どうしようもなく駄作なシリーズなんですけど、この最新刊(といっても、発売、先月だけど)、一気に話が重くなって、多少見直したり。\ このまま、どんどん一般人を巻き込んだ、凄惨な殺し合いとかはじめないかなぁ。<をい
いや、このシリーズ、ある財閥が秘密裏に結成した特殊救助隊の話なのですが、とにかく説得力ない上に、設定をまったく生かしてなくて、その上、ストーリーは、連鎖的に被害が拡大する災害に巻き込まれた主人公が必死に努力して、最後は、他力的にあっけなく解決するというすばらしい展開。裏に巨大財閥間の抗争があって、登場人物はエリートの集団のはずなのに、やってることが、高校生の同好会にしか見えないのがなぁ。……これで、容赦なく人が死ななきゃ、見るべきものないよ。
ちなみに、通勤とかで暇つぶし的に読むには、このぐらいの駄作なんだけど、一応、読める、というレベルが、最適なんだよねん。おもしろいと、仕事中に気になったり、帰宅後、そのままラストまで読みきったりしちゃうからねぇ。
恋愛モノじゃね〜〜。<をい いや、主人公が小学生という時点で、それはもう、そこはかとなく不安だったのですが、謎の美少女が転校してきても、恋のラブラブトライアングルに発展することもなく、いかにも小学生が主人公という感じの、大人に反抗的なストーリー展開。……オレは、アサヒとナットの、どきどき恋の大作戦が読みたかったのにー。
……って、基本的には、けっこう当り。SFな舞台設定とか、小道具の使い方が上手いのよん。これ、デビュー作らしいので、今後に期待な作者さんだけど、恋愛描写的なものは、苦手っぽいのが残念だ。
こういう話、好き〜〜っ!! つまり、婚約者のいる主人公が、戦闘中に捕らえた美少女を、思わず自分の部屋に匿ってしまうことからはじまる話。婚約者の扱いが、喜劇になってしまっているとこが残念ではあるのだけど、ボーイミーツガールな基本。もっと、うれしハズカシあんなことやそんなことを描いてくれれば、良かったのだけど、所詮、スニーカー文庫では、駄目なのか。くちょ〜、こんな感じの美ゲーとかないか〜〜。<なにかちがふ(^^;
まあ、後半は、ぜんぜん違う話になってしまい、そこら辺は大いにマイナス。素直にラブラブな展開を描いていればいいのに、なぜにどうでもいい戦闘とかが発生してしまうのでしょうか。いや、ラブラブ以外の展開は、小さくまとまってるだけなので、どうも物足りない。世界観は悪くないけど、とても残念でし。
ちょうど、7月7日は、作者の高瀬綾さんのお誕生日らしい。<だからなんだという話もありますが(^^;
先生x生徒。しかも、その先生がお姉ちゃんの恋人、さらに、主人公にはつきあってる彼がいます、という、ものすごい設定だったこの作品も、無事終了。正直、これだけのネタを、たった3巻で終わらせるのは、あまりにもったいなさすぎる。ラストの展開もすばらしすぎるし、う〜〜。
……それにしても、高校生ならともかく、中学生だと、いまひとつ、説得力かけるよなぁ。“ほしいのはひとつだけ”と言ったって、全てを捨てても\、まだ、結婚もできないじゃん。
くぅ〜、紗夜〜〜〜っ!!
つまり、不良少年とめちゃくちゃ内気で優等生な女の子が、学校全体が巻き込まれるある事件を解決しつつ、ラブラブしつつ、という話。この内気な女の子である紗夜が、もう、めちゃくちゃ美味しい〜の。でも、不良と内気な優等生の恋愛ものって、センスふるいよなぁ(^^;。
と、確かにおもしろいのだがしかし、スケール小さすぎ。無敵な拳法とか、オーパーツとか、謎の巨大組織とか、そういうものが、絶対出てきそうな展開で、それっぽい伏線もあるんですけど、結局、出てこなくって、所詮、高校生級。てめぇら、弱え〜、弱すぎ。『DADDY FACE』とかと比べると、凄く物足りない。む〜〜。
……それにしても、イラストが緒方剛志さんなんですけど、こういうノリの文庫には、すごく合わないなぁ、この絵(^^;。
安藤、安藤、安藤〜〜〜〜っ!!
……って(汗;、ちょっと狙われすぎてる部分はあるけど(大汗;、安藤さん、あまりにはまりすぎてる“眼鏡っ娘”。いや、ほんと、“眼鏡っ娘”といえば、すべて説明ついてしまうような眼鏡っ娘で、ここまでストレートに眼鏡っ娘やられると、逆に、対処に困るんですけど(^^;。ふつーじゃないよ、この作者。<をい
あまりの安藤さんの素晴らしさに、内容全てを忘れてしまいそうになりますが(汗;、とりあえず、今回は、人型欠陥兵器 VS 片倉巡査部長って話。<そのままじゃん(^^; まあ、やはり、全ては、安藤さんなので、他はもはやどうでも良いのですけど、果たして次巻も、安藤さんの出番はあるのか!!
キノの旅の話。<そのまま(^^;
帯に“今までにない新感覚ノベル”とあるけど、…確かに、電撃文庫には珍しいなぁ。章ごとに、別の国での様子が描かれている、読み切りの短編が合わさったモノ。どの話も、なんというか、哀しい童話というかそんな感じ。主人公キノ(←女の子ね)と、相棒のエルメス(←バイクみたいな奴)の、ストーリーの中心になる この1人と1台は、なかなか良い味を出してるし、ストーリー自体も悪くないのだけど、なにか物足りない。……そか、萌えも恋愛もないのか。<をい
プロローグを読んだときは、「しまった、イラストだけの駄作か?」とも思ったのですが、本編。ぐはっ、すごい、めちゃくちゃすごくいい〜〜。
とにかく、読子先生。とことん、究極的にあたし好みの眼鏡っ娘、まさしく理想像。たまりゃん、ひたすらたまりゃん。容姿も、スタイルも、性格も、ボケてるところも、ついでに、過去のアレも含めて、とにかく理想。はう〜〜、やっぱ、アレがすごくエッセンス的に効いてきてる。ほんと、読子先生の魅力満載なストーリーとイラスト、ただひたすらに、素晴らしい小説だよ〜〜。…あ、ねねね もなかなかいい味出してるし。
……むう、巻末を見ると、漫画もあるらしいけど、この小説のイラストな人が描いてるわけではないのか、残念。このイラストも、ほんとたまりゃんよな〜、くぅ〜〜。とにかく、読子先生、ほんとほんと、たまらなく、たまらなく、たまらなくかわいいよ〜〜。ああぁ、ほんと、かわいい、かわゆすぎる〜。もう、くらくら、くらくらだよ〜〜。はう〜〜、もう、ダメ〜〜〜。
たまりゃん、たまりゃなすぎる〜〜。
いや、恋愛モノとしては、最高傑作と言ってよい作品の一つではないでしょうか。1話8ページと短いですけど、ここ最近の谷川史子作品より遥かに上(こういう作りだと、谷川作品と比べちゃうよね(^^;)。『〜もう一度、8月』の序盤なんて、もう、どうしようもなく くらくらして素晴らしい!! 一作一作も良いんだけど、全体通した流れが、これまたたまらないんだよね〜。
……しかし、これだけ、少女漫画以上にべたべたな恋愛モノなのに、なんで、とらのあなの3階で売ってるんでしょ(笑)。
買ってから、あとがき読んだら、「しまった、エンジェルリンクスの作者か、ハズレだ〜〜」と、ふざけたタイトルと近藤敏信さんのイラストだけで購入したことを、一瞬後悔したりもしたのですが、……読んでみると、そこそこおもしろいじゃないですか。
ふつーの人間の女の子が、かわいらしくも優秀な猫耳亜人類の戦車部隊に配属されて、元来の猫耳フェチを発揮する<そうか(^^;、という話。すごく気楽に読めて、ぐっどぐっど。あと、この主人公、国の中枢を担ってる家系に属しているという設定なのですけど、ここら辺の描き方がなんか気に入ったのよ〜。
いや、こういう系統の主人公って、変に身分を隠したり、その逆だったり、いつも不自然さを感じるのですけど、この娘、あたし的にすごく自然。いや、日頃ぜんぜん偉そうに描かれてないのに、凄く便利に家名を持ち出すのが、すげーナイス。なんか気持ちいい〜。
ぐはっ、そういう展開ですか〜〜〜。
いや、もはや惰性で買ってる本作でしたが、いきなりそういう展開か〜〜、ほんとそのまま行ったら、ちと凄いぞ。ああぁ、さらにもっとヤレ。あたし的に、ちと評価アップだよ〜。
しかし、あとがき読むと『カイルロッド』と冊数並んだのかぁ〜。『カイルロッド』はめちゃくちゃ好きだったのだけど、コレ、やっぱ、主人公が恋愛とまったく無縁な子持ちのおじさん、というのが根本的に間違ってるよなぁ。ひそかに、パジャとロスメスタに期待しているのだけど、ぜんぜんそんなそぶりないし(^^;。せめて、チェリンカの出番がもうちょっとあればなー。
小夜川さんトコ を読むまで、『高天原なリアル』の作者さんとは気づかなかったよ(汗;。いや〜、だって、ギャルゲーも声優イベントもなくて、いきなり なんたら戦史、実際に読んでみても、いろもの的要素のない、いかにもコバルトちっくなお話なんですもの。……って、考えてみれば、どうしてコバルトではなく、わざわざスーパーダッシュ文庫(^^;。
というわけで、辺境に住む平民な娘が、諸事情から帝都の貴族に仲間入りしてあれやこれやという、なにか良くありがちなお話。ありがちなのだけど、設定、構成が、凄く丁寧で上手いのよ〜。たまに、テンポが悪い気がする部分はあるのだけど、とにかく、おもしろい。続きは9月らしいので楽しみ〜〜。
素晴らしい、大絶賛!! あたし的に『CCさくら』って、典型的な少女漫画、恋愛ストーリーという位置付けで楽しんでいたのですけど、まさか、ここまで、その方向性を顕示して、その幕引きをするとはっ!! 年上のお兄さんに憧れていた女の子が、傍にいる男の子に本当の恋を見つける、典型的な少女漫画的ラブストーリー。そのクライマックスを、ここまで丁寧に描き切るとは、CLAMP 最高!! CLAMP 万歳!! はぁ〜〜、こういう典型に典型を重ねた、計算づめの作品って、CLAMP 上手いや〜〜。
いや〜、ほんと、ここまで誌面割いて、上手く仕上げてくれる人って、なかなかいないからなぁ。ああぁ、これで、文法が CLAMP のそれではなく、少女漫画のそれだったら、最高だったのにー。<をい いや、ほとんど画面上で語っちゃってるんだよねぇ。漫画家として考えれば、“巧い”ということなんだろうけど。
あっ、しまった、もしかして、アニメ版のラストも、こういうべたべたのあたし好みの展開だったのかしらん? アニメの方は、途中で見るの止めちゃったからなぁ。くちょ〜〜。