い、素晴らしいよ〜〜。主人公のクラスに、めちゃくちゃ綺麗で美人な女の子が転校してくるというありがちな話で、主人公は、やっぱしありがちに、他に想いを寄せている女の子がいるにもかかわらず、その転校生に振りまわされてるうちに…、という、やはりありがち、王道万歳!! あああ、こういう恋愛モノ、やっぱ、好きなんだよ〜〜。振りかえれば、アラも多々あるし、萌えも弱いのだけど(いや、ゲームと違って、萌えは期待してないんだけど、方向的に近い&ヲレ的絶賛級な『DADDYFACE』とか『月と貴方に花束を』と比較すると、ないに等しいもんなぁ)、いいぞ、めちゃくちゃいいぞ、こんちきしょ〜〜。……惜しむらくは、ラストは、もっと、べたべたな恋愛シーンを描かなければ いけないのではないか? というか、引きが弱い、弱すぎる。だめだめだ〜〜。

……とか書いてると、だんだん、つまらん作品に思えてきたぞ(汗;。やっぱ、後半がいまいち、中途半端なんだよねぇ。シリーズ化が念頭にあるんだろうけど、そんな中途半端に終わらせると、逆に、次巻、めちゃつまらなる気がするんだけど(^^;;;。


実業之日本社 JOY NOVELS
荒野に獣 慟哭す(5) 完結編/獣神の章 /夢枕獏

ああぁ、御門、漢(おとこ)だっ!!
……やっぱ、格闘一筋もいいけど、一人の女だけ、というのも、かっこいいよなぁん。

というわけで、完結編。ほんとに、おわってるよ〜〜。<をい なにを書いても、ネタばれっぽいけど、とりあえず、なにか呆気ないというか、いつもより描写が淡白で、あっさりしているのが、にんとも(^^;。ほんと、一気に終わっちゃってるもんなぁ〜〜。


小学館 ビッグコミックス
最終兵器彼女(1) /高橋しん

スピリッツで第1話を読んでから、すっごく期待して楽しみにはしていたのですが、
……まさか、ここまで素晴らしい作品が、世の中に存在しえたとは

もう、昼休みに買ってから、繰り返し繰り返し、もう、なんどもなんども読み返していますが、何度読んでも泣ける。ホントに、ホントに、良い作品。ストーリーと言い、雰囲気と言い、演出と言い、演出と言い、演出と言い、……ただただ素晴らしいの。「最後の日々(6)」後半とか「最後の日々(7)」とか、ほんとにたまらないの。……他の部分も、1度読むと、もはやどうしようもないし。

ホントに、こういう話は好き。痛い、切ない、恋愛ストーリー。……この作品に出会えただけで、生まれてきて良かったと思うよ。<大げさ(^^;

あ、そういえば、巻末に、河原和音さんの『500マイル』が挙げられてて、にやり。……でも、河原和音さんの漢字間違ってるお。


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