巧いっ!! めちゃくちゃ巧いっ!! 傑作っ!! や、壁井ユカコは、確かに、なかなか巧い話を書くとは思っていたけれど、正直、ここまで巧いとは思いませんでした。ただ、このシリーズで、この題材。このシリーズでは、もう、これ以上の内容は書けないんじゃないかなー。とにかく、非常に、良かったっ!! もう、さいこーーーーーーっ!!
そゆわけで、不死人ハーヴェイと霊が見える少女キーリの心の交流を描いたシリーズで、やっぱり、基本的には地味。でもだっ!! しかしだっ!! とにかく、壁井ユカコの文章が読ませるっ!! 巧いよっ!! めちゃくちゃ素晴らしいっ!! あー、でも、期待のナナの出番が少ないよっ、ダメじゃんっ!! あと、そういえば、巻末の漫画は×。なんで、こんなのつけるんだー。
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既刊の感想 → キーリ
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INNさん、
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永山さん、
kanego04さん
スニーカー掲載分2編と書き下ろし1編からなる連作短編。うーん、可もなく不可もなく、取り立てて特筆すべきこともないなー、という感想。いや、むしろ、不満の方が大きいかしら? なんちゅーか、短編であまりストーリーを捻れないならば、せめてきちんとキャラを魅せやがれっ!! せっかく鶴屋さんやら妹を出してるのに、いまいち見せ場がないしっ!! 普通に出来は良いんだけど、でも、構成的に無駄なパズルを入れるぐらいなら、やっぱり、もっとキャラを書きやがれ、こんちきしょーーー。
まあ、長門さんのヒロイン化が進行してるのは、なかなか素晴らしいなぁん。
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既刊の感想 → 涼宮ハルヒ
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あずみん、
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adramineさん、
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INNさん、
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タイトル通りの内容。おそらく作者の意図通り&計算通りに完成されていて、そこら辺は巧いといえば巧いんだけど、でも、やっぱ物足りないなー。とりあえず、さっぱり妹選びに入らずひたすら足踏みだった話もやっと進み出すのかしらん。ただ、どっちを選ぶんだ?という意味での興味はあるんだけど、展開自体は、あんまり期待持てないんだよなー。……というよりも、今後の『マリみて』自体に、正直、あんまし期待を持てなくなっていたり(^^;。
そゆわけで、学園祭。ラストは価値ありだけど、それ以外の部分は、わりとどうでも良いや。<をい。……そういえば、ここ最近、祐巳の描写にどうにも説得力を感じないんだけど、いっそのこと、一年生に主役交代してくれないかしらん?とも思う今日この頃だったり。
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既刊の感想 → マリア様がみてる
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あずみん、
adramineさん、
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読丸さん、
白翁さん、
INNさん、
高森さん、
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REVさん、
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『グラン・ヴァカンス』が面白かったので買ったのだけど、いまいち。といっても、内容的に悪いと言うより、どこをどう楽しめばいいかわからん(汗;。
そゆわけで、宇宙なファンタジーの中短編集。ストーリー的には大したことなく、基本的には描写や雰囲気を味わうタイプの話だと思うんだけど、正直、そこら辺がピンと来なかった。というか、設定があまりに嘘くさくて説得力がないのは、ちと問題だと思うぞ。あと、さらっと書かれている部分があって、作者の意図する効果がいまいち伝わってきてない予感が。まあ、それでも、「象られた力」のラストはなかなか良かった。お約束だけど(^^;。
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yama-gatさん、
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いや、えう、うわぁぁぁ〜〜〜〜。や、ストーリー的には、正直、期待ハズレだったのだけど、ラストが、うわぁ〜、うわぁ〜〜〜〜。茉衣子さいこーーっ!! 素晴らしーーーっ!! きゃ〜〜〜〜〜っ!!
そゆわけで、5巻の解決編。正直、決着の付け方にはがっくし。吸血鬼ネタもなんだかなーだし、上な話も中途半端でなんだそりゃ。どうにも、ストーリー的には、がっかりなんだけど、……ただ、そんな中で、とにかく茉衣子と宮野が素晴らしいっ!! めちゃ良いっ!! 最高っ!! ついでも、若菜もビバっ!!
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既刊の感想 → 学校を出よう!
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読丸さん、
びっとさん、
永山さん、
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adramineさん、
平和さん、
CAXさん
せっかくの「眼鏡の国」<ちげーは、まったく「萌え」が足りてませんっ!! ……それはともかく、あとがきが爆笑っ!! まあ、アイデアだけで、あとがきの内容自体はむしろいまいち、という説もあるんだけど(^^;。
そゆわけで、本編に関しては、いつも通りの内容なので、特に書くことなかったり。<をい 強いて言えば、ちといつもの『キノの旅』とは傾向の違う「船の国」はなかなか好み。萌え担当としてはかなり弱いけど、ティーには期待ですなぁん。
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既刊の感想 → キノの旅
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葉月さん、
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JoshuaTreeさん
駄作、と言い切ってしまうのは酷ですか(^^;。結局、「雰囲気がいいだけ」で、下手な部分が良く目立つ。頭を使わずに感性だけで勝負するのも良いんだけど、実力がないのと、特徴が弱いのとで、どうにもいまいち。頭を使ってない内容なので、ラストも非常に物足りない。残念だ。
そゆわけで、シリーズ最終巻。第1巻がファンタジー世界を舞台にした殺人事件で、第2巻が現代を舞台にした口下手なバイト少年の話。で、ぜんぜん違う話をどう綺麗に纏めるんだ〜、と思ってたのだけど、がっくしな内容。こんなんなら、2巻以降のように、単なる現代風の連作短編で良いと思うんだけど。第1巻のファンタジー要らん。というか、別の話で良いじゃん。……それにしても、一応、10冊以上出してる作家にしては、やけに下手だし青臭い内容なのだけど、もしかして、講談社ノベルスって、作家を育てようという意識が弱いのかしらん?
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既刊の感想 → ドルチェ・ヴィスタ
アセンブラは時代遅れですか。世の中、オブジェクトなんたらですか(T-T)。や、私、ここ最近は、ずっと、アセンブラでコーディングしてるんですけど、お仕事方面。ちゅーか、でも、Cも、もう古い予感のする今日この頃だったり。
そゆわけで、キャラの掛け合いは楽しいのだけど、基本的には、いまいち(^^;。
まあ、下手。特に、キャラの描写が下手なのが、キャラが魅力な作品だけにツライ。とりあえず、もっと細かく描くべきを描かないといけないと思うんですけど〜。ついでに、萌え系の描写は弱めなので、私的にはちと残念(^^;。あとは、話がごちゃごちゃと整理できてない感がするなー。なんでもかんでも詰め込まず、もっと、こよみに話を絞った方が良かったんじゃないかなー。結局、キャラもストーリーも微妙と言う気が。
新人さんということを考えると、粗は目立つけど、魅力的な部分もあるので、今後に期待かしらん。大幅向上しないと、ちょっとツライ気もするんだけど。
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感想メモリンク → よくわかる現代魔法 / 〃ガーベージコレクター 感想リンク集
あはは、あははっ、あはははははーーーーっっっ。やっぱり、綾瀬ですか? 綾瀬ですよね?! 130ページ。がふ〜〜〜〜〜。「DAYS 75」なんか、もうもう、いかにも綾瀬で綾瀬だーーーっ!!
そゆわけで、シリーズ最終巻。やっぱり、綾瀬が全てです。<をい ただ、最終話は、正直、アニメ版の方が良いと思ってしまったり。や、アニメ版もそんなに高く評価してなかった気もするんだけど(^^;。っていうか、そもそも、単行本を読んで思ったのだけど、間というかテンポというかが、雑誌で読むのに最適化されている感じで、単行本で纏めて読むのは、いまひとつな予感もするのよねん。
新人さんとしてはわりと書けてる方だけど、面白いかというと ちとびみょー。ベタなラブコメなんだから、もっと笑えるか萌える内容じゃないとダメだろー。あと、アキバ系のネタを出すなら、もっと濃くないといまどき話にならんと思うんですがー。
そゆわけで、お嬢様の秘密を握ってアレコレする「オタク少年のドリームそのまま」っちゅー感じの内容。<をい 文章は読み易く構成的にも無難にこなしてて、新人にしてはなかなかGood。でも、べたなラブコメを基調にしてるのに、ラブもコメディもいまいち弱いのがなー。キャラも類型の枠を超えられず、+αの魅力に欠けるし。というか、そもそも、わりと大人しい作風なので、コメディじゃなく、もっとほんわか系な話を目指すべきじゃないかなー。ただ、この内容にこの絵はなかなか素晴らしい。絵でかなり助けられてるというか、絵の勝利、と言う気が(苦笑)。ちなみに、絵師さんの Webサイトは、ここ。
正直、あんまり期待してなかったのだけど、きちんと綺麗なラストで、なかなか良かった。まあ、副題が「愛の言葉」というぐらいだしなぁ〜。<をい 思った以上に、ベタなラストだったけれど、こういうのはわりと好き〜。
そゆわけで、シリーズ最終巻。表面は飾っているけど中身はスカスカ、というシリーズだったけれど、ま、ラストが良ければ全て良し、という感じでしょーか(^^;。……ただ、『オーフェン』や『ひとつ火の粉の雪の中』で感じた巧さは、もう、完全に影を潜めた印象で、秋田禎信も今後ツライよなー。キャラに華がないのも、キャラ小説中心のライトノベルの中においては非常にキビシイ。次シリーズは、どうするんだろうね〜〜。
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既刊の感想 → エンジェル・ハウリング
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葉月さん、
INNさん、
永山さん
続きはぜひとも(2)を希望、熱烈っ!! とにかく凄いですよ、この展開っ!! もぉーーー、一気に読了。いわゆる手に汗握る展開で、面白すぎるっ!! ほんとにもう、どうなっちゃうんだっ!! もうもうもうもう、うわぁ〜〜ん、お兄ちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!
いやもう、「千鳥。手をつなごう」ですよっ、ていうか、213ページのイラスト、きゃ〜〜〜!! うきゃぁ〜、うきゃ〜、うきゃああぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜。とにかく、とにかく、王道万歳っ!! ベタ万歳っ!! いやぁ〜〜〜、定型なストーリー展開なんだけど、だからこそっ、熱いっ、おもしろいっ!! ほんとに、めちゃくちゃ、めちゃくちゃ、くぅ〜〜〜〜。
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既刊の感想 → フルメタル・パニック!
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あずみん、
高森さん、
INNさん、
永山さん
ラストは綺麗な大団円なんだけど、結局、セイオとスミルはアレだけかいっ!! ……はじめから全3巻で企画されていたわりには、説明も伏線も足りず、降り返って既刊を思い起こしても、この3巻を描くなら、イベントの置き方や演出が間違ってると思える部分が散見される予感。小川一水らしい面白さはあるんだけど、構成や演出を考えると、正直、出来は良くないと思うんですが。
そゆわけで、大震災からの復興を描いたシリーズ最終巻。畳み掛けるようなイベントの連続は面白くはあるんだけど、小川一水は、やっぱりイベントを並べただけ、という感じがするのと、私的には、もちっと政府内や国家間の権謀術数を期待してたのに、そこら辺が単なる予定調和な内容しか描かれず、がっくし。こういう方向なら、もっと、ハードでリアルで重い内容が読みたいんだけど、そこら辺が全くどうにも期待ハズレなんだよなー。
参考:
既刊の感想 → 復活の地
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Stellaさん、
葉月さん、
JV44さん、
Seriさん、
yama-gatさん、
adramineさん、
一歩さん、
がるさん
うひょ〜、竹岡美穂のイラストってめちゃ好きなんだよぉ〜〜。それで、『ぺとぺとさん』の木村航ですよ〜。<って、文と絵で主従が逆です(^^;。うわ〜、うわ〜、……って、いまいちでした(T-T)。
や、宇宙人をはじめとする設定は巧いしアイデアもなかなか、途中で視点を入れ替えるのもわりと上手く機能していると思うし、実際、つまらなくはないんだけど、……描写が足りてなくて、各々の「気持ち」がきちんと伝わってこないし説得力も持たせられてないんですけど〜〜。特に、トラウマの描写が非常に表面的になっちゃってて、この内容でそれじゃあ、ダメだろ〜〜。
う〜ん、あと、好み的には、わりとベタなラブコメ展開なのに、「萌え」がないのも非常に残念。あかりは「萌え」を考慮して書いたら、めちゃくちゃ破壊力のあるキャラだと思うんだけどな〜。ちゅーか、あかり、拓、市ヶ谷の三角関係な展開を期待してたのにぃ〜。<をい(^^;
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永山さん、
adramineさん、
ユウさん、
高森さん、
睦月さん、
読丸さん、
うたたねこさん、
仮面の男さん
うわっ!! いかにも青春っ!! ジョブナイルっ!! 謎の隕石を見に、決死の自転車小旅行。そして、ボーイ・ミーツ・ガール。欠点らしい欠点のない、綺麗で良くできた作品なんだけど、がふ〜〜、正直、好みじゃなかったり(^^;。まあ、特に中高生辺りに勧めたいような、というか、中高生辺りじゃないと いまいち楽しめない作品なんじゃないか?と思ったりもして。
それにしても、葛西伸哉というと『アニレオン!』なイメージなのだけど、こういう正統的な話も書くのんね。<をい
参考:
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永山さん、
adramineさん、
読丸さん、
ユウさん