おもしろい、おもしろい。とにかく筋の良い青春ストーリー。文章も読みやすく、新人作品としては、非常におもしろかったですっ!!
第9回えんため大賞優秀賞。孤独な高校生活を送る速見真一は、ひたすらネトゲにのめり込み、そして、そのゲームで世界最強を目指していた……。と、同意見多数だと思うけれど、[文庫]『スラムオンライン』(→感想)を彷彿とさせる内容(^^;。ただ、『スラムオンライン』と違い、この『千の剣の舞う空に』は、素直で真っ当な青春ストーリーに仕上げてあります。主人公の真一といい、ヒロインの明日美といい、いかにも青春真っ只中な悩みと、それに立ち向かうようになる素直な気持ちが素晴らしい。ホント、青春ストーリーとしてはオーソドックスで出来がよく、面白かったです。
そんなわけで、全体的には良かったんだけど、ただ、ちょっと酷いと思ったのは、ネトゲの凄い人「闇」の話。明らかにリアリティの扱い方が間違ってて、主人公たちの対比としての描き方も微妙。いや、“デイトレ”とか、気持ちはわかるけど、そこは明らかに書くべきポイントじゃないだろ(^^;。もう、物語の構成上、わりと重要な位置を占めるハズなだけに、まともに描けてないのは、ちょっとなー。アレがなければ、もっと良かったんだけどなぁん。
[ 千の剣の舞う空に ]
狂わされた少年たちの話なのだけど、その肝心の狂った部分が描けてないのはなぁ。いやぁ、読んでてつまらなくはないのだけど、肝心の部分がダメダメなのはどうよ。こういう方向の作品を書くには、圧倒的に筆力が足りてない。……狂気な部分を取り除いて、単純に勧善懲悪な超能力バトルだったら良かったのにねぇ。
第9回えんため大賞優秀賞。人体実験により、狂気とともに異能を身に付けた雨草芙弓は、同じような人体実験の研究機関を、闇のうちに日夜殲滅しつづける……。という感じで、狂気に彩られた異能バトルを目指してるんだろうケド、狂気を描くほどの筆力がないため、薄っぺらくてイタい話にしかなってないのが、にんとも。まあ、ふつーに異能バトルとしては、そこそこ面白かったので、変にダークな方向を目指さなければ良かったんだけどなー。もったいないなぁ。
あと、主人公は、「女みたいな顔」で「可愛い」のに、そのイラストのキャラデザは、どうよ。絵描きのあとがきによると、一応、作者公認らしいけどさぁ。
だはははははっ、もう、とにかく大笑い。一応、オーソドックスにシリアスな展開で、作者の人も、もしかしたら、真面目にシリアスな方向を目指しているのかもしれないけれど、キャラの行動や展開がいろいろズレてて、ほとんどギャグになってるのよな。いやぁ、これはこれで、非常に面白かったです。
第11回スニーカー大賞奨励賞、……の作家が、受賞作とは別の作品でデビューか。未来を予知するダイスを手に入れたクールで頭の良い白河才は、家族を苦しめる養母の男に対し、そのダイスを使い復讐を始める……。大筋は予想通りの展開ではあるのだけど、こう「ヲイヲイ」という感じのイベントが次々に発生して、とにかく面白かったです。神の力を持った、クールな天才少年が頭脳戦を仕掛けていくのが基本線なのだけど、……おおぅ、そうかっ、面白さの質や作品の方向性は、[TVA]『コードギアス』と同じ路線なんだっ!! 『コードギアス』みたいなのが、笑って楽しめる人には、わりとオススメな予感。シリアスな方向性を期待して読むと、かなり酷い出来な気もしますが(^^;。
[ デビルズ・ダイス ]
びみょ〜〜。とりあえず、素晴らしかったキャラのやりとりが減じてしまい、魅力は半減以下。その上、行き当たりばったりのくせに、勢いが弱く盛り上がりのない展開はダメダメ。……まあ、新人らしい荒削りな魅力は健在ではあるものの、もともと作者の技量が酷かったのが、なおさら目立つようになってしまったのがなぁ。
そゆわけで、糸遣いのシリーズ第二弾。母の手がかりを求めて本家に赴く透真と冥。しかし、あるハズの本家の家屋敷は影も形もなく、そして、待ち構えていた「山田太郎」に捕らえられてしまう……。と、「山田太郎」のインパクトと、ラストの展開&引きは面白いのだけど、それ以外がなぁ。もともと力量不足が目立つ内容だったのが、二巻になって、なおさら酷いことに。頭の悪い場当たり的な展開でもいいのだけど、それならそれで、無駄に盛り上げたり強引に勢いで魅せてくれないと。荒削りな魅力は好きなんだけど、続きを買うかは、ちと考えちゃうなぁ。
[ 繰り世界のエトランジェ ]
いやぁ、ヒロイン役のリリィがいいねぇ〜〜。なるほど、地に足のついた出来のいいファンタジーです。生活観の溢れた描写と生き生きしたキャラクタたちが素晴らしいっ!!
2007年下半期ラノサイ杯新規部門6位、ということで読んでみました。治安が著しく悪い街で便利屋を営むココは、ある日、世間知らずで純真なリリィたちと出会う……。と、あまりに人の命が安く人情の薄い世界観は、正直、好みではなかったのだけど、評判に違わぬ良質なファンタジーで、非常に面白かったです。特に面白かったのは、ココとリリィのやりとりですな。絶大な力を持つにもかかわらず素朴で純真なリリィがさいこーーーっ!! そして、そんなリリィに感化されつつあるココと。きちんと生活臭の描写や、そつのないストーリー構成も、新人に似合わない筆力の高さを感じさせて、なるほど、評価が高いのも頷けます。まあ、やっぱり、ちょっと好みの線から外れるのがアレなんですけど(^^;。
[ ドラゴンキラーあります ]
めちゃくちゃおもしろいっ!! 十三歳の少女が権力を目指すという話なのだけど、わりとガチに権謀術数を巡らす、政治と経済な内容。といっても、あくまでライトノベルらしく、きちんとキャラクター小説としても魅力的に仕上げてあって、非常に面白かったです。
女性というだけで社会で冷遇される時代。名門貴族の娘・マリアは、自分の才覚を持って権力の座を掴むという野望を抱いていた……。というわけで、中世ヴェネツィアを舞台に、十三歳の少女が野望に向かって歩き出す、という話。一族の間でも気の抜けない駆け引きと交易による闘い。きちんと時代背景を調べ上げた上で書かれた、頭脳戦による闘いが描かれていて、いやぁ、ホントにおもしろい、おもしろい。まあ、交易ネタで、紅茶、チョコレートというのは、ちょっとベタかな? 終盤の駆け引きも、ちょっと無駄が多いわりに説明不足でわかりにくい予感。そもそも、好み的に言えば、もっと権謀術数をメインにしたハードな話の方が良かったんだけど、まあ、仕方ないか。その代わり、女性キャラは生き生きしていて、女の子メインのキャラクター小説としても、十分面白かったです。
それにしても、マリアが世界を掴むまでには、かなり先が長いと思うのだけど、いったい、どうするつもりなんだろ。それ以前に、正直、続きが出るのか疑問だったりする内容だったりもするけど(^^;。
[ 征服娘。 ]
めちゃくちゃ素晴らしいっ!! 一瞬、最高傑作級と思えるぐらい、コミカルな部分のセンスが抜群に素晴らしいっ!! キャラは魅力的だし、ストーリー展開も悪くない。いやぁ、いかにも新人らしい荒削りな魅力に溢れた作品で、ほんとに面白かったぁ〜〜。
第14回電撃小説大賞<銀賞>。ある少年の護衛のために、異世界「ハテナシ」からやってきた、神一郎と美琴。二人は、その少年―周慈の家に押しかけ、ムリヤリ居候することに……。八咫烏に三種の神器と日本神話をモチーフにしてるのだけど、それがあまりにチープで最初はどうしようかと思ったのだけど、全体に漂うそのチープさと良い意味での頭の悪さが、とにかくコメディとして秀逸。キャラのおバカな会話が、とにかくめちゃくちゃ面白いのよ。その上辺のバカっぽさの下では、シリアスで心温まる系のストーリーが展開したりして、その対比も含め、ほんとめちゃくちゃ素晴らしい。いかにも新人らしい作品で、その荒削りな部分もあわせて、いやぁ、ホント良かった良かった。
[ 藤堂家はカミガカリ ]
いかにも新人さんが書きそうなサイコ+異能バトル。頑張って特徴を出そうとしてるんだろうケド、結果としては、ありきたりな話にしかなってないのが、にんとも。つまらなくはなかっただけに、始めからベタな王道的なストーリーを目指してくれれば良かったのに……。
第14回電撃小説大賞<銀賞>。失踪した兄からの 3年ぶりの手紙。その手紙により、主人公・唯人は、“異界”と“異界使い”の存在を知ることとなる……。という感じのサイコ系の異能バトル。とにかく、カラーイラストの灯香@眼鏡がさいこーーーっ!! ……お話の方は、萌え系の話でなくて残念無念。<をい。や、サイコ系の異能バトルとしてはふつーに面白かったのだけれど、ただ、無駄が多い説明と、その割りにツッコミどころが多い設定が、なんとも微妙。どうにも無駄な部分が目立ってしまってるんだよなぁ。いまいち。
[ under ]
童話のような物語。デビュー作の『ミミズクと夜の王』と同様、ほんと、文章が飛び抜けて巧いなぁ。……ただ、『ミミズクと夜の王』と比べると、多少、完成度では劣るかしらん。
封印されていた<人喰いの魔物>と一族の落ちこぼれだったトトの、互いに依存しあう孤独な二人を描いた「MAMA」と、その後日談とも言える「AND」の二編。やはり、非常に綺麗で繊細な文章で、ホント巧いなぁ。まあ、「MAMA」の展開はちょっと強引だと思うし、「AND」はいまひとつ物足りなかったりして、出来が良いだけに、多少、残念に思ったりもするんだけど。いや、デビュー2作目ということを考えると、破格な出来なのは、確かなんだけどさ。
[ MAMA ]
恋する三つ編み眼鏡っ娘登場っ!! あとがきによると、次の次が最終巻。いかにも、ラストへ向けた序章といった続きを期待させるような内容で、いやぁ、面白かったです。
アナをストーキングしていた盛本拓哉は、偶然、魔法使いに対抗できる“力”を手に入れる。その“力”はネットを通じて拡散し、やがて、世界中で魔法使いとの対立を生み出していく……。と、前巻の完成度があまりに酷かったので、正直、期待せずに読んだのだけど、思った以上に楽しかったです。まあ、相変わらず稚拙な部分は目立つのだけど、すげー今後の展開を煽る内容になっていて、おもしろいおもしろい。いやぁ、元が [TVA]『エヴァ』の二次創作だからネタとして当然かもしれないケド、キリストかよっ!!みたいな。まあ、今回はあくまで仕込なんで、結局のところは、続き次第ではあるんだけど、とにかく、期待しちゃいます。
[ 福音の少年 ]
SFというより、働く女性たちを描いた連作短編。いやぁ、働くのって大変だなぁ。
一応、軌道エレベータの城下町というSF風な近未来が舞台になってはいるけど、別段、現代日本にしても、いいよんね。あくまで、不満や悩みを抱えつつ日々を生きる職業女性たちの物語。駆け出しのデザイナー、水上タクシーのドライバー、中小企業の経営者、保母さん、派遣の客室乗務員、彫刻家、OL……。各話ごとに出来不出来はあるけれど、総じて、リアルな悩みと仕事のやりがい&大変さを感じることが出来る内容で、なかなか面白かったです。中でも良かったのは、「天上のデザイナー」と「セハット・デイケア保育日誌」かしらん。「天上のデザイナー」は、「あなたに捧げる、この腕で」のせいで、ちと台無しな感じがするんだけど。いや、アレは書いちゃいかんだろ。まあ、それはともかく、きちんと仕事を描いている内容が、ほんとに良かったです。ホントに、SF的なエッセンスや恋愛要素は要らなかったんじゃないかな。
[ 妙なる技の乙女たち ]
“積み方には各自工夫を凝らされたい”って、だははははっ、読書術の本のくせに、積ん読奨励ですかっ!! まあ、なにかとエンターテイメント系の小説を低く見ていたり、二言目には「最近の若者は……」と言い出したりして、いかにも頭が固く視野の狭い言動が目立つのはアレだけど、その分、作者のキャラクターがよく出ていて、面白かったです。
そゆわけで、一応、「書かれてることを鵜呑みにせずに、考えながら読むべし」という感じことを言わんとしてるのだけど、まあ基本的には、自分の読書のアレコレと、最近の若者に対する愚痴を綴った内容。この手の読書術の本ではありがちだけど、この本も例に違わず、「本読みなら誰でもやってるようなことをもったいぶって書いてるだけ」というレベルは超えず。まあ、他の新書に比べると、作者の顔が見えるようなノリで書かれてるので、その点では面白かったかしらん。でも、いかにも視野の狭い視点での若者叩きは、ちと痛々しいと思う。あと、「自分以外はみんなバカ」という思考が見え隠れしてる感じがするのは、どんなもんだろう(笑)。作者の人は、京大の教授をしてるらしいのだけど、日頃の学生対応の苦労が偲ばれて、にんとも。
[ 打たれ強くなるための読書術 ]
すばらしいすばらしい。非常に綺麗な青春モノでボーイ・ミーツ・ガール。ヒロインは謎を秘めたツンデレ少女。そして、さらに当然、幼なじみ役もフォーマット通り忘れていません。音楽を中心にした演出も秀逸で、なるほど、評判がいいのも頷ける内容です。
少年・桧川ナオは、ゴミ捨て場でピアノを弾く少女・蛯沢真冬と出会う……。と、天才ピアニストとして名を馳せたにもかかわらず、誰も寄せ付けずに一人ギターを掻き鳴らすツンデレ少女・蛯沢真冬と、そんな少女に感化され振り回される主人公、桧川ナオの物語。音楽ネタを多量に使用した演出と、きちんと計算されて組み立てられた、王道的なストーリー展開が、とにかく素晴らしい。ホント、伏線の回収の仕方と、演出が見事だよなぁ。非常に綺麗な青春ストーリーとして仕上がっています。ただ、あくまで青春ストーリーであって、恋愛モノとしては多少弱いのが残念かしら。せっかくのボーイ・ミーツ・ガールなのに。や、杉井光は、唯一読んだ『火目の巫女』が肌に合わずに読んでなかったのだけど、これほど面白いなら『神様のメモ帳』とかにも手を出してもいいかもしれないなぁ。
[ さよならピアノソナタ ]
ぐはぁっっっ!! と、それはともかく、だっ、大丈夫なのか、最終巻(^^;。次回が最終巻(予定)ということで、ガシガシ風呂敷を畳みまくってるのだけど、う〜〜〜ん、会話主体で謎を明らかにするのは下作だし、そもそも、そういう手段を採らざるを得ないような構成になると、たいがい駄作で終わることが多いからなぁ。そして、明らかになった謎そのものも、不安にさせること甚だしい。……なにはともあれ、最終回次第。それでも期待しています。
そゆわけで、<アマルガム>ではカリーニンらが権力を掌握しつつある一方、<ミスリル>では残存勢力が再集結しつつあった。そして、ある情報をもとに、テッサと宗介は、世界の謎が眠る地へと赴く……。いやぁ、フラグか? フラグか? やっぱりかーーーっ!! という感じで、例の終盤のシーンは、感動の一言。フラグの重ね方も肝心のシーンの見せ方も、めちゃくちゃ巧いよなぁ。漢だっ、漢だっ、かっくぃぃぃーーーーっ!! と、その部分は良かったのだけど、全体としては、非常に不満で不安にさせる内容だなぁ。次回、ラストはどうなるんだろう?
[ フルメタル・パニック! ]
後半のシーンは、とにかく綺麗なんだけどなぁ。ただ、そこに到るまでが、あまりに下手すぎる。単に舞台を作るためだけに作者の都合でキャラを動かすのではなくて、にんとも。もっと後半を盛り上げるためにきちんとキャラを掘り下げて書かんといかんと思うのだけどなー。後半が良かっただけに、もったいないなー。
意識を失い眠りつづけるクルーエル。治療の術のないまま衰弱していくクルーエルを、ネイトは、ただ、看病し続ける……。というわけで、後半のシーンはとにかく綺麗で素晴らしく、作者の人もこれが書きたいがためにシリーズを書いてきたような、そんな思い入れの伝わる内容になっているのだけど、ただ、そこに到る前半がなぁ。いや、後半のための舞台を整えるために、いろいろキャラを動かしてるのだけど、それが作者の都合にしか見えないのが、ダメダメ。やっぱりこの作者の人、説得力を出すための説明が下手すぎる。とりあえず、後付けで言い訳のように説明を追加する書き方は止めたほうが良いと思う。今回は、プロットに無理があるところを、理由を説明してなんとか誤魔化そうとする部分が散見されて、特に酷かったのがなぁ。『Episode I』の山場だっただけに、とにかく残念でした……。
[ 黄昏色の詠使い ]
う〜ん、微妙。結局、ツンデレな渚以外は、他のキャラも、ストーリーも、全く魅力がないのが問題だ。眼鏡っ娘補正がかかっている朱里ですら、いまいちにしか感じないのは、ダメダメとしか言えないと思う。
そゆわけで、外面はアイドル、実は凶暴でツンツンしまくりな麻生渚がメインのラブコメシリーズの第三段。今回は、一応、渚、大地とともに、三角関係の一角を占める朱里がメインの話。……のハズだと思ったのだけど、渚のウレシハズカシ自宅訪問しか印象にありません(汗;。う〜ん、ラブコメとして読むと、ちょっと出来が悪いし、UMA退治モノとして見たらもっと微妙。渚のツンデレだけでは、そろそろ厳しくなってくると思うんだけど、大丈夫かしらん?
[ 渚フォルテッシモ ]
エロいっ、いつも以上にエロすぎる、エロエロだっ。……って、おおおおおぉぉ、すげー、そうかそう来ますかっ。めちゃくちゃおもしれぇっっっ!!
そゆわけで、大人になろうと決心した耕太。その一方、ちずると望は異常なほどに、耕太に付き纏うようになり……。いやぁ、エロ抜きでも、めちゃくちゃスッゴク面白いんですがっ!! 後半の熱い展開が素晴らしすぎるっ!! 前半で、エロエロの中になにか有りげに仕込まれた伏線を、後半で、きちんと回収しつつ生かしつつ、熱くツボを押さえた展開が、とにかく最高っ!! まさか、今まで邪魔としか思わなかった<葛の葉>との対立という展開で、ここまで面白くなるとは思わなかったです。熱い、熱い、熱いっ、まるで、正統派ライトノベルのように熱いっ!! 新展開に、続きもめちゃくちゃ期待ですっ!!
[ かのこん ]