最高傑作級と言っても、遜色ないシリーズなのだけど、惜しむらくは、『ゼンノーヴ異聞』の方を、あたしが読んでないということだ。行き付けの本屋さんでは見かけないし、……せっかくだから、インターネット通販か?<って、ちと、いくつか見てみたけど、どこも「在庫なし」なんだよな(^^;
1巻の頃は、そんなに違和感なかったような気がするのだけど、登場人物みんなが、疑い深くて人間不信(笑)。そんな中で、女の子二人がらぶらぶな話って、読んでて楽しいよね。<ちと違ふ(^^; 世界観がうわーって感じで、謎の隠し具合とか、次の巻への引き方とかも、なんかあざとくってステキ。早く、次巻を出して欲しいところでふ。
いかにも、最終話的なお話だったので、ちょっとびびった(^^;。もうちょっと、話を膨らませて書いてあれば、綺麗にこのシリーズのラストを飾れただろうに。……って、作者、まだ、このシリーズ、終わらせるつもりないんだろうけど、このネタを使っちゃったら、ほんとにラストをやるとき、どうするんだろ(苦笑)。
あとがきには、今回は、“深刻な展開”で“シリアス”とあるけど、読んでると、ぜんぜんそんな感じがしないのは、各キャラクターの性格所以だろうなぁ。このシリーズ、逆に、このぐらいシリアスな方が、キャラも引き立つし、適当にストーリーも深みが増すので、良いかもしれないと思ったり。
むちゃくちゃ好きなシリーズの最新刊。いかにも、ラスト直前の展開だと思って読み進めていたら、5巻が最終巻、しかも、4,5巻で前後巻ということらしい。ありゃ(^^;。
もう、序盤のらぶらぶモードのくらくら感がたまらなくて、しかも、これからの展開が、ああなってこうなって、ぐは〜たまりゃ〜〜ん、というのが見えて、ほんと、あたしが好きな展開のオンパレード。……ちと、相馬が、かっこいいんだけど、あまりにあまりでアレなのだけど、いや、ほんと好きだよ、こういうの。さっさと、次読ませろ〜〜。
萌えか、萌えなのか〜〜。正統派少女漫画に、美少女ゲームの萌えの技法を持ちこんだようなキャラが出てきた日には、こりはいったいどうすればいいんでしょう。というか、このキャラ、女性ファンから見たら、どう見られるの? あたしから見ても、違和感バリバリなのに(^^;。いや、もしかして、美ゲーを知ってるからこそ、違和感を感じてしまうのか?
あたしは、少女漫画に萌えは存在しないとか、少女漫画で転がるのは、美ゲーで転がるのとは根本的に異なる、という見解の持ち主なので、初芽ちゃん、めちゃ違和感。この娘、ゲームだったら、めちゃくちゃ転がるんだけどなぁ〜〜。む〜、もったいない。