やはり、表紙が最大の見どころ。……というか、他に見どころがないんですけどぉ〜〜。
キョンの語り口とか、テンポの良さとかは、前作の良い部分を引き継いでると思うのだけど、内容が、「文化祭向けの映画撮影」という時点で、ネタとして、弱い、弱すぎっ!! ハルヒの奔放な行動もスケールダウンは否めないし、萌え的なエッセンスはほとんどなく、朝比奈さんや長門の魅力は弱まりまくり。結局、恋愛的な要素を中心として、もろもろの要素がなくなり、ハルヒが好き勝手やってるだけの単なるコメディになっていて、やっぱり、コレといった魅力がほとんどないのが、ダメ。……こういう切り口でしか、続編が書けないのであれば、もう、このシリーズは切ったほうがいいと思うのだけど。
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既刊の感想 → 涼宮ハルヒ
なるほど、こうして『四季』に続くのかー。や、『四季』を読む前に、Vシリーズを読んで正解だった予感〜。
そゆわけで、Vシリーズの最新刊。話も、とうとうクライマックス。といっても、恋愛的な部分は、かなり思わせぶりにも関わらず、結局、踏み込んでないのは、ミステリの枠の中では、仕方ないんだろーか。恋愛ストーリーの文法からすると、保呂草と各務、紅子と林、祖父江と立松、紫子と練無でくっつける最終局面に入ってしかるべきだと思うのだけど、や、確かに、それなりに進展させてるのだけど、やぱし、肩透かし風味なのは、ちょっとなー。……紅子、紫子辺りは、わりと良いのだけど、あれでは、立松が不憫だろ(^^;。
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既刊の感想 → Vシリーズ
めちゃくちゃ おもしろかった〜〜。『涼宮ハルヒの憂鬱』以外、いまいちパッとしない 谷川流 だけど、私的には、『涼宮ハルヒの憂鬱』に匹敵するぐらいおもしろかった〜〜。茉衣子さいこ〜〜〜、新キャラの類も ぐぅ〜〜〜〜。もうもう、素晴らしい〜〜〜。
そゆわけで、番外編的な 2巻と違い、きちんと、1巻の続編。や、中盤に山場を持ってきていたので、この後、どうするんだ〜〜、と思って読んでいたのだけど、その後、一気に話を転換したのが、とにかく素晴らしい、茉衣子さいこ〜〜〜っ!! しかも、コメディと萌え的なエッセンスに加えて、きちんと、切ない系でほろりとするエピソードも加えていて、や〜、最後まで、飽きることなく楽しめましたっ!! あと、きちんと、今後への伏線も忍ばせているので、続巻も期待っ!! もはや、『涼宮ハルヒ〜』よりも『学校を出よう!』の方を読むべし、という気がするのですが、どうでしょ〜。
読んでて にやにやしてしまうぐらいおもしろいのだけど、相変わらず、くだらねぇー。とにかく、くだらねー。
そゆわけで、ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜♪の第2巻。バカで、くだらなくて、内容のない話は、わりと好きなのだし、そもそも、この手の話は、狙ってハズすケースが多いのに、きちんと面白く仕上げているのは、素晴らしいのだけど、や、今後、どうするつもりなんだろ〜〜。ぜったい、どこかで息切れすると思うのだけど。……今のところは、面白いからいいか。<って、アニメ化するぐらいまでは、頑張って欲しいのだけど。<をい
とりあえず、ドクロ先生がなかなかよろしい、眼鏡。あと、「びんかんサラリーマン」が大笑い。
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既刊の感想 →
撲殺天使ドクロちゃん
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あずみん、
キセンさん、
むいむいさん、
GUNPさん、
仮面の男さん
最高傑作級ですかー。や、素晴らしい、素晴らしい、素晴らしい〜〜〜。
やぱし、橋本紡は 非SF が最高ですよっ。ボーイ・ミーツ・ガール、しかも、出会いは病院っ、わがまま病弱、もう死にそぉ〜〜〜っ。とうぜん、ハートに直撃、せつない系で、お約束ぅ〜〜〜。うきゃ〜〜〜〜〜〜〜っ!! もうもう、素晴らしい、めちゃくちゃ素晴らしい。ほんとに最高っ!! 橋本紡の良いところが、もう発揮しまくりっ。って、こんなにこんなに綺麗に纏まってるのに、次巻、あるんかいっ。大丈夫なのかっ。それはともかく、ほんとに、さいこーーーーーっ!!
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永山さん、
けんじょさん、
adramineさん、
さくらぃさん
口絵のカラーイラストは、[WIN]『White Album』ですかーーっ!!
と、それはともかく、やさしい死神の登場する綺麗で切ない話の第二巻。……って、泣けないじゃん。1巻に比べて、切なさも、感動的な要素も、かなり低調。もともと、綺麗だけれどメリハリも盛り上がりも弱いストーリーというのが特徴なのだけど、これでは、ちとツライ。加えて、ラストのモモと九十九との話は、今後の展開に、かなり不安を感じるのですけどぉ〜。次巻次第では、以降買うかも、ちょ〜っと、迷うところかしら〜ん。
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既刊の感想 →
しにがみのバラッド。
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永山さん、
ひささん、
睦月さん
せっかくの 四季の少女バージョンなのだけど、かわいくねー。萌えねー。<期待するのが、間違いという説も(^^;。
そゆわけで、四季の子供時代を描いたもの。お馴染みのキャラもちょっとづつ絡ませて、S&M と Vシリーズのファン向け、というか、半分以上、同人誌的な内容の作品。や、「見知ったキャラが出てきて楽しい」という以外は、面白い要素がぜんぜんないよなー。一応、今回のネタというか構成は、きちんと読めば、はじめからちゃんと分かるように丁寧に作ってあるので、私的には好印象なのだけど、やっぱり、べたべたすぎるよなー。……ちゅうか、素直に、萌絵と祖父江さんをばしばし出せー。
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ABWAYさん、
けんじょさん、
ishinaoさん、
コズミックサーフィンさん
うーん、つまんねー。これ、ほんとに、冲方かー。楽しみのノヴィアとアリスハートも、ぜんぜん魅力が出せてねー。まったくもって、ダメダメだー。
キャラの魅力が描けてないというのを置いとくとしても、そもそも、はじめに結論を描いてしまっている構成なのに、それを、ストーリー構成や演出面で有効に使うでなく、単なるストーリー上の制約にしかなってないのは、どういうことだ? 実は、冲方って、こういう構成面とかは、すげー下手なのか? やー、これでは、ちょっと、『マルドゥック・スクランブル』辺りは、たまたま、偶然、としか思えなくなっちゃうなー。もちっと、なんとかしろー。
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既刊の感想 → カオスレギオン
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ひささん、
心音さん、
有里さん、
adramineさん、
アトニークさん
シリーズ最終巻。最終巻らしく、プロットだけ並べると盛り上がるように見えるのだけど、……結局、盛り上がってないよ(^^;。って、まあ、もともと、ストーリーはどうでも良くて、萌え系のネタと薀蓄がメインという内容。そういう点では、もう、めちゃくちゃ飛ばしまくりですよー(爆笑)。
まあ、作者が、やっぱり、萌え系のネタには詳しくなかったらしく、あくまでネタは、インターネットで調べた&友人から聞いた、という程度の内容で、特に、主張として弱かったのが、残念無念。逆に、さほど詳しくもないのに、よくここまで調べて書いたよな、書く気になったよなぁー、うん、凄い。<萌え系のネタ以外、見るべきトコのない作品なだけに、なおさら、そう思ったり(^^;
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既刊の感想 → アニレオン!
そのタイミングで、言われたら、そりゃ吹っ飛ぶわぁ〜〜〜。はうぅ〜、ごろごろごろぉ〜〜。
途中からは、とにかく無理やり続いてる感のあったシリーズだったけれど、とうとう完結。や、なんやかんやで、ラストを卒業式に持ってきたのは、良かったかもしれない。<をい ラストは、とにかく綺麗で素晴らしい。伊藤のセリフから、卒業式までの展開は、もう、これ以上ない理想的なエンディング。最高傑作級だよ〜〜。あぁ、やっぱ、こういう恋愛、いいよなぁ〜〜。素敵過ぎるよなぁ〜〜。マジ、ほんと、良かった〜〜〜〜。
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既刊の感想 → 先生!
途中までは、きちんと科学的な裏づけが意識されていて、感心しながら読んでたのだけど、謎の本質に近づくにつれ、どんどん科学的な裏づけ無視、というより、科学的には目も当てられなくなって、がび〜〜〜ん。<まあ、後半は構成的にも褒められたもんじゃないので、単に、途中で力尽きただけ、という説も(^^;。あと、林譲治って、説明すべきトコと必要ないトコの切り分けが下手、というか、そういう点に無関心な予感。<や、端的に、嘘のつき方が下手ということだと思うんだけど
と、それはともかく、携帯電話とネットワークが高度に発達した近未来で、脳内コンピュータ〜、人工知能〜〜、めちゃおもしろい〜〜〜。や、前半から中盤にかけての、大きな事件にじわじわと巻き込まれて行って、いつしか抜けられなくなる様を描いた部分は、とにかく、ぞくぞくですよ〜〜。ストーリー全般に、「うわ〜、この先、どうなるんだ〜〜」という感じで、先の展開が楽しみに感じられて、すげー良かった。……これで、きちんと科学的な説得力があって、もっと、リアルな内容だったら、絶賛だったんだけどなぁ〜〜。
参考:
感想メモリンク →
adramineさん、
堺三保さん、
sasashinさん
委員長、さいこーーーーーーーーーーーーっ!!
アニメ版とは、かなりイメージ違うんだけど、あとがきで、やたら委員長について語っているだけあって、かなり委員長優遇。すばらしい〜〜〜。特に、「LESSON.10 純愛のレシピ」「LESSON.11 この世界でいちばんのママ」「LESSON.12 こんにちは赤ちゃん」「番外編 あいかぎ」という辺りが、もうもう、くらくらぁ〜〜〜。いや、もう、電車で読んでて、にやけまくりで、かなり変な人でしたよ(^^;。あぁ、やっぱ、委員長、めちゃくちゃいい〜〜〜。