阿修羅System for inspiration

映画

更新日2003年7月13日 
©阿修羅 ashura@racer.biglobe.ne.jp.ANTISPAM

あなたは 5186 回目の訪問者です(1996/9/2よりカウント開始)
このページのデータを取り込んだのは 2024年5月6日 22時57分32秒 です

一応お勧めの順に並んでいます

レナードの朝 (原題:Awakening) ©1990
主演 ロビン=ウィリアムズ ロバート=デニーロ

 神経麻痺の様な病気(嗜眠性脳炎)の患者とその治療をする医師(セイヤー氏)の様子を描いた物で、実話です。しかしドキュメンタリーではありません。あくまで映画として仕上げてあります。泣きますので、ハンカチ用意して見てください。僕はこの映画でロビン ウィリアムズ(医師役)のファンになりました。ちなみに患者役にロバート デニーロが出演しています。

 「 さぁ、はじめよう 」
シンドラーのリスト
監督 スティーブン=スピルバーグ  主演 リーアム=ニーソン

 英雄にしてはいけない、しかし確かに、1000人を越える人を救った事実がそこにはあった、と言う、微妙な重さを持った作品です。
 ホロコーストのさなかにあって、ユダヤ人を1000人以上救ったオスカー シンドラーと言う人(ドイツ人)が一応主人公の話ですが、実際にはユダヤ人虐殺のドキュメンタリーとしての色が非常に強いです。
 ラストは涙ぐんでしまいましたが、しかしそれでも、彼を英雄と呼んでしまう事はどうしても出来ない、それほどまでに、多くの人(ホロコーストの犠牲になったユダヤ人は600万人だそうです)の命が失われている、そう言う事を訴えている映画です。
LEON
監督 リュック=ベッソン  主演 ジャン=レノ

 家族を殺された14才の女の子と、不器用なプロの殺し屋の男が、あるきっかけで一緒に生活する事になり、次第に互いに惹かれあっていく、と言う話しです。父と娘の様な、恋人の様な、どちらともつかないけれど真剣な愛情を、描いています。
 そこについてまわる悲壮感と、その中で描かれる二人の絆の美しさが、堪らないほど切ない物語です。
グラディエーター (原題:GLADIATOR) ©2000
監督 リドリー=スコット

 リドリースコット監督は「エイリアン」「ブラックレイン」「ハンニバル」etc...の監督をした人です。共通しているのは、人の心を描き出す叙景描写が巧みである事です。
 2000年にTVCMを見たイメージでは、歴史アクション(背景は最盛期のローマ帝国)物と言う印象を受けましたが、内容は全く異なりました。アクションも映像の迫力も十分ありますが、この映画は、愛と信念を貫く人の強さと、周りに与える感動を描いたヒューマンドラマです。(2001/10/21)
千と千尋の神隠し ©2001
監督 宮崎 駿

 素晴らしいです。死ぬ前に見てください。
パンズ ラビリンス
 美しく悲しい映画です。深く切ない余韻を見た後に残します。最期に彼女は、幸せになったのか、それとも。。。映像の完成度の高さは素晴らしいです。
 いい紹介文を ノラネコの呑んで観るシネマ
アビス
ロビンフッド
主演 ケビン=コスナー

 綺麗に勧善懲悪になっていてヒーローとヒロインがいて主人公の周りの人はみんな分かり合う様になっていく、冒険活劇です。カメラアングルとかがすごく動的に良く出来てて、絶えず画面に変化があるので飽きません。90年代前半のアクション映画としては一番の出来だと思います。インディージョーンズみたいなノリが好きなで且つヒーローがかっこいい(キザじゃない)のが好きな人にはお勧めです。
スリーピー・ホロウ
監督 テイム=バートン  主演 ジョニー=デップ

 見る前の想像は、幽霊に見せかけた殺人のサスペンス物かと思っていましたが、違いました。
 ホラー・サスペンス・伝奇・ドラマ・活劇の全ての要素をタイトにダイナミックに、そしてスマートに全て盛り込んで物足りている、レベルの高いエンターテイメントです。この手の内容に関わらず、気持ち悪さを必要以上に感じさせない(でも怖いんですよ)所が、映画として素晴らしいです。後味が悪くない事にも監督の力量を感じます。(2001/12/22)
スターウォーズ
スターウォーズ Phantom Menace
スターウォーズ クローンの攻撃
スターウォーズ シスの復讐
スターウォーズ
スターウォーズ 帝国の逆襲
スターウォーズ ジェダイの帰還
 知らない人は居ないと思いますが、やっぱり面白いです。最近作られるSF映画と比べてもずっと面白いですね。もしも見たことの無い人が居たら、ぜひ一度見てください。
耳をすませば
監督 近藤 喜文

 1995/7/15に公開された STUDIO GHIBLI(スタジオジブリ)製作のアニメーションの映画です。
 主人公は中3の女の子で、ラブストーリーです。透明感がとても清々しい作品で、今までの GHIBLI の映画の中では一番の傑作だと思います。
 尚、勘違いしている人も多いと思うのですが、この映画は絵コンテこそ宮崎駿氏が描いてはいますが、作品全体の性格(派手な動きとエピソードよりも、さりげない挙措と日常に感情を載せて行く)は近藤喜文監督に拠るものであり、近藤作品と呼ぶべき物になっています(宮崎監督はやはりアクションの人です)。(1996/9,1999/10/11)

 1998年1月21日、近藤喜文監督が急逝されました。47歳だそうです。謹んでご冥福をお祈りします。
 本当に惜しい人をなくしました…。
風の谷のナウシカ
 1984公開の映画です。宮崎駿監督の名を世に知らしめた、色褪せる事ない名作ですね。原作は同氏によるアニメージュ連載のコミックで、確か(^^;) ?〜95年まで、10年以上の連載だったと思います。原作を読めば分かりますが、非常に社会派の自然論人間論を突き詰めている硬派のファンタジーで、いわゆる終末後(世界戦争の1000年後)の世界の、小国の王女ナウシカが主人公の物語です。
 ここまで人間と自然の関係を哲学的に追及した物語は、この作品の他には見た事がありません。世界設定や時代考証が緻密で、大変レベルが高いです。
 また、この作品は飛行機の飛行シーンをはじめ、アクションがとても格好良くて、宮崎駿氏の飛行機アクションに対するこだわりが満ち溢れています。展開やカメラアングル等、格好良さ、を追求することも忘れていないことが、この映画のクオリティを高めています。
 音楽に付いても、作品世界のイメージをよく表現している、またドラマを盛り上げてくれる、いい曲作りがされており、全体に、質のいい映画として要求される全てを満たしています。
 84年と言うと、まだまだアニメーションは子供向け、というイメージがあった頃ですが、この作品はそう言った通念を足元からひっくり返した作品でした。
 因みに映画は、物語全体の中では最初の方のごく一部です。個人的には、もののけ姫よりもナウシカの続きを映画化して欲しかったですね(苦笑)(この先話はどんどん重くなって行きますが…)。(2000/2/11)
押井守監督作品
 「アバロン」「人狼」「攻殻機動隊」「機動警察パトレイバー2」「機動警察パトレイバー」「天使のたまご」等を作った人です。
 状況を壊すような形の、技巧的な組み立てをする人で、日本で「青を使った緊迫感の表現」が出来る数少ない人だと思います(この青って言うのは…たとえばジュラシックパークとか、ターミネーター2の青ね)。シリアスでタイトな作品が多いですが、最初に手がけた作品はTV版のうる星やつらだったりします。
 SFを作らせたらこの人の右に出る人は日本には居ませんね。個々の作品についてもそのうち…。
英雄
 2003公開の香港映画です。中国人の感性ってこういう風なんだ…と思わされます。
マイノリティリポート
 面白い。まずはSFの映像がすごい。特にコンピュータのUI表現には驚いた。シナリオも奥が深くて良い。
バックドラフト
 勇敢に炎に立ち向かっていく消防士の兄と、同じく消防士の弟の兄弟を描いた物語です。兄の様に力強い消防士になりきれない弟が、ある事件に巻き込まれながらも、次第に兄のことを理解していく、と言う、兄弟の絆を描いた作品です。
今を生きる

他の作品のReview

映画関連のサイト

SF MOVIE DATA BANK General Worksのページです。SFとついていますが、洋画全般に近い範囲のスタッフ等のデータがあります

Reviewのページへ

TopPageへ