相変わらず、おもしろい〜〜。と、逆に、それ以外の感想がないのですけど(^^;。それはともかく、付いてきた スペシャル・トレカ は、ファウストでした、悲しい…。
ちゃん様に、爆笑(^^;。
opt.シリーズの最終巻。本編がクライマックスに向かうこのタイミングで、まだ描かれてない過去の出来事を描いて、上手くまとめた巻を出すのは、なかなかナイスなのではないでしょうか。……きちんと本編が出るのか?ってのが、かなり疑問ではあるけど。
シリーズ最終巻。……結局、舞台が月に移ってから、つまらない&盛り上がらないまま、終わってしまったような予感。ラストも、いまいち感動しなかったしなー。
あたしの好きな小説家の一人、新木伸の新シリーズなのですが、……構成が下手で、ネタはハズしまくり。つまらないというか、あまりに酷い駄作 なんですが。
あとがきを読むと、お約束なネタを詰め込みまくるというコンセプトらしいのですが、ファミ通文庫は、ただでさえ、そんな風な作品が結構多いのに、そのお約束のネタがハズしまくってる上、ストーリー構成も、ありがち&お約束だからこそ、下手さ加減が目立って仕方ないという、かなり酷い結果に。……怖いことに1巻と書いてあるのだけど、続刊、出るのか? 出たら、買うのか? う〜ん。
基本的にはおもしろいのだけど、『大追跡(上)』の前半は、ちょっと(^^;。や、獣に変身する人間に差別意識を持つ、と、ただそれだけを提示されてるうちは、すごくわかりやすかったのだけど、その社会背景やらを長々と説明されても、つまらないだけ。しかも、その設定が、隙だらけで無理があるのでは、むしろ説得力を失って、単に稚拙さ漂う世界観になってしまって、にんとも。
それはともかく、まっすぐな性格の貴族な少女が、獣人と旅をしつつ騒動に巻き込まれるファンタジー。主人公をはじめ、まわりの登場人物の性格が、すごく気持ち良いのがグッド。十分おもしろいのだけど、ただ、他の茅田砂胡作品と比べると、やっぱし、世界背景が稚拙に見えてしまうのがなぁ。
気象衛星の故障と世界大戦の結果、滅亡の迫る世界。そんな中、空に浮かぶ大戦前の研究施設が発見され、その調査を請け負ったお人好しな便利屋ヘイズ。……震えが来るようなストーリー展開。前巻もめちゃくちゃたまらなく好みだったけど、やはり、最高傑作っ!!
まあ、多少、展開に無理はあったり、道具立てが上手く使えてなかったり、さらに主人公の心情が、作者のそれと分離できてない感があったりと、粗も多いのは否定しないけれど、小説のおもしろさって、そういう部分ではないよね。最高傑作というよりも、ただひたすら好きな小説、という方がしっくり来る気もするけど、いや、とにかくおもしろいよ〜。
前作の登場人物は一人も出てこないのだけど、作品の雰囲気はそのまま。むしろ今回は、閉鎖空間で登場人物も少なく抑えいて、より卑怯になってる感じ。絶望的な世界の中で、ひたすら相手を想う登場人物の姿は、やっぱいいわ〜。
あとがきによると、次回も舞台が変わるのかぁ。……はじめから、かなり長編狙いな組み立て。一応、新人なのだけど、大丈夫なのか?<いや、あたし的には、すごく好きな作品なので、良いのだけど。
参考:既刊の感想 → ウィザーズ・ブレイン
電撃ゲーム小説大賞で選外だった新人さんの作品。……順当に選外レベル(^^;。<まあ、そんなにつまらないわけではない、というか、入選作のレベルが高すぎ、というのも為念
植物が技術の根幹をなす世界での、プラントハンター リィンを中心とした 5本のオムニバス。ちょっと教訓めいていて、ちょっと良い話系のお話なのだけど、ただそれだけで終わっちゃってるので、全体に、印象が弱くて、魅力に欠ける予感。もっと、山場を作るとか、毒や皮肉を込めるなりしないとダメだよなぁ。
かわいい若手サラリーマンになつかれてしまった、好奇心旺盛な OL なストーリー。いつもの加納朋子作品と同様、身の回りのちょっとしたミステリーなのだけど、この作品は、ちと、いつもより、微妙にスケールが大きい予感。いや、ほとんど、警察沙汰なレベルだし。
この作品、いつもよりも、主人公の二人のバランスが良いように思えるので、あたし的には、今まで読んだ加納朋子作品の中では、一番好きなレベルかも。ただ、最終話が、ちと物足りないのー。続編とか出ないのか、続編とか。<最終話がいまいち、というより、むしろ、全体を通したシリーズ構成的な部分が、いまいちなんだよね。
ファンタジア大賞 準入選な新人作品。おもしろい〜〜っ!!
「炎術師」の名門神凪家の嫡子であったにもかかわらず、素質がないため追放された主人公が、4年ぶりに帰国した日本で、その神凪家の存続を揺るがす事件に、巻き込まれるという話。基本的には、次々現れる敵を倒していく話なのだけど、リズムが良くて、凄くおもしろいねぇ〜。
まあ、ただ、新人さんと言うこともあるけど、技量の方は、かなりアレ(^^;。キャラがきちんと描けてなかったり、特に、大人はぜんぜんダメだし、心情描写もかなり下手。構成的にも、コレ 1冊だけなら、まだ粗が見えにくいけど、シリーズ化したら、いろいろとキツイよなぁ。あ、でも、シリーズ化は、激しく希望。……って、あそこまで強い敵を倒したら、次々と敵を倒していくような内容の話で、いったいどうするんだ?というのは思うけど。
稀覯本『三月は深き紅の淵を』を中心とする 4本の連作短編。
2章はそこそこおもしろかったけど、他はいまいち。巧いとは思うけど、それだけな予感。……って、これ、昔懐かしい雰囲気で、30代とか、あたしより微妙に上な年齢層向けな気が。そもそも、全編を通して、作者自身が表に出てる作品で、そういうのって、ある程度、作者と同世代とか、価値観が等しい人でないと、楽しめないのではないかと。1章読んで、「本好きなら、読子@R.O.D の方が、親近感あるよな」とか思っては、もう終わってマス(^^;。
[TVA]『レイズナー』ですかー。<『雪風』の方が先です(^^;
なんというか、スカルガンナーの脅威で、「V-MAX発動っ!!」で、「ワガナハフォロン」てな感じです。でも、アンナ=ステファニー14歳が出てこない時点で、ダメです、ダメダメです。いや、むしろストーリー的には、「私を買ってください」イベントが出てこないとダメな気もしますが。<って、それは、[TVA]『オーガス』(^^;
そういうわけで、謎の異星体と戦う、戦闘機と戦闘機乗りの話。評判に違わず、おもしろい〜〜。<って、↑で、『レイズナー』とか『オーガス』の名前が出てくる時点で、かなりお気に入りなのは自明。いや、女の子風味な部分がぜんぜんないのだけど、だからこそ、硬派でカッコ良いのよ〜〜。あと、20年近く前の作品なのだけど、ぜんぜん古さを感じさせないのも、ぐぅ。いや、おもしろい〜〜。