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好きなら、言っちゃえ!! 告白しちゃえ!! −2001年1月に読んだ本



メディアワークス 電撃文庫
DADDY FACE 冬海の人魚 /伊達将範

今、いちばんおもしろい小説な『DADDY FACE』シリーズの3作目。相変わらずすばらしー。……けど、泣き系の要素を強化したのはいいのだけど、萌え系の要素がかなり弱まったので残念。全体的に、パワフルさも弱まってるし。そもそも、このネタだけで、シリーズものにするのは、ちとツライ部分はあるのかもだけどさ(^^;。


角川書店 スニーカー文庫
失踪HOLIDAY /乙一

タイトルの『失踪HOLIDAY』もなかなかおもしろかったけど、一緒に収録されてる『しあわせは子猫のかたち』が、もう、むちゃくちゃ秀逸。とにかく素敵な、気持ちのいいお話。人付き合いが嫌いな大学生の、ああ、なにを書いてもネタばれになってしまう〜、とにかく読めっ!! すごく良い感じの、すごく暖かくなるお話。いいよね、こゆの。


富士見書房 富士見ファンタジア文庫
覇壊の宴2 大いなる墓標 /日昌晶

予想以上〜〜。いや、前巻もおもしろかったけど、それ以上。まあ、ちとラストはいまいち風味で、ストーリーも前巻は、冴えない若手サラリーマンが、日本から遠くはなれた国に飛ばされるがしかし、日本企業というだけで、国賓扱いで、女の子を贈られて、ビバ幸せな新婚生活テイスト!! と、素晴らしく夢のある(笑)ストーリーだったのが、今回は、なんか良く分からず事件に巻き込まれただけで、主人公が話の中心にいないという、なんだかなー、という感じになってしまい……って、アレ? いや、おもしろかったんですよ〜〜。あたし的には、こういうの好き。


徳間書店 徳間デュアル文庫
メルサスの少年 「螺旋の街」の物語 /菅 浩江

あたし的に、“菅浩江=coolly が好きな作者さん” という図式をもっているので、<昼の野原>では、乙女たちがあんなことやこんなことをするのかと期待していたのでしが、いまひとつ描写が少なくて残念。<をい

あまりに綺麗にまとまりすぎてて、ほとんど何も言うことないのだけど、もっと、カレンシアとのラブラブが見たかったのう。


徳間書店 徳間デュアル文庫
時の果てのフェブラリー −赤方偏移世界− /山本弘

大学で物理を履修放棄した人間には難しすぎる〜〜、と読んでいたのだけど、読み終えてみたら、ドーンとのアレでソレなシーンしか思い出せません。あたくし、まだまだ青いでしょうか(^^;。……まあ、綺麗なお話だけど、あたしの好みじゃない、という話もあるか。


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