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好きなら、言っちゃえ!! 告白しちゃえ!! −群青の空を越えて



[WIN] 群青の空を越えて /light

1st、バッドエンド

うわー、趣味に走って好き勝手やってるなー。でも、作っていて楽しいだろうことはわかるんだけど、設定やその描き方は、やっぱり、かなり微妙(^^;。「日本で内戦。しかも味方側は学生主体」って時点でそもそも無理があるのに、円経済圏構想とか世界情勢を中途半端に描いても余計うさん臭くなるだけだと思うんだけどなー。や、設定やその説明的な部分はやけに無駄が多く、もっと主人公たちの描写に注力すべきなんじゃないかと。……とか思っていたら、あっ、学園祭終了後に、いきなり唐突に、バッドエンド(苦笑)。

2nd、加奈子ちゃん

なるほど、学園祭辺りでルート分岐、どのルートにも乗れないとバッドエンドなのね。

と、うくぅ、やっぱ、次々と仲間が死んでいく戦争モノって、あざとすぎるよなぁ。しかも、無意味な戦争であることを演出した上で。……泣ける(号泣)。うわ〜、もうなんというかこの世界には、せつないほどバカしかいねぇ(T-T)。

ううううぅう〜〜〜〜〜〜〜〜〜、いや、やっぱり、設定や展開やストーリー構成は突っ込みどころ満載なんだけど、……とにかく、とにかくっ、心が震える。凄いわ、素晴らしい。はうぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜。

[ 2005.10.10 ]


[WIN] 群青の空を越えて /light

3rd、美樹

あはははっ、どうにも、冬子@僕夏を思い出すなぁん。

と、小隊長殿は良いことを言いますなぁ〜。って、なんだか告白の嵐だし(^^;。……う〜ん、シナリオの都合があったり、もともとそういう部分も描きたかったんだろなとは思うのだけど、ただやっぱり政治的な部分は、この登場人物たちの視点からでは、中途半端で見せ方として悪いと思うんですけどぉ〜。もっと登場人物のドラマに注力すべきだったのではないかと、ひしひしと。

と、そんな感じで美樹エンド。ラストはかっこよく悪くはなかったんだけど、ただ、先に加奈子ルートのラスト展開を見ていると、どうしても物足りない印象が(^^;。

[ 2005.10.16 ]


[WIN] 群青の空を越えて /light

4th、若菜

うわーうわーうわーうわーうわー、素晴らしい恋愛モノだっ。うわー。
って、なんだか、意味もなくぐだぐだになってるよ〜。

くぅ〜、ラブラブだ、羨ましいくらいラブラブカップルと化してるよ〜〜。

おおぅ、そういう展開か、筑波が指揮をとるのか、素晴らしいーーー。やっぱり、やるならきちんと戦局を動かせる側を描かなきゃいかんよな。っていうか、ほんとに学生主体で戦争してるよ。図書委員会ってなんだー(爆笑)。

そんなこんなで、若菜エンド。……ダメダメ(T-T)。や、若菜は管制官を生して残酷な選択に迫られる役どころになるかと思ったんだけどなー。仲間の死を始めとしていろいろな展開や設定がほとんど有効に使えてないし描ききれてない。がっくしだー。

[ 2005.10.23 ]


[WIN] 群青の空を越えて /light

5th、夕紀

圭子登場。有夏@僕夏 の眼鏡っ娘バージョンですかー。っていうか、とてもステキな趣味だ(爆笑)。だはははは、どういう噂が蔓延してますかぁーーー。めちゃくちゃ面白い。このままコミカル希望ぉ〜。<をい(^^;

というわけで、夕紀エンド。綺麗だけど、中途半端なラストだ。<というか、圭子ルートに乗ってると思ってたので、エンディングが流れた時にはびっくりした。

6th、圭子

やり直して、圭子エンド。えっと、このルート、中身もないし要らないんじゃ(^^;。

[ 2005.10.24 ]


[WIN] 群青の空を越えて /light

7th、GRAND ROUTE

あははは、これだっこれが見たかった。やっぱし、学生が指揮命令までやらないとなぁ〜。って、あんましそこら辺までは描かれないか(^^;。それ以前に、めちゃくちゃ説明不足なんですけど〜〜。……そんなこんなで、最後の社の演説はいまいちかなぁ、という感じで終了。

総評

おもしろい、めちゃくちゃおもしろかった。でも、おもしろいけど、突っ込みどころ満載(苦笑)。いや、GRAND ROUTEまでプレイすると、設定はきちんと作りこんであるのがわかって、「突っ込みどころ満載」と言っても、設定の問題と言うより、構成的&演出的な問題が主ということなんだけど、まあ、やりたいことを無理やり美少女ゲームの枠に押し込めたような作りなので、いろいろと破綻している部分が散見されるのは仕方ないのかなー。

そんな中でも、特に、ウソのつき方が下手すぎるというのは、ちと気になるかしらん。や、この作品が舞台としてる世界って、単なる近未来ではなくて、古代の日本統一が遅れて現代でも関東と関西で民族的に差異のあるパラレルワールドということだと思うんだけど、その説明が作中にまったくないのは、さすがに問題あるだろー。あと、設定はやけにきちんと作りこんであるのだけど、それを読者に提示する順序や見せ方にほとんど気を配られてない予感なのも、にんとも。設定に比べてストーリーはおなざり、つまり設定勝負という内容だろうに、そこら辺、もちっとなんとかして欲しかったところだなー。

いやまあ、そもそも、このゲームのおもしろさって、そういう適度に作りこまれた設定と隙があって想像の余地のあるストーリーという部分な予感もするのだけどね。

[ 2005.10.27 ]

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