いや〜、おもしろい〜〜。やっぱり、河原和音の書く内容としては、多少違和感があるし、[雑誌]『別マ』連載というのも、同様にちと違和感を持つのだけど、でも、これはこれでありかなぁ。コメディ主体でジェットコースター的な展開。
そゆわけで、恋愛ド素人の晴菜と恋愛の達人?ヨウのラブコメディ。特に、2巻後半はベタで良いっ!! や、そう考えると、前半も、もちっとベタに走ってくれたら良かったのに。麻美の扱いとか、もったいないよなぁ〜〜。……しかし、やっぱり、長期連載には向かない内容だと思うのだけど、いつまで続くんだ(^^;。
参考:
既刊の感想 → 高校デビュー
素晴らしいっ!! 素晴らしすぎるっ!! めちゃくちゃおもしろいっ!! もうもう、これ以上なく盛りあがっていますっ!! 強力すぎる敵にカリエ大ピンチっ!! しかし、集結しつつある、今までストーリーを支えてきた仲間たちっ!! ミュカ万歳っ!! 熱いっス!! 熱すぎるっス!! うきょ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!
もぉ〜〜〜〜、次巻が楽しみっ!! ほんとに次巻で纏まるのか?! とにかく、次巻は、11月だぁーーーーーーっ!!
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既刊の感想 → 流血女神伝
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第1巻の『涼宮ハルヒの憂鬱』に匹敵するぐらい、めちゃ面白かった〜〜。や、やっぱ、長門ですよっ!! ラブですよ、ラブっ!! って、それにしても、長門のイラストが眼鏡をかけてないのは、私に対するあてつけですか? うきぃぃぃーーーーーっっっ!!
そゆわけで、クリスマスを前に、「涼宮ハルヒ? それ誰?」って、話。特に、前半から中盤は、テンポも良く、キャラも良く描けてて、非常におもしろいっ!! 小ネタの使い方も非常に上手いっ!! ……それにしても、こういう〆方をするということは、そろそろシリーズも終了なんでしょうか? というか、次巻以降、どうするんだろ。
参考:
既刊の感想 → 涼宮ハルヒ
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久々の『オーラバ』。や、ここ数年の若木は、どことなく今風に迎合した風で、どーにも「いまいち」なんだけど、『オーラバ』は、なかなか堅調。おもしろい〜〜〜。……ただ、十九郎のあそこら辺は、もちっとページ数を割いて、もっと盛り上げるべきじゃなかったのかしらん?<今までに十分描いてたという説もあるんだけど、いや、前巻出てから、かなり空いてるしねぇ(^^;
そゆわけで、シリーズ第二部も終盤、幻将との戦いへの序章!! そんなこんなで、待て、次巻っ!! ……続きは、せめて内容を忘れないうちに出してくれることを希望(^^;。
参考:
既刊の感想 → ハイスクール・オーラバスター
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永山さん
駄作。『LAST KISS』の姉妹作という以外に価値なし。「萌え」を極めた佐藤ケイにもかかわらず、妹ネタの完成度は低く、さらに薄い。とりわけギャグが主体なんだから、もっともっと濃く鋭くなければ、つまらないだけだと思うんだけど。……佐藤ケイって、感動系のエッセンスが弱いギャグだけの話は、いまいち下手なんだよなぁ。
そゆわけで、妹でロボットなもえみちゃんが世界を救う話。バカでくだらなくておもしろい内容を期待していたのだけど、バカでくだらなくてつまらないだけだった(T-T)。所々、思わず顔がにやける部分もあるのだけど、総じて、ネタの出来は低調。巻末の おかゆまさき の解説も今一つ。駄作。
おいっ!! まさにこれから、この4巻から、フェリオを巡る、ラブラブ恋の争奪戦になるんじゃなかったのかぁぁ〜〜〜。……そんな展開、聞いてないよ(号泣)。
そゆわけで、第四王子のフェリオと、司祭のウルク、来訪者のリセリナが、多分、ラブラブ三角関係、ぜひともそうなれっ!! というシリーズの第4巻。や、正直、思ったよりも、ストーリーの進捗が かなり速い。ストーリー展開を楽しむ分には十分に面白いんだけど、その分、心情描写を中心としたキャラの描き込みが甘いのが難点かしらん。あのキャラやそのキャラは、もちっと、アレするかと思ったんだけど、ちとアレで、もったいないよなー。……それにしても、面白いんだけど、どんどん好みから離れていくようなそんな予感が(T-T)。
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既刊の感想 → 空ノ鐘の響く惑星で
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怒涛の展開で、読んでて非常に面白いんだけど、でもでも、『9S』の面白さは、闘真と由宇の天然ボケカップルぶりだったり、麻耶のお兄ちゃん好き好き光線だったりするんじゃないのカー。あとあと、せっかくの由宇と麻耶の直接対話も、それこそが今回の見どころだったわけだけど、だからこそ、もっともっと増量して欲しかったナリよ〜〜。
って、ラストは、もちっと麻耶を麻耶をぉぉ〜〜〜。うきーーーーーーーーっ!!
そゆわけで、「狂気の天才」峰島勇次郎の遺産と世界を牛耳る真目家の秘密を巡るシリーズ第4巻。怒涛の展開と適度に奇想天外、それでいて、伏線等はきちんと配置されていて、なかなか読ませる内容。ちと展開がくどい感じもあるんだけど(^^;。シリーズもターニングポイントを迎えて、このテンションで、このまま突っ走って欲しいところですにゃ。
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既刊の感想 → 9S
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うーーん、小川一水は元々人間ドラマはダメなんだけど、それにしても、セイオとスミルの描写には、非常にがっくり。いくらなんでも、おざなりすぎると思うんですけど〜〜。
そゆわけで、大地震からの復興を描いたシリーズ第2弾。ストーリーはほんとにすげー面白い。ただまあ、小川一水らしく、やっぱり人間ドラマはいまいちで、シミュレーションとしては底が浅い感じ。あと、震災の原因やそのストーリー上の位置付けも、説得力が弱く単純だったので、ちとがっくり。……って、感想を書いてると、なんだか不満だらけになってしまう感じだけど、基本的には、非常に面白かったり。とにかくはやく、続きが読みたい〜〜。
参考:
既刊の感想 → 復活の地
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がふっ、萌えが足りてません(T-T)。や、萌え小説であるならば、護の戦いはどうでも良くて、もっと、絢子さんを描きやがれ、コンチクショーーーーっ!! あと、エメレンツィアの役回りも、それじゃもったいないだろーーーーっ!! ……ついでに、恋愛モノとして見た場合、護の目標と結末は、ストーリーの組み立てとして根本的に間違っていると思うんですけどぉ〜〜。
あぁ、そういえば、今回は、逸美はなかなか良かったですな。
そゆわけで、護と絢子さんのバカップルを描いたシリーズ第4弾。今回は、「プロイセンの魔王」ヨハンが、絢子さんを求めてドイツからやってくる、という内容。ラブコメでは定番の「恋のライバル」の出現という話なのだけど、ただ、ラブコメの文法というより、むしろ、格闘漫画の強敵出現、という感じ。とにかく今回はターニングポイント的な内容だと思うんだけど、次回からどーするつもりなんだろ。
参考:
既刊の感想 → 護くんに女神の祝福を!
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あずみん、
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けんじょさん
片想いな内気少女が、殺人事件に巻き込まれて、恋する先輩と、うひゃ〜〜〜〜〜〜〜〜。もうもう、こういう話、めちゃくちゃ好きなんだよ〜〜〜〜。加えて、クライマックスの先輩がめちゃカッコイイーーーーっ!! 素晴らしいぞ、三雲岳斗、久々の大ヒットだっ!!
ただ、クオリティ的にはいまひとつ。意外性に欠けるわりに、定番的な面白さもなくて、ちと方向性に欠けるシナリオになってしまっている予感。まあ、好きだし、これはこれでいいか。<をい あ、ただ、『レベリオン』のキャラを出すのやめれ。出すなら、せめてもうちょっと美味しい使い方をすべきだと思うんですけど〜。
はう〜、いまいち〜〜。佐和山もどこかに行っちゃってるし〜〜。や、恋愛モノとしては、もうひとつ盛り上がりきれてないし、ストーリー的にはちょっと粗が目立つ感じ。もっと、べたべたでシンプルな内容で良いと思うんですけど〜〜。
そもそも、志村一矢は、オーソドックスでありきたりなシナリオでこそ真価を発揮するのであって、このシリーズみたいに、微妙に展開に工夫が必要な作品は、難しいんじゃないかなー。作者の作風やテンションに、ちょっと、シナリオが追いついてない感じ。志村一矢の作風には、シナリオや設定上の工夫は、むしろ邪魔だと思うんですけど(^^;。『月花』の続編ということで、設定的に、無理が多くなっちゃってるのも、マイナスだよなー。
参考:
既刊の感想 → 麒麟は一途に恋をする
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INNさん、
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うわぁ〜、泣いたっ!! 号泣っ!! 最高傑作級っ!! 今、出てる作品の中で、もっとも私の理想に近い作品。とても好きっ!! めちゃくちゃ好きっ!! 収録作の中で、特に、「スイカと星の種。I wanna be your Starlet」が、もう、最高っ!!
そゆわけで、「白い死神の哀しくてやさしい物語」の第5巻。往年の少女小説的で詩的な芸風で、とにかく好み。特にここ数巻は、自覚的に作品のクオリティが向上しているので、とても素晴らしい。まあ、「一文一文、もっと気を配るべき」とか「キャラの書き分けが下手」とか、まだまだ向上の余地はあるのだけど、そこも含めて、将来がめちゃくちゃ楽しみなシリーズ。ぜひとも、今の形のまま、シリーズを続けてもらいたい。
参考:
既刊の感想 → しにがみのバラッド。
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永山さん、
ひささん
ごめんなさい。ラストはともかく、こういう話、嫌い。
特に、第三話がいただけない。それなりに、暗い設定なのに、きちんと、真摯に、人間の暗黒面が描けてない話って、嫌い。人の気持ちや生命が軽すぎます。第二話みたいに、単純に軽いノリだけのラブコメだったら良かったんだけどなー。や、暗い設定さえなければ、エルウィングをはじめ、キャラは美味しいんだけどなー。
そゆわけで、姉エルウィング、弟セドリック+少女アンブローシアの三人が、ラブコメしつつ、奪われた「銃姫」という武器を追い求める話。表面的には軽いラブコメながらも、三人とも暗い過去と背景を持っています?という内容。やっぱ、暗い部分を書くつもりなら、そゆふうにきちんと人間が描けてないとダメだと思うんだけどなー。
80年代風?女子大生の一人称な小説。文体や雰囲気は非常に好みなんだけど、やっぱり、恋愛分が足りない〜〜〜(T-T)。あんどーさんはどうしたっ、あんどーさんはっ!! <って、いや、あの話は、恋愛未満のお話としては、非常に綺麗で繊細で、実に良くできた傑作であり、傑作なのであったっ!! 素晴らしいっ!!
そゆわけで、「円紫さんと私」シリーズの2冊目。このシリーズ、恋愛分は少ないんだけど、心情描写については、すごく繊細で出来が良い。一応、ミステリってことになっているにもかかわらず!! やっぱりこうなると、恋愛分が少ないのが、非常に残念だ。あと残念といえば、非常に文系的な作品なので、私的に知識も足りなければ、感覚的にも、ちょっと違和感があるのも、ちと残念。まあ、前者に関しては、もともと私、教養的な知識に欠けるので仕方ないんだけど。
参考:
既刊の感想 → 「円紫さんと私」シリーズ
う〜〜ん、悪くはないんだけど、今回、軸になるストーリーがいまひとつ盛りあがらなかったのと、ネタが全体に低調だったのとで、ちょっと物足りない。や、恋愛方面は悪くはないんだけど、ただ物語に対する比率が低くて、もうちょっと話の中心に添えてくれても良いと思うんだけどなー。
そゆわけで、ネコ耳宇宙人の第4巻。あの三角関係とその向う方向性がなかなか楽しいっ。真奈美も、もうちょっと参戦しないものか(^^;。ただやっぱり、恋愛要素の比率が下がると、いまいち面白くないなー。というのも、猫vs犬は、もう一捻りも二捻りもないと、ちと面白くない。裏は見せてるけど、今のままだと、ちょっと辛いんじゃないかなー。
参考:
既刊の感想 → あそびにいくヨ!
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あずみん、
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高森さん、
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ふと、[TVA]『とんがり帽子のメモル』の放送から、すでに20年も経っていることに気づき、愕然としたり。や、もしかして、この作品をを読んでも、『メモル』を思い浮かべない人の方が、もはや、多いんでしょうか(^^;。<まあ、必ずしも『メモル』を真似てるわけじゃないんだろうけど、でも、とんがり帽子をかぶっている小人が、鳥にのって飛んできたりしますよっ!!
そゆわけで、小人の里を追い出されたパウエルを巡るお話。とりあえず、妹キャラな小百合が素晴らしいーーーっ!!<をい や、基本的には、ちょっとコミカルでハートフル系な内容。読後感はなかなか良いものがあるのだけど、前半は、正直、ちと退屈でした(^^;。まあ、新人さんとしては、かなり良い出来だと思う。私的には、もうちょっと、個性的な作風な方が好みなんだけど。
参考:
感想メモリンク →
adramineさん、
永山さん、
高森さん、
睦月さん
うわぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
や、素晴らしいっ、素晴らしすぎますっ!! 最高傑作っっっ!! うわぁ〜〜。
そゆわけで、とりあえず、眼鏡の生徒会長は、藤沢さんというらしいゾっ!!
「円紫さんと私」シリーズの三冊目。シリーズ初の長編であり、殺人事件っ!! 謎のメッセージっ!! という感じの非常に良く出来たミステリー。過去二作と同様、心情描写の巧さと演出は出来が良く、それに加えて、ミステリとしてもほんとに面白かった。散りばめられた伏線と演出、計算しつくされた演出によるラストの感動と読後感の良さは、技術的にとにかく凄い。物語として感動できるのも当然として、ぞっとするぐらい巧いよ、コレ。ほんとに素晴らしい〜〜。
参考:
既刊の感想 → 「円紫さんと私」シリーズ