巨乳の眼鏡少女が、眼鏡少女がぁ、うきゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
いや、あははははは、素晴らしいっ!! めちゃくちゃおもしろいぃ〜〜っっ!! 単におもしろいだけじゃなくて、描写も構成も巧くてゾクゾクするよぉ〜〜。加えて、女子校、全寮制という設定と雰囲気の見せ方も非常に巧いっ、くらくらだぁ〜〜〜。……しかし、ネタが某特撮モノだったり、“単純明快にして勧善懲悪な戦闘美少女学園もの”だったり、“吉屋信子が伝奇小説を書いたら”だったり、むちゃくちゃ高年齢を対象にしてないですか、コレ(^^;。
参考:
感想メモリンク →
スズキトモユさん、
adramineさん、
白翁さん、
読丸さん、
まいじゃーさん、
びっとさん
感動のシリーズ完結!! 最終巻だけあって盛り上がっているのだけど、中身よりもあとがきの方がおもしろいのは、気のせいですか(^^;。そもそも、完結のハズなのに、すでに次巻が決定してるんですけどぉ〜。
そゆわけで、地球に降りかかる最大のピンチっ!! で、カウラと丈斗のやりとりは、もちょっとなにか欲しかったけれど、このシリーズの魅力が余すとこなく詰め込まれてる風で、よく出来た内容。ただ、やっぱり、1巻を越えられなかったというのが正直な感想なんだよなー。あと、九堂さんの出番がほとんどないしぃ〜。
それにしても、次巻は新部員? どうなるんだぁ〜。
参考:
既刊の感想 → 放課後退魔録
デビューから3冊目。魅力はそのままに、1冊ごとに確実に格段に巧くなっていて、非常に素晴らしい。や、冒頭の“一ノ瀬弓子クリスティーナはパンツをはいてない”から、そう話をもっていくか〜〜。キャッチーなネタを散りばめ話にアクセントをつけつつ、それでいて正当におもしろい。いやぁ、ほんとに良いねぇ〜〜。
そゆわけで、シリーズ3巻目は、弓子とパンツの関係に関する話。過去を交えた内容は、キャラのバランスもよく秀逸。こよみの出番も多く、なかなかよろしいっ!! ……しかし、195ページの挿絵は、あそこに挿入するのは、ダメだろ。きちんと仕事しろよ。>担当編集。あと、全体にお約束なネタ&パターンを踏んでるんだけど、そのパターンに流されちゃってるせいか、きちんと描くべき部分を描けてないトコが、ちと気になるんだよなー。<完成度という点では、ちと弱いんだよねん
参考:
既刊の感想 → よくわかる現代魔法
感想メモリンク → よくわかる現代魔法 ゴーストスクリプト・フォー・ウィザーズ 感想リンク集
元になった本が4年も前な上に、筆者の人が一見慎重に論を語るような芸風なのは、エンターテイメントとしてはどうよ。<をい。いや、こういうのは、斬新な新説をばしーんとどがーんと書くものじゃないのかー(^^;。……教科書的に楽しむには丁寧でなかなかおもしろいんだけど。
そゆわけで、アウストうんちゃらとかホモなんちゃらとかの進化の話。巻末に新事実を補足してるとは言え、やはり元は 4年前に刊行したものだし、内容的には大きく目新しいものはなし。まあ、丁寧だしわりと網羅的だと思うので、知識の整理に使うタイプの本としては、わりといいと思うのだけど。ただ、骨の写真は見てもわからんので、もちっとわかりやすい図表が欲しいとは思ったり。あと、新事実は巻末に纏めるのではなく、せめて章毎に追記して欲しかったなー。<全体に、もう一つ読者への気配りが足りない作りな予感が
これだっ、これだっ、これなんだっ!! もう傑作っ!! 最高傑作級っ!! 読んでてとにかく、とにかく顔がにやけるのを抑えられないよ〜〜〜〜。
「激ピュア・ラブコメ」を謡う『護くん』の 第5弾は、バレンタインネタ。あはははっ、とにかく、二人のバカップルぶりが素晴らしいっ!! 絢子がとにかく飛ばしまくりっ。とにかく、にやけまくりで、くらくらだぁ〜。すげーよ、すげーよ。めちゃくちゃさいこーーーーーっ!! あと、エメレンツィアの立ち位置もなかなかナイスっ!! 今後がとても楽しみだぁ〜〜。
参考:
既刊の感想 → 護くんに女神の祝福を!
感想メモリンク →
INNさん、
adramineさん、
永山さん、
ユウさん
ダメ。というか、たぶん低年齢向け。少なくとも私には合わない。
そもそも、「戦争の後遺症で 17歳の夏に死ぬ運命の少年少女たち」という設定で、とうぜん泣き系の話かと思ったら、そういう要素弱いしっ!! しかも、終わってないしっ!! 描写や細部の設定等の技術的な側面はやっぱり新人相応だし、中高生ぐらいだと同世代的なシンパシーが感じられて評価高そうな予感なんだけど、私ぐらいの世代だと面白い要素ってあるんかいな?と、正直思ってしまう。エピソードの選択を見ても、典型的な大人お断りなティーンエイジャー向け小説だよね、コレ。
思ったよりもつまらなかった。というより、すみません、あまりついてけませんでした。いや、こういう昔語りな話って、「そうだったそうだった」と懐かしむにしろ、「違うだろー」と突っ込むにしろ、筆者と同レベルの会話が出来ないとつまんないんだよね。まあ、そゆのを分かってて、ターゲットを30代以上としてるんだろうけど、ごめんなさい、正直、30代でもキツイと思いました(^^;。この本をほんとに楽しめるのは、筆者の人と同年代、40代以上の人だと思う。
そゆわけで、内容は、過去30年ぐらいのライトノベルを対談形式で纏めたもの。まえがきにもある通り、筆者の主観でバイアスがかかってる内容なので、あくまで知ってることが前提。や、例えば、私の知らない 70年代の話なんかは、どのくらい偏っててどこまで冗談か見えないので、正直、どう受け取っていいのか分かりませんでした。やっぱり、それなりに昔の話を知ってないと、ほとんど楽しめないんじゃないかなー。
で、80年代以降は、それなりについてけるんだけど、70年代辺りの語り口と比べて、ちと熱っぽさが感じられないのが残念。そんななかで、『スレイヤーズ』とあかほりさとるを、きちんとファローしている部分は、わりとおもしろかった。あと、最近のエロゲの影響も、それなりのページを割いて書いてるのも、なかなかに素晴らしい。ただ、エロゲの話は伝聞調のステレオタイプな内容で語ってしまっているのだけど、こういう主観的な話は、本来、筆者の実感が伴っているからこそ許されるのであって、伝聞で語るのはちょっと違うんじゃないかなぁー、と思ったり。
とりあえず、エロゲ記述で、私的に違和感ある部分を簡単に書いとく、って、あくまで私的になんだけど(^^;。
それにしても、読んでると今のラノベは『みなごろしの学園』と『ドクロちゃん』を読んでれば、すべて O.K. みたいな気分になってくるんだけど、もしかして、そうなんですか(汗;。
とにかくベタ。とことんベタ。ひたすらベタ。あははははーーー、もうベタな展開さいこーーっ!!
女の子っぽい名前を気にする普通の少年が、いきなり古代の女王を自称する人形からパートナーに選ばれたせいで、古代の秘宝をめぐる戦いに巻き込まれる、という内容。とにかくお約束な展開のオンパレード。コメディ基調でドタバタ中心、戦闘ではお馴染みの伝説の武器ががしがし登場、とうぜん勝ち気な幼なじみ少女を交えたラブコメ展開もあり。ありがちでコミカルでテンポ良いストーリー進行は、とにかく気持ち良く読ませてくれます。計算した訳じゃないんだろうけど、もろもろの欠点をうまく隠してる。すっげー、おもしろかったーーーっ!!
ただ、文章や展開はわりと気を配ってるのに、心情を中心に描写が全く考慮から抜け落ちているような芸風。正直、この作家のテイストは好みからハズレてるので、例えば、続刊出たら買うか、というと微妙と言えば微妙なんだよなー。や、続き出るんだろうか。
上遠野浩平は非常に巧いんだけど、この作品はおもしろいかと言われると、やっぱり、びみょー。しずるさんとよーちゃんの関係は、とても楽しいんだけどねー。途中に挿入される「はりねずみチクタ、船にのる」もおもしろいんだけど、やっぱ問題は、肝心のミステリパートが、どうにも、微妙な内容なのが(^^;。
それにしても、しずるさんって、こんなに可愛いかったっけ?(^^; よーちゃんもだけど、キャラ的には、非常に美味しいなー。
参考:
既刊の感想 → しずるさんと偏屈な死者たち
感想メモリンク →
睦月さん、
読丸さん、
ひささん、
恵さん、
ゐんどさん、
INNさん、
永山さん、
KZDさん、
鴉さん、
夜明けの敵さん、
義契さん、
R28さん
めちゃくちゃおもしろいっ!! って、それにしても、同じ作者の『よくわかる現代魔法』とはノリも作風もぜんぜん違うじゃんっ!! 近未来戦争モノにゲーム的なエッセンスを加味した作品としては、ほんとにおもしろかった。内容的には、粗も目に付くんだけど、いやほんと、理屈じゃなくておもしろいっ!!
そゆわけで、謎の生物の侵略で人類の危機な近未来を舞台に、新兵として初めて戦場に赴く少年の話。MIT首席卒業の眼鏡技術者のシャスタが、とにかく美味しいっ!! 美味しすぎるっっっ!! いやもう、“ぴょんぴょん”って、くぅ〜〜〜〜〜〜〜〜。とにかくおもしろかったっおもしろかったっ!!と連呼するような内容。ほんとおもしろかった〜〜〜。
参考:
感想メモリンク → All You Need Is Kill 感想リンク集
あはははは、凄いですよ、本当。最高ですよ、本当。くわーーーーーーーーーーーーーーー! ……序盤が非常にあまあま。読んでて、ごろごろごろ〜〜、って感じで、あははははーーー。もう、楽しい、楽しすぎる〜〜。
でも、事前に親バレの情報が出てたのは、インパクト的にちと弱かったか。あと、後半戦も面白かったんだけど、ただ、もっと前半の内容を引きずると思ってたのが、ちと淡白な印象。シーナとも、当然、そういう展開になると思ったら、アレ?そういう方向なのかしらん?
とにかく次も期待。やっぱ私的には、新井輝が、今、もっとも凄い作家だと思う。
参考:
既刊の感想 → ROOM NO.1301
感想メモリンク →
永山さん、
読丸さん、
ひささん、
けんじょさん、
あずみん、
Qujiさん、
INNさん、
睦月さん、
鴉さん、
リッパーさん、
KIXさん、
pochikunさん、
野村美月らしいバカ小説で、欠点らしい欠点も見当たらないのだけど、うーん、でも、正直、おもしろくない。や、作りが低年齢層向けになっているし、私には、どうにも合わない予感が。……そもそも野村美月って、卓球場シリーズは素晴らしかったのだけど、それ以外は、どうにもびみょーなんだよなー。
そゆわけで、地球の運命を担ううさ耳少女に一目惚れされ、右往左往する硬派なつもりの少年の話。とにかくベタな展開を野村美月らしいテイストで味付けした内容で、欠点のない手堅い作りなのだけど、どうにも、私的にはいまいち。キャラ設定を見る限り、想定読者は小学生レベルだろうし、萌えもないしドキドキも足りない。そもそもやっぱり、野村美月は、「萌え」に代表されるオタク向けの作法とはかけ離れたところにいるからなぁ。うーん、続きを買うかは迷いどころ。
素晴らしい。「チョコレートコート」が、とにかく素晴らしい。いやもう、この短編だけで非常に満足。とにかくくらくら。こういうのすげー好き。めちゃくちゃたまらない〜〜〜。
そゆわけで、雑誌掲載の短編を纏めた番外編。どの短編も、まあ悪くはないのだけど、やはり、素晴らしいのは「チョコレートコート」。ここまでバリバリの恋愛モノは、ほんと楽しい。ただ、他の短編にも言えるけど、ラストはちょっとページが足りない感じ。作風なんだろうけど、もちっと行数かけて余韻を持たせた方が良いと思うんだけど。まあ、とにかく、良かった、おもしろかったぁ〜。
参考:
既刊の感想 → マリア様がみてる
年末の恒例、まずは本から。本は、毎月その月ごとに、読んで一番面白かった作品を挙げてるので、とりあえず、それを列記してみる。
アレ? 『ROOM NO.1301』が入ってません(汗;。最近の各種アンケートでは、『ROOM NO.1301』ばかり推していたのだけど。あとは、やっぱり私的には、電撃強いよね、という感じが。
で、いちせ的 2004年のいちばんは、
しまった、ライトノベルじゃにゃい(汗;。
今年プレイしたのは 18本。とうとう 20本を割ってしまった(汗;。数年前は週 1本ペースだったのが、もはや 月 1本ペースになりつつあるなぁん。……と、それはともかく、いちせ的 2004年のベスト 3。
『CLANNAD』は、文句なく今年のいちばん。っていうか、今年は、最高傑作級以上が 1本しかなかった(T-T)。プレイ本数が減ってる上に、購入時の選択眼が曇りまくってるというのは大問題。1位、2位とメジャーどころしか選べないというのも、アレかもしれず。や、まともに現役でいるには、やっぱり年間最低 30本程度はプレイとダメかしらん。