ちまちまと読み進めていた、操兵というロボットの出てきて、騎士とか、僧侶とか、妖術師みたいのが活躍するお話。なんとなく、ガリアン風味、いや、エスカフローネ風味か?<どちらも、ぜんぜん違う予感(^^;
で、それなりにおもしろかったことはおもしろかったのですが、途中の 2部構成はなに? 唐突に、異なる主人公で、異なるお話が、本編と同時進行で始まって、いずれは本編と収束していくのかと思っていたら、そのまま終わるし。構成が下手なんてレベルじゃなくて、ただの、マヌケなのでは。……書きたいネタだったということはわかるけど、ちょっとねぇ。せめて、番外編として、出せば良いのに。
なんとなく全体に、作者の一人よがり風味な部分が漂っている風味でにんとも。ラストも、いまいち盛り上がりに欠けたしなぁ。
いちばん大好きなシリーズの一つである『月と貴女に〜』の新刊。……待ちすぎて、前の巻でどう終わったのか、忘れてます(汗;。
って、わっ、ラスボスとの戦闘の真っ最中なんですけど〜。そうか、ここで終わってたんだっけ。…というか、この局面で、1年も待たすのは、いろいろと問題ありすぎると思うのですが。
そういうわけで、物語も佳境なので、戦闘ばかり。しかも、この巻が最終巻な予定だったのに、終わってないし。……うぅ、あたしは、深雪とのらぶらぶ新婚生活<ちげーを楽しみにしてるのに、こう戦闘ばかりでは、この不満を、どこにぶつければ、いいのかっ!!
それにしても、この巻、登場人物も、ストーリー展開も、この期に及んでそうするかっ!! って感じで、ちと、いやん。あぁ、やぱし、らぶらぶがないと、不満が多くなってしまう(^^;。
参考:既刊の感想 → 月と貴女に花束を
キャラ紹介、……登場人物、こんな変な奴らばっかしでしたっけ?(^^;
1巻同様、けっこうキツイ内容なハズなのに、表面的には軽くて、まったく深刻に見えないところが素晴らしい。その上、どことなく、美少女ゲーム風味だし。いやぁ、凄く好きです、こういうの。……惜しむらくは、主人公が、恋人べた惚れってとこでしょうか。む〜、九堂先輩ルートとかはないのでしょうか。<って、ゲームじゃありません
とりあえず、美味しいキャラ勢ぞろいな中で、いちばんは、やはり九堂先輩なわけだけど、ちと、過去ネタが痛そうでいやん。出来れば、せつない藍と感動のお話を。
参考:既刊の感想 → 放課後退魔録
すげ〜〜。高校生を中心とした戦争モノなのだけど、すげ〜。帯にある“選ばれし高校生556名の凄惨な闘いが始まる”というそのままに、いや、もう、アイラも、氷香も、めちゃ可愛いだけに、もう、くらくらくる三角関係。このあざとくて、凶悪な萌え的なシチュエーションとか、もうもう、素晴らしいにょ〜〜。
世界設定も、その気になれば一瞬で人類を滅ぼす能力のある異星人が、一方的にルールを設定してくれたおかげで、なんとか戦いになってる人類の絶滅を賭けた戦争、という けっこう絶望的に良い感じのモノでグッド。設定と、卑怯なぐらいあざとい登場人物たちの勝利なのだけど、ほんと凄いのよ〜〜。
第6回スニーカー大賞金賞受賞の新人作品。銀河を二分する戦争の最中、戦争中には場違いな楽園のような惑星で暮らす、二人の元兵士と一人の少女のお話。はじめは、ただ、少女を可愛く書こうとしてるだけの話かと思ったのだけど、ラストがせつなくて、泣きそうになりました。……ほんとに、良い話です。
ただ、雰囲気良く、せつなくて良い感じのお話なのだけど、コレといった なにか強力なモノがないのが、残念かも。そういう、淡々としたテイストがいい、という話もあるけど。
主人公の出てこない第四章は、それなりにおもしろかったけど、基本的にはつまらない予感。……『星界の紋章』の作者ということで買ってみたのだけど、『星界の紋章』は、やはり世界観と設定の勝利だったと言うことか。キャラも魅力不足だし、もう、次は買わない予定。
作者が、確信犯的に、好き放題やってるシリーズの第3巻。ストナー・サンシャインという必殺技名もどうかと思うけど、水瓶座な人の必殺技が、そのまんまなのは、さすがにマズイだろ〜。<まあ、星座な人が、クロスを着て戦ってる時点で、もはや、どーしようもないんだけど。
そういうわけで、4巻で完結ということで、ラスボス戦前に、敵の戦士たちと対決しまくりな話。ストーリーも佳境で、本来、いちばん話が盛り上がって、おもしろいトコなハズなのだけど、……こういうイロモノ系の話だと、ストーリーが盛り上がるほど、つまらなくなってくるのは、仕方ないかしらん。この作者さん、戦闘シーンの描写がいまいち、というのもあるかもしれないけど(^^;。
それにしても、味方が12星座で星矢ネタなのは、わかりやすいのだけど、敵は太陽系惑星なのに、なんで、せらむんネタなが出てこないのか、不思議でしょうがないのですが。<をい
参考:既刊の感想 → ルーンウルフは逃がさない!
あとがきには違うと書かれているけど、科学技術崩壊後のファンタジー。他シリーズとあわせると、スペオペの一部、と言われても、これだけ読むと、さすがにそうは思えません。……それにしても、予定どおり、3巻で完了するとは。こゆのは膨らんでしまい、予定どおりには終わらないものかと思っていたのに(笑)。
で、作者の予定どおりに終わった割には、いまひとつ、物足りないというか。ラストは舞台が 2つに別れてしまい、主人公に関係なく展開したり、どうにも展開が唐突風味だったり、そのせいで、ストーリーに深みがなく、盛り上がりにかけるたりするのが、にんとも。1、2巻と読んで、ラストに期待してたのになー。
参考:既刊の感想 → セルス騒乱記
大傑作っ!! 意識、無意識に、相手を想う幼なじみな 2人のストーリーなのだけど、相手の微妙な変化に戸惑ったり、意識したり、想いを伝える勇気が持てずに悩んだり、幼なじみ系恋愛モノとして、もう、極上っ!! さらに、そこにエッセンスを加える 三角関係の一端を担うばにぃちゃんの設定が、もう、たまらない。くぅ〜、イカス〜〜。
まあ、文章やその他もろもろは、とてもプロとは思えない、素人レベルなアレでソレなのですが、あたし的には、最高傑作を連呼しちゃうぞっ、ってぐらい素敵な内容。とても、かなりバカらしい眼鏡っ娘ヒロインなロボットものとは思えない満足ぶりだよ〜〜。
この巻で最終巻だったのですが、最後も綺麗でぐぅ。ほんと、よかったにょ〜〜。
参考:既刊の感想 → 機巧天使サンダルフォン